某月某日 “安易に質を落とすとコワイですよ・・・” の巻き
ランチって、だれでもお気に入りの店が数軒あって、一ヶ月単位でみれば、同じ店に2回
以上は足を運ぶってスタイルが多いよね。ま、馴染みというか、値段や内容が安心できる
という理由もあるけれど、やっぱり、自分にとって美味しいかどうか、が、最大の訪問理
由になってるみたい。ワタシでも、寿司なら(もち回転寿司ネ)ココとアソコ。うどん(も
ち今人気のセルフうどんネ)ココ。パスタならココかアソコ。お好み焼きならココって具
合ね。いついっても同じ味で同じ質を期待するわけ。
で、いつも行くお好み焼き店も、キャベツたっぷりで、つなぎが少ないサクサク感が、と
ても気に入ってるのです。ホント美味しいし、お腹にもたれない。ヘルシー感もあるしね。
ただチェーン店なので、何度行っても、個人店と違ってお馴染みさん的なホットな対応は
期待できないのは仕方がないわ。もうほかのお好み焼き店には行けない、という感じだっ
たの。それがね、先日その店に行ったときのお好み焼きが、妙に粉っぽい、というか、つ
なぎが多いというか、とにかくいつもと食感がかなり違ってたの。ははん、って思ったの
は、キャベツが値上がりしたからか、または景気が悪く客足が落ちた(確かに少し減った
感じ)からか、コスト削減のために分量を変えたのかもしれないなって。またはただ単に
分量を間違えただけかもしれない。いずれにしても、確実に不味くなったので、これは客
の信頼を裏切った、ってことになるわけ。大げさでもなく、それほど、飲食店の味の安定
というのは厳しく必要なことなのですよん。
しばらくはその店には行かないことにしたの。だって他に店は一杯あるものね。簡単にレ
シピをいじくったら、あとでコワイよん。客はちゃんと気づいているの。人気が衰えず
何十年もお客さんの支持をあつめている店は、“変わらない味”が根幹です。勿論質がアッ
プするのは歓迎だけれど、安定して美味しければそれで充分。小細工が大きな損に結びつ
く可能性もあるよ。気をつけてネ。
2013年3月3日 ・・・続く。