食文化の豆知識」カテゴリーアーカイブ

P&Cネットワークの間島万梨子がお届けする、食文化や食の安全をめぐる連載レポート。
旬の話題を含めて、食の大切さを綴ってまいります。

食文化の豆知識190 食文化の現状169(光熱費高騰はいつまで?)

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食文化の豆知識190 食文化の現状169(光熱費高騰はいつまで?)

 世は節電一色です。家庭での節電は勿論、企業も節電に取り組んでいます。それだけ、電気代が高騰しているのです。我が家でも、この1月の前年同月比使用量は647kWhも減少しているのに、請求金額は昨年とほぼ同額予想となりました。昨年12月は、前年の12月より使用量が293kWh低いものの、4800円の増額請求でした。kWhとは、1kWの電力を1時間使用した場合の電力量です。647kWhもの減少は、日々努力の?賜物です。それでも請求金額は変わらない。燃料費調整額として1万円以上の徴収、加えて再エネ促進賦課金と称して、5千円以上もの徴収金があるからで、その率も毎年上がっています。燃料費調整額はいわゆる光熱費値上げですが、再エネ促進賦課金とは他人他社様の太陽エネルギー設置費用の一部を負担しているわけです。我が家はオール電化エコキュートで、これ以上の良い選択肢はありません。当分は日々努力が必要になりそうです。これでも一部のヨーロッパ諸国と比べるとましな上昇率なのでしょうか。 

スーパーマーケットも節電の波が押し寄せています。光熱費の暴騰は避けたいのは分かりますが、なんとも暗い。商品が暗く沈み、消費意欲をそがれます。やはり、明るく輝いてこその商品陳列棚であると、痛感しました。百貨店も同様の事態なのでしょうか。最近、とんと百貨店には足を向けていないので実情はわかりませんが、暗い百貨店?想像しただけで憂うつな気分になりそうです。光熱費の高騰は理由があり、複雑な要因がからみあっているのでしょうが、食料とエネルギーの安定供給は国の根幹の役目でもあるのです。さて、どのような策でもって、光熱費高騰の波を抑えられるのか、お手並み拝見といきましょうか。

食生活アドバイザー 間島万梨子

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食文化の豆知識189 食文化の現状168(値上げラッシュの中の工夫)

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食文化の豆知識189 食文化の現状168(値上げラッシュの中の工夫)

 値上げラッシュが続いています。お茶、野菜類、調味料、料理油、麺類etcほとんどの商品が値上がりしました。原因は原材料費と光熱費の高騰。それを受けて今度は飲食店メニューの値上がりです。行きつけのランチ利用の店が軒並み10%以上値上がりしました。こうなると知恵をめぐらすしかありません。とても簡単。外食を控えるか、値上がりしていない優等生食材を使用する料理を開発するか。または使用量を控えるか。ただ、食は命の源なので、むやみやたらに、節約するのも難しい。で、料理種を変えてみる。以前は油をたっぷり使った揚げ物を結構作っていたのが、炒め物に変える。我が家では値上がりする前に、自宅で揚げ物をする機会を減らしていました。なので、油の高騰はあまり影響はありません。揚げ物が食べたくなった時は、たまにですが、とんかつ屋さんに足を伸ばしたり、近くの店で天ぷらそばをいただきます。油は高騰したのに、なぜかバターの価格は今のところ一定です。元々、安いものではないのですが、炒め物などにバターを少し加えると、とてもおいしくなります。野菜類も旬のものを食べる。旬のものは、栄養も値段もハッピーゾーンです。まだまだ工夫でこの値上げラッシュの影響を回避できそうです。光熱費の値上げは世界に広まり、海外ニュースをみると、日本はましのような気もします。

幸運にも、冬野菜が豊富に出回り、安くなりました。大根、キャベツ、白菜などの鍋野菜は本当に使い勝手が良いものです。栄養も豊富。農家さんに感謝しきりです。しかしながら、輸入魚介類は値上げが続いています。相手国の事情に加えて、運ぶ燃料代も値上がりして、高嶺の花的な価格になっています。こんなときこそ、日本中の漁師さんたちにがんばっていただきたい。獲った魚の販売方法や養殖の拡大など、行政も巻き込んで日本の漁獲量を増やしてほしいものです。商社は、全世界から食材を国民に届けましたが、日本の農業や漁業の力をそいできたのも事実です。今こそ、自給自足への官民一体となった動きが望まれます。

食生活アドバイザー 間島万梨子

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食文化の豆知識188 食文化の現状167(健康の元は?)

