【その67】某月某日  ” やはりな、って思い当たるのが恐い “ の巻き

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某月某日 “やはりな、って思い当たるのが恐い” の巻き

 

すっかりと秋らしくなりました、といっても昨日今日はワタシは半袖スタイルざんす。

暑いのですわ。ま、そのうち、ブルっと寒くなるのだろうけれど、この時期に半袖でっせ。

吃驚もの。でもでも、11月も下旬になれば鍋が恋しくなっているはずと、11月後半

の食事会に以前訪問したフグ店を予約しようと電話を入れたんだけど、何度かけても留守

電になってるの。オカシイと思って本店に尋ねたら閉店しましたとのこと。ひゃあ、大阪

では有名なフグの名店だよ。経営がキビシかったんだろうなあ。で、一年前にその店に行

ったときのことを思い出しました。

 

てっちりコースが一人7000円くらいで楽しめる気楽な雰囲気だったけれど、接客のお

姉さんが、やけに冷たかったってことを。さばさばしてる風でもなく、お客に対す視線が

醒めてるのでした。つまりもてなしムードからは、ほど遠かったってこと。

それでも、我々は仲良し4人組だったから、面白い会話で楽しい食事会を過ごせたけれど、

居心地は良くなかったです。その店が閉めたのを聞いて、なるほどなって、思ったわけ。

 

その店が閉店を余儀なくされるには、色々な原因があると思うけれど、やはりその店の

におい、というか、勢い、というか、客に対する態度、というか、何かにマイナス面が

あるのよね。閉店する店には、肌で感じる冷気があるのだなと思いました。勢いの劣化

とでもいうのでしょうか。逆に、不況下にあっても、頑張っている店にはホットでしかも

謙虚な独特の力があるのだなと、あらためて思いました次第でごじゃります。

 

            2011年11月6日   ・・・続く

 

 

 

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