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食文化の豆知識185 食文化の現状164(様々な食生活)

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食文化の豆知識185 食文化の現状164(様々な食生活)

毎週購入する週刊誌に、色々なジャンルに属するゲストたちが自分の“一週間の食生活”を書き連ねる内容のコラムがあります。これがなかなかに面白い。友人でも知人でも、好みは知っているとしても、その人の一週間のこと細かい食生活など、知ることはありません。これを読めば、本当に人の食生活は千差万別であることが分かります。管理栄養士の方が、その内容をアドバイスを加えて採点するのですが、それがまた、的を射たもので興味深い。ま、人の食生活は完全に自由であるべきで、何を食べようが他人がどうのこうの言うことは無いのですが、たまに、“採点不能・お手上げ状態”、と宣言される食生活があって、笑ってしまいます。その対象はほとんどが若手芸能人で、自分の好きな物だけを好きな時間に好きな量を食べるという、すごい食生活。“もう好きなようにしてください。採点できません。体こわしますよ!“というわけです。若いうちだから可能な食生活、という気もします。掲載後、軌道修正したのか気になるところですが、読者にとっては、読んで楽しい内容なのです。

逆に、満点に近い食生活もあって、これはほとんどが年配者です。やはり長年の知恵というか、自分の体を知っていて、適量・適時・多種多彩な食生活を楽しんでいる方が多く、参考にもなります。先生絶賛の内容です。野菜や果物を多めに毎日摂取し、栄養のある蛋白源も適量摂取するという、お手本のような食生活を送っておられる方もいて、感心しきりです。たいていがお酒も少し嗜む程度。そう言えば、先の採点不能のゲストには、毎日毎晩明け方まで、へべれけになるまでお酒を飲んでいる、という方もいて、ほんまかいな、と思ってしまいました。記事が面白おかしくなるようにサービス精神があるのかもしれません。とにもかくにも、食はまさに、人が生きていくうえでの中枢部分をになっているのだと痛感します。勿論、好みはあっていい。でも基本を押さえることの大切さを、アドバイスは教えてくれます。これからもずっと続けてほしいコラム記事です。

食生活アドバイザー 間島万梨子

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【その181】某月某日 ”こだわりすぎてもねぇ・・・ ”の巻き

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某月某日  “こだわりすぎてもねぇ・・・”の巻き

今、何でもかんでも、“こだわり”が、金科玉条のように、奉られてるよね。奉られてはおりませんが、○○にこだわりのある店とか、○○にこだわってがんばってます、とか、良い意味にとられることが多いわ。飲食店でもやはり店主のこだわりが、店の個性を際立たせていることがあるので、それはそれでいいと思うのでありますが・・・。でもそこまで、こだわらんといて、というケースもあるのが面白い。先日訪問した、イタリアレストランなんだけど、丁寧で優しい味わいの料理群で、なかなかに美味しゅうございました。ところが!!!。はい、!を五つは付けたい、そこまでこだわらんといて、と、全員の意見が一致しましたわ。イタリアンでも和食店でも、“とりあえず最初の一杯は生ビール“という人も多いよね。そう、我々も同じく、まずは生ビール!となったのですが、出てきたのは、デンマーク産の生ビールで、飲んだことのない味わいでした。癖があるのよね。それもきつい香り。なんというか喉にすっと入っていかないフレーバーだった。人気のあるビールらしいけれど、“最初の一杯”にしては日本人には個性が強すぎるかな。その店には国産ビールがおいてないらしい!。何でも店主が、イタリアシチリアで修業した際、惚れこんだビールで、“こだわり”なのです。でもやはり生ビールなどという、万民が好む飲み物(多分)は、馴染のあるものをまずは置いておかなくてはね。それプラス、店主お薦めの外国のものがある、とかね。半分、残した人もいたわ。生ビールを残すなんてあり得ない!!ワタシは頂きましたよ。飲んだことない忘れられん味だったわ。二杯目にはいいかもね。

こだわり、ってとても大切なのは分かるけど、客に選択の余地を残しておくことも大切な手法よ。押しつけになったら、それは逆効果になるかも。個性が強くても本当に売りたいものがあるなら、ごく一般的なものを用意した上に、こだわりのものを上手に勧めることがテクニックかな。                           ・・・・続く。