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食文化の豆知識188 食文化の現状167(健康の元は? )

世に健康本があふれています。週刊誌にも必ずと言っていいほどに、健康問題が扱われています。不病本と言い変えてもいいでしょうか。それぞれ視点を変え、言い方を変え、医学面から心理面から人生面からアドバイスされている。一方、残念ながら病を得た人用にも、様々なアドバイス本が出ています。果たしてどれほど売れているのか、余計なことを考えてしまいますが、多分本当に役立つものもあって、取捨選択が難しそうです。

健康本の基本内容は、似たり寄ったりです。要は、病気にならずに健康でいるためには、適正な食事と適正な運動、それに前向きで明るい性格。これに集約されるようですが、人生、どんなに努力しても病からは逃れられません。一日かかさず1万歩を歩けば病気にならないわけでもなく、体に良いといわれている食べ物だけを食べても永遠の保証はない。程度の差はあれ、やがて命は尽きていきます。だからこそ、それまでは健康でいたい?なんだか、禅問答のようになってきました。 

ただ“食べる”ことの重要性は確かなようです。人間は口に入れるものによって生きているのですから、体が喜ぶものを選んで食べたほうが、元気でいられる時期は長そうです。食品に関しては、添加物の是非や肉食の是非、調味料の是非など、様々な視点から問題提起されています。でも一人の食生活を総人生にわたって調査した結果など聞いたことがありません。毎日同じものを数十年食べ続けた結果、体をこわした、などという例も聞いたこともありません。人間はそれほど単純にはできていません。肉嫌いの人も魚嫌いの人もいる。野菜好きも野菜が苦手な人もいる。海草が食べられない人もいる。豆腐嫌いの人もいるのです。でもそれが理由で早死にした、という話も聞いたことがない。だから結局は、自分が好きなものを楽しんで食べる生活、でいいのでしょう。もしかすると人間は自分の寿命遺伝子には逆らえないのではないかと思うことがあります。捨て鉢ではなく、長生きしている人の食生活を身近にみて、そんなことも考えました。

              食生活アドバイザー 間島万梨子

 

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食文化の豆知識187 食文化の現状166(値上げラッシュ)

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食文化の豆知識187 食文化の現状166(値上げラッシュ) 

世界的に物価上昇の波が止まりません。きっかけはロシアによるウクライナ侵攻でしょうか。世界経済を握っているのはやはり“油”なのだと思い知らされますが、かつてのオイルショックともまた異なった現象が起こっているようです。とくに日本の場合、物資不足による物価高というより、電気代や原材料費の高騰を受けて、各分野で値上げ現象が起きています。世界での大雨や干ばつも、それに輪をかけました。円安も値上げの要因でしょう。ただ実質的な値上げの兆候は以前から見られました。例えばテイッシュペーパーなど以前と比べると枚数が減っています。実質上の値上げです。トイレットペーパーしかり。量を減らして値段は据え置き式で、影響を抑えてきましたが、今や、堂々の値上げです。近隣の飲食店も軒並み、値上げとなりました。例外なく「諸経費と光熱費の高騰によりやむなく値上げさせていただきます」の断り書きが。そしてビールも値上げ?なかなか厳しい流れになりそうです。

 そんな中、時々利用しているスーパーマーケットの一角にあった百均コーナーがしばらくの閉鎖後、リニューアルオープンしました。以前と比べてほぼ2倍の面積を有し、取扱商品もそれに伴い多くなりました。特殊商品を除いて、百円です。名のあるメーカー品も量を調整して出店しています。生鮮品を除いて、日常の必要品はほぼまかなえる。不思議な気持ちになりました。ひと昔前なら、500円はしてたであろう日用品が百円で買える。あれもこれも・・・。売る企業も大変だろうなと思いつつ、時を忘れて大量買いです。得をしたのか損をしたのわかりませんが、とにかく消費者の味方ではあります。高価格化と低価格化。この現象がまるで当たり前のように生活圏にあるので、お金の値打ちが、混乱しそうですが、根幹となる電気代やガソリン代の高騰は、間違いなく生活を直撃します。さて、どうやって自衛すればよいのか、暑がり寒がりで郊外に住む身としては、解決策が見当たりません。百均で喜んでいる場合でもなさそうです。

                                                                     食生活アドバイザー 間島万梨子

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食文化の豆知識186 食文化の現状165(果物の高級化)

