【その20】某月某日 “売上げ、上げたくないの?” の巻き

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【その20】某月某日  “売上げ、上げたくないの?” の巻き
 
先日は、某ホテルの最上階レストランのデイナーとあいなりました。同行の友人の仕事関係先とかで、お相伴に預かることに。これはウレシイこと。レストランの大きな窓の先には沈む夕日が。そして徐々に夜のとばりがおりてきて、カラフルで多種多様な前菜皿をかたづける頃には、ネオンの灯りが鮮やかに輝き始める。ワオ、ロマンチック! といっても、気の知れた3人との会食で色気はなし。断定。
 
料理は、パワーあふれる働き盛りのシェフによる、ダイナミックで美味しいものでした。
地産地消をこころがけているってのも歓迎よね。やはり、地のものは、新鮮で栄養にあふれています。先頃、メデイアをにぎわしている偽装企業や某国産の不安な食材は、まっぴらごめん。シェフの心意気をおおいに感じられる料理に、みな舌鼓。シアワセ。
 
でも、でも・・・。我ら4人は、はっきり言って酒好き仲間。はっきり言わなくても酒豪に近い。そこで、まずはドラフトビールで乾杯! 笑顔の無いサービス係にはしつこくシャンペンをすすめられたけれど、ここは全員一致でビールよね。さて、その後はワインでも飲む?ということで、ワインリストを所望。ガーーン、ハーフボトルで6500円? なんと6万5000円のワインもある。だれが飲むんじゃい。料理のコースは4000円台からあるのに、ワインが高過ぎやしませんか。ちょっとちぐはぐ。これって、ワインは売りたくないってことね。もったいないこと。
 
ワインの価格にアキレた4人はウイスキーに変更することに。フロアのサービスがいまいちスローなので、いちいち注文するのも面倒だと、そろってダブルをオーダー! 酒豪だと言ったでしょ。10分ほどしてやっと届いたウイスキーはどうみてもシングル。オーダーの記入ミスみたいね。やれやれ。
 
結局、ドリンクはいつもの半分ほどしか、飲まなかったわ。何か、不完全燃焼。
レストランにとっては、ドリンクの注文はありがたいはず。料理は材料の吟味やら調理やらで手がかかるけれど、ドリンクは出れば出るほど売り上げに即、貢献するものね。
一連の動きを見ていると、売上げ、上げたくないみたいに思えます。料理がとても良く、すばらしい眺望に恵まれた素敵な内装のレストランなのに、サービス力の不足が残念。
ちょっとの努力で、売上げ伸びますよ。頑張って!
 
 
【つづく…】

 

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