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顧客満足の複雑さ161(生活シーンの変化)

      顧客満足の複雑さ161「生活シーンの変化」 

 コロナ禍は、人々の生活に少なからぬ変化をもたらしている。行動制限がかかると、交友関係においてはてきめんに会食機会は減るし、解除になっても以前のようなわけにもいかない。自分に照らし合わせても、総勢20名ほどが常に集った月例飲み会は、この2年間休会のままだし、年に一回参加していた同窓女子会も同様に休止状態で、どちらも再開の兆しはない。一方、2名から4名前後までの会食は、緊急事態宣言下を除けば、感染予防策を遵守しつつ、適時楽しませてもらっている。街に出れば予想外の人の多さにたじろぐことも多くなった。そろそろウィズコロナが定着しつつあるのかもしれないが、世界的なコロナ蔓延は、普通の日常生活がいとも簡単にくつがえされる現実を知らしめてくれた。しかし、それ以上に衝撃だったのは、ロシアによるウクライナへの侵略で、一般庶民が住む家屋が一方的に爆撃されるという信じがたい光景に震撼した人も多いだろう。この侵略はロシア次第ではウクライナ戦にとどまらず、他国への攻撃に飛び火しないとも限らない。狂気は、その行動に何とでも理屈を付けられるもので、それだからこそ、狂気なのだ。日本もこころして、備えなければならない時期にきているのではないだろうか。話し合いが通じるのは、ほぼ価値観を共有できる同レベル同士間でこそ可能であるということだ。 

さて今、食材などのお取り寄せが人気らしい。色々な媒体で魅力的な広告を見る機会が増えた。簡単には手が出ない価格付けの食材も多い。外に回るべき消費が自宅で楽しむ目的に費やされている。高級レストランも自宅用の料理宅配に参入することで売り上げを確保しているという。食材メーカーや原産元もターゲットを個人にシフトして、外食企業向けの売り上げ減少をカバーするのに躍起となっている。ただ、各既存メーカーが販売する冷凍食品の品揃えは、今のところあまり変化が無い。製造販売に時間がかかるとはいえ、そろそろ画期的な冷凍食品が登場してもよい。四国発・加ト吉の冷凍うどんの登場が驚きを持って受け入れられた時代を思い出す。生食をしのぐ食感と味の良さはまさに革命的だった。それ以来、冷凍うどん以上のヒット商品を待っているが、まだ無い。ピザやお好み焼、唐揚げetc種類は増えたものの、個人的感想では生食のレベルを超えてはいない。技術なのか素材なのか価格の問題なのか。いずれにしても冷凍食品は未来に向けてオールマイティ的要素を備える食材として繁栄するべきで、各メーカーに期待したい。

様々な生活シーンの発想転換をうながして、コロナ禍はどこに着地していくのだろう。そして世界はどう変化していくのだろう。歴史は繰り返してほしくは無い。

2022年5月1日  間島

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【その180】某月某日 ”賑わい戻る?・・・ ”の巻き

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某月某日  “にぎわい戻る?・・・”の巻き

長~いコロナ禍で、夜の会食機会はめっきり減ったけれど、日常使いのランチは、殆ど変わらないかな。ということで、ランチご提供店を順番に回っておりますわ。でも、飽きる。店が閉店する。もろもろで、新規開拓の必要ありなのよね。で、ありましたわ! 漁師さんが経営するお店で、もちろん魚がメインの居酒屋。ランチもやってるので、早速ご訪問。驚いたわ。表通りに面しているわけでもなく、フリの客が入ってくれる立地でもないのに、12時ですでに一階のテーブル席は予約客でほぼ満席状態。はい、予約しておりませんもので(って、都会の有名店でもないのに、田舎の居酒屋風店のランチで予約するかい?)有難く、二階の座敷席でいただくことに。長い足を四つに折りたたむのが大変だったけれど、美味しゅうございましたわん。その日に穫れた魚類を煮たり焼いたり、揚げたりして食べさせてくれるのね。あこうやがしらetc魚好きにはたまらん品揃え。価格は高級ではないのに、美味しい魚料理でしたわ。皆、知っとるのね。隅に置けないのね!って、お前が知らんかっただけやろ、状態でした。常に満席状態らしく「お昼はおひとりさま90分以内のご利用でお願いします」の張り紙が。大丈夫、そんな暇ではありません。45分で充分。でも楽しみが増えましたわ。