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食文化の豆知識186 食文化の現状165(果物の高級化) 

コロナが世界を襲う以前、多くの外国人観光客が訪日していました。都会を楽しむ人、古都を楽しむ人、自然を楽しむ人たちに負けず劣らず、日本の食を楽しみに訪日していた方たちも多くいました。日本食はバリエーションが広く、生鮮物、焼き物、煮物、揚げ物と多種多様で、それぞれが美味しい。これほど多くの料理種が存在する国も珍しい。海の幸、山の幸と食材が豊富なうえに、日本人の食への飽くなき欲求が、美味しいものを生み出したのでしょう。中でも、日本の果物の美味しさは折り紙付きのようで、外国人観光客が桃や苺を箱で大量買いしている風景がよく見られました。本当に日本の果物は美味しい。南国の独自の果物を除けば、世界一ではないかと思っています。でもいささか値が張ります。かつては買いやすい価格の果物がもっと多くありました。蜜柑類なら、夏みかん。メロン系ならマクアウリにプリンスメロン。桃の類似品なら、すもも系。すべて庶民が普段、家庭で食べ親しんできた果物たち。それらを今、果物売り場で見かけることは、ほぼありません。柿やいちじく,びわなどを除いて、ほとんどの果物が品質改良?されて、より甘く、より大きくなり、それに伴って驚くほどの値段がつけられるようになってきました。より甘く、より大きく、は果物農家のたえざる努力の賜物であるのは重々分かるものの、ちょっと手がでない価格ゾーンに入っています。スーパーに行っても、買っている人をあまり見かけません。梨一個が400円以上しているのです。昔の素朴な長十郎や二十世紀梨は姿を消し、今は甘味豊かな、幸水や豊水といった種類が主流です。確かに美味ですが、果物が特別なものとして陳列されている、といた印象です。桃にいたっては超高級果物化してしまいました。日常に食していた時代が懐かしい。 

日本では、果物は生食するのが一般的なので、より美味しい味の追及がなされるのでしょう。ジャムなどの加工品や料理に使用する場合なら、甘味は砂糖などで補えます。だから外国のリンゴや苺は美味しくない?あくまで個人的感想ですが、果物の生での美味しさは日本がダントツです。しかしながら、これほど高級化してしまうと、購入離れが生じるかもしれません。果物を食べましょう、との進言を雑誌や新聞でもよく目にしますが、思い切り摂取できるのは、柿や早生・温州みかんが市場に豊富に出回る冬を待たねばならないのかもしれません。

生活アドバイザー 間島万梨子

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食文化の豆知識185 食文化の現状164(様々な食生活)

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食文化の豆知識185 食文化の現状164(様々な食生活)

毎週購入する週刊誌に、色々なジャンルに属するゲストたちが自分の“一週間の食生活”を書き連ねる内容のコラムがあります。これがなかなかに面白い。友人でも知人でも、好みは知っているとしても、その人の一週間のこと細かい食生活など、知ることはありません。これを読めば、本当に人の食生活は千差万別であることが分かります。管理栄養士の方が、その内容をアドバイスを加えて採点するのですが、それがまた、的を射たもので興味深い。ま、人の食生活は完全に自由であるべきで、何を食べようが他人がどうのこうの言うことは無いのですが、たまに、“採点不能・お手上げ状態”、と宣言される食生活があって、笑ってしまいます。その対象はほとんどが若手芸能人で、自分の好きな物だけを好きな時間に好きな量を食べるという、すごい食生活。“もう好きなようにしてください。採点できません。体こわしますよ!“というわけです。若いうちだから可能な食生活、という気もします。掲載後、軌道修正したのか気になるところですが、読者にとっては、読んで楽しい内容なのです。

逆に、満点に近い食生活もあって、これはほとんどが年配者です。やはり長年の知恵というか、自分の体を知っていて、適量・適時・多種多彩な食生活を楽しんでいる方が多く、参考にもなります。先生絶賛の内容です。野菜や果物を多めに毎日摂取し、栄養のある蛋白源も適量摂取するという、お手本のような食生活を送っておられる方もいて、感心しきりです。たいていがお酒も少し嗜む程度。そう言えば、先の採点不能のゲストには、毎日毎晩明け方まで、へべれけになるまでお酒を飲んでいる、という方もいて、ほんまかいな、と思ってしまいました。記事が面白おかしくなるようにサービス精神があるのかもしれません。とにもかくにも、食はまさに、人が生きていくうえでの中枢部分をになっているのだと痛感します。勿論、好みはあっていい。でも基本を押さえることの大切さを、アドバイスは教えてくれます。これからもずっと続けてほしいコラム記事です。

食生活アドバイザー 間島万梨子

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食文化の豆知識184 食文化の現状163(大量のプラゴミはどこから?)

