最初は、超高級ホテルの串かつ店。どれどれ、素敵な内装ね。シックでモノトーンにまとめられたインテリアは、まるで、レストランみたい。でも入店したとき、油の臭いが鼻についたのが、ちと気になるわね。肝心の串かつは?創作串のオンパレードで、凝ったものばかり。17本セット食べ終わる頃には、お腹が一杯。お腹も重たい。当分、串かつは結構という感じ。味はなかなかに美味しかったのよ。うそじゃなくて。
このところ、すっかり回転寿司と焼き肉好きのオヤジ娘と化してる私。これではグルメN子の面目が立たぬと、行ってきました。旬の素材をふんだんに使うと評判のフレンチレストランへ。名が知れたオーナーシェフが創り出す料理の数々がとても楽しみ。同行者も味にうるさい3人を厳選して、いざ出陣!
といっても、ビジネス街にあるその店は、いたってフレンドリー。白を基調としたすっきりとした店内は、豪華過ぎず、居心地感はグー。フロアの女性もしっかりとして頼りになりそう。舌足らずの可愛さ売り物の女の子ではなく、落ち着いた雰囲気がとてもよろしい。可愛い女の子に反感があるのかって?当たりまえよ!どうも、日本の女性は可愛いのがうれしいのか、しゃべり方が幼稚なのよねえ。でも、やはり可愛いのがいいって?”あのねええ、あたしってフレンチ大~好きなのおお。今日はとおっても楽しみなんでしゅう” 似合わない?
コースは3種類からで、真ん中の6500円のコースをチョイス。前菜1品、魚料理、肉料理、デザートの構成で、名のあるフレンチにしては、良心的な価格よね。勿論、それぞれ何種類から好みで選べるプリフィックススタイルよ。私が選んだ前菜は、穴子と牛蒡の何とか・・って料理で、牛蒡の香りが穴子とうまく混じり合ってとても美味しかったざんす。皆それぞれ、個性的な前菜を楽しみました。魚料理は1品のみ。さてメインの肉料理も、4人が違う類理をオーダー。それぞれちょっと味見したいものね。
肉料理も、美味しかったですよ。自分が選んだ料理だけを食べればね。どういうことかというと、4人の素材が異なるメイン肉料理は、すべて同じソースの味付けなのでした。いわゆるフォンドヴォー。そりゃ、イタリアンと違って、皆でシェアする食べ方はフレンチではマナー違反なのは知ってるけれど、ポークもチキンも仔羊も牛ほほ肉も、すべて同じソースってのは、ちと手抜きじゃございませんか。ポークならフルーツソースの方が合いそうだし、チキンだって牛肉と同じソーズじゃアンバランス感はぬぐえません。
それと、楽しみのワインが高すぎます。予算があまり取れないので、、、と断ったうえで、おまかせした白ワインは9500円のシャルドネ。5000円、6500円、8000円のコース料理価格と比べて、ワインが最低でも6000円からというのは、高い!おかげで1本でガマンしました。3000円台からあれば、ええい4本ほど飲んじゃおうか!てことになったのに。だから、今回のフレンチお食事会は、気持ちよく酔えなかったぶんだけ、ちょっと減点かな。二日酔いは免れたけどネ。
ワタシの本当の大好物といえば、焼き肉と寿司! まさにオヤジです。その割りには余りこの日誌には、焼肉店や寿司店は出てこないって? 確かに。だって、どちらも単純すぎるのよね。自分にとってこれらの店の評価基準は、ネタ(肉質)がいいか、予算に合うか の二つだけだと、勝手に思ってるので、深く分析しにくいわけよ。(分析よ、分析!)
白状すると、寿司はこのところ単店より、回転寿司店に行く機会の方が多いのよ。昔は、結構高いカウンター寿司に足繁く通ったこともあって、やはり寿司は小さな店でカウンター越しに、にぎってもらわなきゃ、なんてエラそうにほざいてたんだけれど、試しに行った回転寿司がなかなかに”いいじゃない!”となって、今では立派な回転寿司ファンです。安いしね。予算を多めに取れる場合は、フレンチや割烹に行きたいってところです。
で、ある平日のお昼のこと。寿司が食べたくなって、単店のお寿司屋さんに入りました。20席くらいの店で、カウンター内には二人の寿司職人。店名は聞いたことがあるので期待はふくらみます。回転寿司以外の寿司店って久しぶり♪。選んだのは、1480円のセットランチ。寿司5かんと細巻きに、茶碗蒸し、お汁、1品が付くらしい。ちと高いかなって感じだけれど、何たって、お寿司屋さんです。寿司は回ってません!
でも・でも・・10分ほどして配膳されたのを見て、あまりのチープさにびっくり。食べてがっくり。めまいがしました。鮪とイカは、ピラピラでご飯が透けて見えてるし、ちいさい玉子焼きは味が無い。サーモンは切れ端のようで、ゆで海老はパサパサ。細巻きのネギトロもどきは、においが変。かまぼこしか入っていない茶碗蒸し。1品ものは、見るからに練り物の加工品。ご飯も固過ぎる。久々に、詐欺もどきの食事を頂きました。見れば、半分ほどの客入りで、ほとんどがご婦人客や年配のご夫婦客。皆に、美味しいですかって、聞いて回りたかったわよ。
これじゃ、回転寿司に人気が集まるのも無理がないわね。お口直しにと、3日後に行った
和歌山の回転寿司店。平日限定の980円のランチを頂きました。先の、専門店とは雲泥の差。天国と地獄。活はまちや肉厚のイカ、ボリュームたっぷりの玉子など,9かんと赤身マグロ細巻きに、茶碗蒸し、お汁のセットは、どれも充分納得の味と内容。満足、満足でございます。卓越した上質の寿司専門店が健在なのは、よく分かっているけれど、並以下の質で、エラそうに、寿司専門店を張って欲しくはないわ。回転寿司店に完敗なんて、恥ずかしくないですか。
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