夜といえば、先週、久々に会食実行!ウイズコロナね。皆、自粛するの飽き飽きしていると見えて、その店も満席状態。勿論予約して訪問しましたわ。皆、楽しんでおられたようで、すごく活気のある店だったわ。やっぱ、賑わい、っていいよね。コロナ禍では、飲食店が狙い撃ちされたような感じだけれど、大勢で騒がなければ、まずは大丈夫だと思うわ。入店時、おでこぶつけて(あてて)熱も測ったし、おててをごしごしと殺菌消毒したし、足も洗ったし(洗いません)。ほんと、もうこうなったら、どの国もウイズコロナになるのかな。連敗阪神も、観客多いし。ウイズ連敗だね。がんばれ!!                              ・・・・続く。

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顧客満足の複雑さ160(介護サービスのレベル)

     顧客満足の複雑さ160「介護サービスのレベル」 

 同居する母が老齢になり、様々な介護サービスを受けるようになって久しい。おかげで介護度による保険適用上限額や、サービス内容の種類、自費負担内容に関しての基本的ラインは少々詳しくなったが、その知識が、いざ自分の時にどれだけ役に立つかといえば、疑問符がつく。果たして、現行のサービス体制が、団塊の世代の利用を迎えてもなお持続できるのか、多分誰も明確な答えは出せないと思う。すでに発足から何回ものサービス内容の変更が重ねられ、その都度利用者の負担は増している。将来どうなっていくのか分からない。それほど、介護サービスは綱渡りのシステムの元で運営されている。 

投入されている税金の多さもさることながら、この介護サービスは人的能力レベル如何で異なったものになるということの危うさを含んでいる。数多くの介護事業所があるが、経営者の理念や働く人たちの意識の違いが、その事業所のレベルに影響する。勿論、病院でも人の影響は大きく、それが肌に合うか合わないかで、快適度や信頼度は異なってくるが、医術を施すという点ではどこも一致している。しかし介護サービス事業所は病院ではない。老人ホームにも通じるが、あくまでサービスの提供なのであって、病気を治療する大目的は有する必要は無い。そこのところを勘違いしている事業所も少なからずあるところが、厄介なのだ。 

例をあげれば、食事内容の考え方にしても、利用者の好みに出来るだけ添ったものを提供する努力を見せているところがあるかと思えば、まるで病院食のように栄養と経費だけを重視しているところもある。娯楽提供も、おざなりなところと、利用者に楽しんでもらおうと熱心に励んでいるところがある。衛生管理も手抜きがみえみえのところと、徹底しているところの違いは大きい。雨後の筍のように増えていく介護サービス事業所だが、今後益々、レベル差は大きくなるだろう。当然に、顧客満足度の充実が集客に及ぼす影響は看過できなくなるはずだが、利用者の属性を考えると、利用者の満足の判断力が適切に及ぶのも難しい。となると、外部による定期的なチェックシステムが必要となる。行政が行うのか、依頼された専門会社が行うのか、いずれにしても、介護事業は、巨額の医療保険が投入されているのだ。そのレベル維持に関してのチェック機能が行政に強く求められる。

               2022年4月1日  間島

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【その179】某月某日 ”優雅にそばを楽しむ・・・ ”の巻き