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食文化の豆知識184 食文化の現状163(大量のプラゴミはどこから?) 

スーパーでまとめ買いをすると、その都度、大量のプラスティックゴミが出ます。ほとんどが商品の包装に使われているもので、これらプラスティックは勿論、無料ではないはずです。つまり商品価格にオンされている、と思うのが当然でしょう。日本では量り売りではなく個数売りのため、一定数の商品が包装されて店頭に並ぶことが多くなります。一個いくら、という販売方法もありますが、大体、3個や5個以上の個体がセロハンなどで包まれています。で、自宅では、それらを取り外す作業が必要です。新聞紙などで包んだ方が長持ちするからです。大量のゴミの出現です。大振りの蜜柑を買いましたが、ひとつひとつがクッション機能付きのプラスティックに包まれていました。大量のゴミ出現。ナスビもレタスも人参もトマトもプラ袋から取り出して、またまた大量のゴミ出現。売る方は、商品と一緒にゴミも売っているわけです。分別してゴミに出すのは各消費者の仕事? レジ袋有料化が、茶番に思えてきます。せっかく担当大臣が交代したのに、有料化中止の朗報は聞こえてきません。決まってしまったものは、変更しにくいと言うことでしょうか。何故、レジ袋を有料にしたのか、今もって分かりません。国民に対する啓蒙活動なのか、国際的関心の強いプラスティックゴミによる海域汚染への国としてのポーズなのか、本当に、真意が測りかねます。そのいずれもが的を射ていないからです。そもそも、レジ袋はほとんどがゴミ袋として再利用されていました。わざわざ海に持っていって捨てる確率はゼロに近いでしょう。国際的ポーズにしても、こんなちんけな方策が賞賛されるわけもない。本当に手を打つなら、国内で生産されるプラスティックをすべて環境保存タイプのものに強制的に変えさせてこその思いきりでしょう。とんでもない。スーパーの棚には従来通りのポリ袋が売られています。企業の過剰包装に対する指導も必要でしょう。それは出来ない?反発が恐いですか?

地域のプラスティックゴミの収集は週に一回。かなりの量が出ます。でもこのゴミは生ごみと同じく、焼却されるのです。なのでご近所では、生ごみと一緒に出しているお宅もあります。考えれば無理もないことです。わざわざ分ける必要も無いわけです。とにもかくにも、プラスティックゴミに関しては、より深い考察と善処が望まれます。

食生活アドバイザー 間島万梨子

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食文化の豆知識183 食文化の現状162(国産もののフル利用)

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食文化の豆知識183 食文化の現状161(国産もののフル利用) 

一年で最も寒さ厳しい頃でしょうか。今年は殊に寒いように感じます。北国では雪下ろしのご苦労が案じられます。アメリカでも連日の猛吹雪とか。やはり地球はすごい。良きにしろ悪しきにしろ、人間の手など及ばないエネルギーに満ちています。と、ここでトンガの海底火山爆発のニュースが飛び込んできました。遠く日本にまで津波が押し寄せる。もうお手上げです。 

気を取り直して食べ物のお話。以前にも書いたと思いますが、野菜の季節感にとまどうことが多くなりました。店頭には、もう菜の花や空豆が並び出しました。蕗は冬じゅう出ています。これでタケノコが並ぶと、春の食材勢ぞろいですが、さすがにタケノコはまだのようです。ゆっくりと待ちましょう。今はやはり豊かな冬野菜を楽しみたい。大根も瑞々しく、白菜も大振りで身がしまっています。キャベツも立派です。値段も安定しており、まさに鍋料理にはうれしい布陣がそろっています。日本の野菜・果物は美味しくて立派です。なのに?冷凍野菜の棚を覗いてみるとと、大部分は外国産で占められています。人気のお好み焼きもしかり。ほとんどが外国産野菜使用で、国産使用のものは、2倍近くの価格で売られている。枝豆も国産ものは高い。冷凍野菜は季節に左右されにくく安定供給が可能であるのは理解できますが、国産物が安い時に冷凍しておく、という知恵と方法は全く無視されている?豊かな実りのときの野菜をフル使用して、国産の冷凍ものを量産する努力はなされていない。これも食料自給率を下げる一因かもしれません。消費者の目も厳しくなっています。安いから、というだけで売れるわけでもありません。安心・安全を第一義に捉え、また自給率アップを目指し、国産もののフル利用への努力が求められます。商社や物産会社は目先の利潤しか追求していないと思いたくはありませんが、これからの世界はまさに食料確保競争へ突入するでしょう。国産ものでまかなう努力と農業推進が必要ではないでしょうか。

