【その83】某月某日  ”安易に質を落とすとコワイですよ・・・ “ の巻き

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某月某日  “安易に質を落とすとコワイですよ・・・” の巻き

 

ランチって、だれでもお気に入りの店が数軒あって、一ヶ月単位でみれば、同じ店に2回

以上は足を運ぶってスタイルが多いよね。ま、馴染みというか、値段や内容が安心できる

という理由もあるけれど、やっぱり、自分にとって美味しいかどうか、が、最大の訪問理

由になってるみたい。ワタシでも、寿司なら(もち回転寿司ネ)ココとアソコ。うどん(も

ち今人気のセルフうどんネ)ココ。パスタならココかアソコ。お好み焼きならココって具

合ね。いついっても同じ味で同じ質を期待するわけ。

 

で、いつも行くお好み焼き店も、キャベツたっぷりで、つなぎが少ないサクサク感が、と

ても気に入ってるのです。ホント美味しいし、お腹にもたれない。ヘルシー感もあるしね。

ただチェーン店なので、何度行っても、個人店と違ってお馴染みさん的なホットな対応は

期待できないのは仕方がないわ。もうほかのお好み焼き店には行けない、という感じだっ

たの。それがね、先日その店に行ったときのお好み焼きが、妙に粉っぽい、というか、つ

なぎが多いというか、とにかくいつもと食感がかなり違ってたの。ははん、って思ったの

は、キャベツが値上がりしたからか、または景気が悪く客足が落ちた(確かに少し減った

感じ)からか、コスト削減のために分量を変えたのかもしれないなって。またはただ単に

分量を間違えただけかもしれない。いずれにしても、確実に不味くなったので、これは客

の信頼を裏切った、ってことになるわけ。大げさでもなく、それほど、飲食店の味の安定

というのは厳しく必要なことなのですよん。

 

しばらくはその店には行かないことにしたの。だって他に店は一杯あるものね。簡単にレ

シピをいじくったら、あとでコワイよん。客はちゃんと気づいているの。人気が衰えず

何十年もお客さんの支持をあつめている店は、“変わらない味”が根幹です。勿論質がアッ

プするのは歓迎だけれど、安定して美味しければそれで充分。小細工が大きな損に結びつ

く可能性もあるよ。気をつけてネ。

2013年3月3日    ・・・続く。

 

 

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