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某月某日  “優雅にそばを楽しむ・・・”の巻き

世の中には、うどん派、そば派からなる政党派閥があるよね(ありません)。もとい。うどん好き、そば好き、もしくはどちらも好き、には分かれるみたい。どちらも嫌い、ってな人には、会ったことが無いので、多分少ないんだと思う。ワタシはどちらも好き。それぞれ美味しい。ただ、うどんは、チェーン店が多くて、味もいけるので、利用しやすいけれど、そばは個店が多い感じがするわ。勿論、専門店でなくても、そばのメニューがある和食店は多いので、そばを食べたければ、もっぱらそういう店を利用することになるんだけれど、本当に!美味しいそばを食べたければ、その店でそば粉から手打ちしているそば専門店かな。やはり味が違うと思う。でもなぜか、そば専門店はお値段も専門。つまりかなり高めなのよね。最近、そば専門店をみつけたので、早速行ってみたわ。十割蕎麦で味も良く、店の雰囲気も良く、ファンになっても良かったんだけれど、普段使いは無理かな、という値段設定でした。お昼時なのに、お客は誰もいなかった。おろしそばの盛りが、1400円。ざるそばに大根おろしがついてるやつね。他には、かもなんばが1750円。メニューはそれくらいしかなかったわ。ただのざるそばが、1100円だったかな。かもなんばを頂きましたが、非常に上品な量で、これは若い人には辛いだろうな、と思ったわ。そばにとことん、こだわってる感は、ひしひしと感じるけれど、あまりにこだわり感が強すぎて、お客の事情(財布とか、お腹の空き具合とか)は一切、無視されてる印象だった。おろしそば、も食べてみたいけれど、訪問する前に、うどんの一杯くらい食べてから行った方が、ゆっくりと味そのものを楽しめるかな。冗談ではなく、本当にそう思ったわ。つまり空き腹を抱えていく店ではない、ということでした。はい。ま、そんな店があってもいいと思う。頑張ってね。

             ・・・・続く。

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食文化の豆知識184 食文化の現状163(大量のプラゴミはどこから?)

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食文化の豆知識184 食文化の現状163(大量のプラゴミはどこから?) 

スーパーでまとめ買いをすると、その都度、大量のプラスティックゴミが出ます。ほとんどが商品の包装に使われているもので、これらプラスティックは勿論、無料ではないはずです。つまり商品価格にオンされている、と思うのが当然でしょう。日本では量り売りではなく個数売りのため、一定数の商品が包装されて店頭に並ぶことが多くなります。一個いくら、という販売方法もありますが、大体、3個や5個以上の個体がセロハンなどで包まれています。で、自宅では、それらを取り外す作業が必要です。新聞紙などで包んだ方が長持ちするからです。大量のゴミの出現です。大振りの蜜柑を買いましたが、ひとつひとつがクッション機能付きのプラスティックに包まれていました。大量のゴミ出現。ナスビもレタスも人参もトマトもプラ袋から取り出して、またまた大量のゴミ出現。売る方は、商品と一緒にゴミも売っているわけです。分別してゴミに出すのは各消費者の仕事? レジ袋有料化が、茶番に思えてきます。せっかく担当大臣が交代したのに、有料化中止の朗報は聞こえてきません。決まってしまったものは、変更しにくいと言うことでしょうか。何故、レジ袋を有料にしたのか、今もって分かりません。国民に対する啓蒙活動なのか、国際的関心の強いプラスティックゴミによる海域汚染への国としてのポーズなのか、本当に、真意が測りかねます。そのいずれもが的を射ていないからです。そもそも、レジ袋はほとんどがゴミ袋として再利用されていました。わざわざ海に持っていって捨てる確率はゼロに近いでしょう。国際的ポーズにしても、こんなちんけな方策が賞賛されるわけもない。本当に手を打つなら、国内で生産されるプラスティックをすべて環境保存タイプのものに強制的に変えさせてこその思いきりでしょう。とんでもない。スーパーの棚には従来通りのポリ袋が売られています。企業の過剰包装に対する指導も必要でしょう。それは出来ない?反発が恐いですか?

地域のプラスティックゴミの収集は週に一回。かなりの量が出ます。でもこのゴミは生ごみと同じく、焼却されるのです。なのでご近所では、生ごみと一緒に出しているお宅もあります。考えれば無理もないことです。わざわざ分ける必要も無いわけです。とにもかくにも、プラスティックゴミに関しては、より深い考察と善処が望まれます。

食生活アドバイザー 間島万梨子

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顧客満足の複雑さ159(フランス この不可解な国)

