【その26】某月某日 “まるで幼稚園児です” の巻き

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【その26】某月某日  “まるで幼稚園児です” の巻き
 

昨年の年末に普段からの飲み友達4人との忘年会をいたしやした。27日を選んだのは、この頃だと街のどんちゃん騒ぎも静まって、少しはゆっくりと楽しめるかな、との思いから。美味しい料理とお酒で、じっくり今年一年を締めくくって飲み交わしましょうぞ、とのもくろみは、見事にはずされました。

 

店は梅田近辺のビル内の中華レストラン。街中ではあるけれど、料理も繊細で美味しく、シックで上品なインテリアのレストランで、もう数回は利用しているのです。それなりの上質な客もついているみたいで、静かな雰囲気で楽しめるのが気に入っていました。でも、今回は残念なことに、あまりにひどい客が入っていましたのよ。そう、彼らが幼稚園児。見かけは大人でも完全な幼児の集団。

 

奥のスペースに陣取ったグループは人数にして20人前後。拍手から始まって、嬌声とそれいけコール(一気飲みってやつ)の連続ワザがえんえんと続くの。若い男女なので、どこかのアホ大学の連中かと思って、店の人に確かめたら、会社の忘年会とのこと。ろくな会社ではないわね。年配者もちらほらいるのに、にやにや笑って注意もしない。

 

勿論、店の人に、ほんの少しボリュームを下げて欲しい、との要望は出したけれど、全く効果なし。他の客もあきれ顔でうんざりしていましたよ。こんな連中は、完全貸し切りか、うるさいのが当然の大衆居酒屋に行って欲しい。でなきゃ、上司のお屋敷なんかで暴れて欲しい。それか東京まで行ってミシュラン三つ星のフレンチレストランで騒いでくれ。

 
早めに切り上げて2次会へと。そこは大人のバーで、子供はいませんでした。うれしかったです。
 
【つづく…】

 

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