【その197】某月某日「プロ意識ゼロ」の巻き

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           “プロの意識ゼロ”の巻き

地域密着型飲食店って、聞こえはいいけれど、要するにど素人経営でも成り立つってことなん?言い変えます。ど素人さんに申し訳ない。基本的に飲食店の基本が確立されていないままに、それでも何とか家族経営でもってきたって店が、都心を離れた地域には結構多いんだな、と思うわ。同じエリアでも、チェーン展開している外食業の店は、やはりそれなりのノウハウが定着しているので、料理・雰囲気・接客の基本は押さえてる。ただ近隣客とのコミニュケーションはほぼ無いので、それが物足りない、って人もいるかもね。

近場で便利だから時折訪問する和風飲食店があって、メニューは日本料理から麺類、洋食系まで幅広いので、それなりに集客はしている様子で、開業して30年ほどになるみたい。ま、家族経営で頑張ってるんだけれど、フロアを任されていたお母さんが高齢化してしんどいらしく、フロア係りを雇い出したの。それは別に構わないんだけれど、人がしょっちゅう変わる。その能力差の幅が大きいのが難儀なのよね。威勢の良い陽気な女性のときは店も明るい雰囲気だったけれど、極めて?平凡で笑顔のかけらもない応対の人に変わると、え?って感じることが重なったわ。まず夏の猛暑日、入店するとほぼ満席で、カウンターしか空いてなくて、それでもOKだったんだけれど、外からの熱風が入ってメチャ暑かったの。で、思わず、アッツと言ったら“しょうがない”と言われてしまった。ハイ即、店を出ました。二度めは、テーブルに座ったあと、持ってきてくれたお茶を飲みほしてしまったので、そのフロア係り女性に“すみません、お茶いただけますか”と頼んだら、給湯器があるので自分で入れて、って言われたわ。その店でそんなこと言われたの初めてなので驚きましたわ。二度めは自分で入れるんかい。ハイ、自分で入れました。もうしばらくは来ないぞ。

そういえば、その店の雰囲気がこのところ変わってきたわ。客筋が悪くなったと感じる。いわゆる一般人ではないと感じさせる輩かな。その人たちのたまり場的な印象が強くなったと感じるのよね。思い過ごしであればいいけれど、店って怖いよ。だらけた接客の店には、それ相応の客があつまってくる。ハイ、類は友を呼ぶ、のです。ま、思い過ごしならよいけれど、店はほんの少しのことで(ここではフロア係りの応対のまずさのおかげで)あっという間にくずれていくのですよ。

続く。某月某日

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