  顧客満足の複雑さ159「フランス、この不可解な国」

多分、フランスは、女性にとって憧れの対象として語られることが多い国のひとつだろうと思う。コロナ禍以前は、パリ首都圏には世界から年間5000万人以上もの観光客が押し寄せていた。文化芸術の都として燦然と輝いているようだ。然し世の中には自分のような、ひねくれ者?もいる。時代は随分とさかのぼるが、大学での第二外国語はフランス語志望が圧倒的に多い中で、あえてスペイン語を選んだのは、フランスという国へのシンパシーが無かったからだ。世界史の中で見るフランスは、自国繁栄の礎を築いたルイ王朝(ブルボン王朝)の第16世国王夫妻の首をはね、その後、軍人ナポレオンを皇帝にいただいたものの、そのナポレオンは反仏大同盟軍との戦いのはて、幽閉地のセントヘレナ島で没するという、日本では考えられない歴史を持つ。第二次世界大戦では、パリはいとも簡単にナチスドイツに陥落し、英米連合軍によって解放されるまで、長く支配下におかれた。そのフランスが戦後、戦勝国として核を持ち、国連常任理事国として君臨できるのは、ドゴールという抵抗軍の英雄がいたからだと思うが、何ともうまく立ちまわる国、という印象が抜けきれなかった。今でも基本、その考えは変わらないが、ここにきてそのしたたかさと、芯の強さに、舌を巻くことが多い。 

もっとも、フランスは日本文化への理解度は高い。相撲がアメリカで公演されたとき、彼らにとってあまりの異質な文化に失笑がもれたというのは、有名な話だが、フランスでは好意をもって受け入れられた。元大統領のシラク氏が大の相撲ファンなのは周知の事実だし、浮世絵を始めとする日本文化への憧憬も深く、料理面でも有名なシェフの日本料理への探求心も吃驚するくらい深いものがある。また自国文化を守る力は、日本も大いに見習うべきで、“シャンパン”は仏のシャンパーニュ地方で生産される発泡ワインのみに与えられる称号である、と世界に宣言したのをはじめ、フランス産の価値を守るのに努力を惜しまない。加えて、食料自給率127%を誇っているのは2003年頃からの農業政策の賜物であり、自給率38%の日本の政治・行政には及びもつかない大胆な政策実行力を持つ。そして今、驚くのは、マクロン大統領が、それまでの原発依存度を減らす政策を転換し、最大14基の原発増設計画を発表したことだ。地球温暖化対策の一環として「原発のルネサンス」を実現するという。2028年から開発に着手する。その政策完遂の暁には、食料と電気の2大インフラとも自国でまかなえるばかりか、他国に売ることも出来るだろう。一体、フランスにどれだけの富がもたらされるのか分からない。

1月27日付けで、菅直人氏ら日本の元首相5名が連名で、「脱原発と脱炭素の共存は可能」の主張に基づき、EUの委員長あてに欧州での原発推進の動きに異を唱えたという。フランスの現実主義と比べて、まるで夢見る幼稚園児のように感じる。さてはて、長年のフランスへの忌避感がここにきて大きく転換しそうだ。        2022年3月1日  間島

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【その178】某月某日 ”日本の飽食は大丈夫?・・・ ”の巻き

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某月某日  “日本の飽食は大丈夫?・・・”の巻き

民放テレビは、格付けがやたらに好きとみえて、いつもなにがしかのランク付け番組をやってるよね。あまり見ないんだけど、“日本にいる外国人の好きな外食チェーン店”ベスト20だか、30だか、50だか、忘れたけど、とにかくランク付けをやってたの。チェーン店だから、だれでも知っている店が殆どでそれなりに面白かったわ。ワタシもランチなどはチェーン店を利用させてもらう機会が多いしね。べストテンは、丸亀製麺とかマクドナルドとか松屋とか吉野家とかがランクインして、やっぱりな、という感じ。皆、それなりに営業努力して低価格を維持してるよね。エライ!ほんと、この値段でよくやってるな、って感心すること多いわ。自店を選んでもらうのは大変なことだよね。

で、ベストワンはサイゼリアだった。へえ、という印象だったわ。勿論行ったことはあるし、好感の持てる店だけど、1位?という感じ。でもよく考えたら、考えんでも分かるけど、安くて品揃えが多い、のが魅力なのかもね。パスタやグラタン、サラダ、ハンバーグ、なんでもござれ、的メニュー群で、それらがなかなか丁寧に仕上がってる。価格からみてお値打ち感があるのかもね。一口に外国人、といっても出身国はさまざまだろうから、品揃えが多いのは魅力なんだな、と納得した次第。でも日本にいる外国人は、色々なものを食べられていいよね。逆に、日本人が外国に行って外食する場合、少ない経験からだけどなかなか、これ!といった店には当たらない。ま、こんなもんか、って感じで、中華料理だって、日本の方が美味しかった。単に、食べ慣れてるからだけかもしれないけど、世界を股にかけてるご夫婦も言ってましたぞ。日本で食べるフランス料理、中国料理が一番美味しいと。