           食生活アドバイザー 間島万梨子

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食文化の豆知識182 食文化の現状161(新年の用意あれこれ)

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食文化の豆知識182 食文化の現状161(新年の用意あれこれ) 

日本では一年間に様々な節供やお祭りごとがありますが、新年はさすがの貫録を見せて、多くの人々を忙し気に走らせています。やはりぶっちぎりの祝い事なのでしょう。家の掃除・年賀状の用意・お年玉の用意・正月料理の段取り・忘年会や新年会etc、1年の締めくくり行事が目白押しですが、さて、どれを省いて、どれを取るか、で悩むところです。はるか昔?は、各家庭での正月準備は大変なものでしたが、今では、便利なものが溢れて随分と楽になりました。掃除は汚れを見ないようにする。料理も出来あいで済ませる。年初から店も開いているので普段と何も変わらずに新年を迎える人も多いことでしょう。それでも各神社仏閣は、初詣客でにぎわいそうです。諸事情から、ここ3年ほど初詣に行ってませんが、年明けのお参りは日本ならではの素晴らしい行事だと思います。 

さて、12月中旬ですでにスーパーマーケットの食品売り場に、正月仕様の野菜・果物・食料品が並びだしたのには驚きました。記憶では、年末の28日頃から一斉に正月向け商品が並んだものですが、今はとにかく商戦が早い。季節感の先取り、というのでしょうか。他店より早く売り上げを確保したいと、どの店も願っている。ま、日持ちする食品やしめ飾りなどは、少しでも安いうちに購入しておこうとする消費者には歓迎されるかもしれません。何もかも、正月価格で跳ね上がりますから。すでに数の子などの酒肴で家のみを楽しんでいる方もいらっしゃるようです。 

2年続きのコロナ禍の中での正月を迎えることとなりますが、光明が見え出しました。このまま、感染者数が押えられて、当たり前の日常が戻ってくることを願いつつ、窓の掃除でも始めましょうか。 

食生活アドバイザー 間島万梨子

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食文化の豆知識181 食文化の現状160(食の魅力はどこにでも)

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食文化の豆知識181 食文化の現状160(食の魅力はどこにでも)

スーパーの野菜や果物の陳列が微妙に変わってきました。季節の変わり目と言うのでしょうか。つい先日まで山のように積み上げられていたトウモロコシがどの店に行っても見つかりません。好物で今夏は毎日のように、ゆでトウモロコシにかぶりついておりました。来年までお預けでしょうか。代わりに、と言ってはなんですが、栗や松茸が・・・。栗はともかく、松茸は高くて手が出ません。果物は、百花繚乱のごとく、にぎやかです。梨、柿、ぶどう、りんご、みかんが、美味しそうに顔を並べています。一年中で、今が最も種類が豊富のようで、まさに味覚の秋、の面目躍如です。あと二カ月もすれば、みかんが主役の座に座り、りんごといちごが脇を固めます。いずれにしても、売り場はすっきりとシンプルになります。こちらも迷わずに済みそうですが、みかんの種類が多くて、またまた迷いそうです。

コロナ禍で内食の機会が増え、お取り寄せ食材や高価な食材の売れ行きが良いようです。高い牛肉も結構、売れていくとか。外で食べたと思えば、安いもの?ということで、高価格食材を自宅で楽しむ人が増えている。飲食店は、場所を提供し、接客をし、調理をして、代金をいただいています。より快適か、より丁寧な接遇か、より高級食材か、によって、価格差も生まれます。それと比べれば、原材料だけで済む内食は、実を取るには最適です。でも、やはり外で飲むお酒は美味しいし、プロの料理も楽しめます。これからは、うまく使い分けをするひとが増えてくるでしょう。食べる楽しみの機会は増えた方がうれしい。成熟した食生活、の幕開けかもしれません。 

食生活アドバイザー 間島万梨子

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