つくづく日本人の舌は、贅沢だな、って思うわ。世界には365日、同じ料理を食べている人達も結構いると思う。海のそばの人たちは、獲れるものが日々違うだろうから、変化のあるメニューを楽しめるけど、遊牧民族とか狩猟民族はメインはほぼ同じだものね。毎日毎日、羊の焼肉を食しているとか、せいぜいが煮込みにするとか、って違いかも。日本人は、今日はパスタ、明日は焼肉、あさっては中華、ってのが普通だよね。でもいつまでこんな贅沢が続けられるのか、誰か分かってる人いる?きゃっ、なんか怖くなってきましたぞ。

     ・・続く。

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顧客満足の複雑さ158(前倒しの連発)

        顧客満足の複雑さ158「前倒しの連発」

最近やけに“前倒し”という言葉が耳に入ってくる。多い時には日に何度も聞く。新聞を開けばそこにも“前倒し”の記載が。何のことは無い。時の総理から頻繁に発せられる言葉だ。3回目のワクチン接種を前倒しする、ということらしい。当初は2回目接種から8カ月後を予定していたが、オミクロン株拡大を受け、6~7カ月後に前倒しすることにした、との意味に使われている。然しながら、医療従事者を別として、ワクチン接種がスピーディーに進んでいるとの情報は入ってこない。高齢者の2回目接種率は、昨年7月の時点で7割を超えていたので、今年1月で多くの人は6カ月を迎えているが、わが町でもワクチン接種案内は一向に届かない。要するにワクチンが無いのだ。昨年6月に2回目を接種し終えた老母の3回目接種は、3月になってからと主治医に告げられた。9か月後!だ。それでも往診患者の特別枠だという。一日100万人以上の接種を国民に約束し、自らアメリカ製薬会社とかけあって、大量のワクチンを日本にもたらした先の総理が懐かしい。“前倒し”の連発が空しく聞こえるほどに、ワクチン接種は遅々として進まない。ちなみに先の総理はアメリカファイザー社の社長を赤坂迎賓館で接待したという。それが直接、ワクチンの日本供給につながった確証はないが、清廉潔白?有言重視の今の総理には無理な技というものだろう。そして感染者数は激増していく。なぜか、メディアには評判が良いようだが。 

さて気を取り直して、日本全国の名旅館や名湯案内を楽しみに観ている昨今だ。航空会社やクレジットカード会社の小冊子に掲載されていた数々の旅行案内がコロナ禍で皆無となり、その代わりに全国の選りすぐりの旅館やレストランが紹介されている。コロナ収束後の需要期待だろうか。この時期ならではの雪景色の露天風呂や、海や湖と一体化したインフィニティタイプの温泉など、観ていて楽しいし、いつか訪問してみたいと思わせる魅力に満ちている。部屋を観るに、和洋室を採用している施設が増え、うれしい限りだ。料理はというと、彩り鮮やかな八寸が目を惹くのは今のトレンドでもあるのか。街でも、客を驚かせる豪華な八寸が人気を集め、コロナ前は予約が取りにくかった人気店があるが、旅館の食事も、少量・多品目という従来の会席スタイルから、いかに個性を出すかに傾注しているところも増えた。こうあらねばならない、のではなく、こんなこともできる、への発想の転換は今後益々、求められるだろう。ネットで見た、今冬1月・北海道にオープンしたリゾートホテルの夕食の目玉は、毛蟹や貝・海老などの海の恵みがこれでもかと入った和風ブイヤベースで、何とも食欲をそそられた。価格はそこそこするものの、さぞかし人気を集めるだろうと予想される。観光促進の“go to トラベル”は、果たしてどのくらい“前倒し”で施行されるだろうか。 

2022年2月1日  間島

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