N子の辛口奉行日記」カテゴリーアーカイブ

給料の殆どを外食に費やす、仕事は2流。でも味覚度自称1流のOL・N子がやさしく店をぶったぎる痛快辛口日誌

【その64】某月某日  ”質を下げたら終わりだよ・・” の巻き

col_n_pic.gif

某月某日 “質を下げたら終わりだよ” の巻き

 

フードコート初心者のワタシが(ほら、大体が粋なフレンチとか割烹とかが好みだから。

え?ウソつけって?ビンボーなくせにって? なんで知ってるの?)なかなかのもんじゃ

わいと感心して、すっかりファンになった、とあるフードコート内の和風チャンポン店。

とにかくキャベツ・人参・豚肉がたっぷりで、あっさり気味のスープがとても気に入って

たのですよ。それが先日、久々に行ってオロロキました。ひええ、値段が50円上がって

る。それにキャベツが極端に減って、モヤシだらけになってる。それも、ヒゲの処理がし

ていないので、食感の悪いこと、このうえなし。

 

見れば、今まで見かけなかった客引き作業が行われてました。注文が少なく、暇なものだ

から、女の子が店の前で大声で客引きをしているのです。何か、悪いものを見てしまった

感じになりました。他の店では、客引きなどしてませんから。

客が減ってきたから値上げしてモヤシで増量したのか。それとも、もっと利幅を増やすた

めに安いヒゲ付きモヤシを入れて、その結果として客が減ってしまい値上げをせざるを得

なくなって、さらに客が減り、客引きせざるを得なくなったのか。ううん。ややこしいの

う。難しい問題じゃわい。分からん。

 

とにかく、これって店の末期症状です。つまり客を裏切ったのです。同じような例は何度

か見ました。いずれも敗退・撤退あるのみでした。客の信頼は、飲食店にとっては宝です。

その真理が分かっていない店は、どっつぶれます。これホント。

変わらないことが、いかに大切か。逆はいいのですよ。値段が同じで質が上がる。そんな

例は余り無いけれど、大歓迎。

 

ほら、どなたか経営の神様といわれた偉い方がおっしゃいましたよね。“損して元取れ”。

違ったかな? でもそれは商売の基本です。変わらない品質、変わらない接客。客に喜ん

でもらいたい、の心根こそが、長く客に愛され、結果として繁栄できるという構図は、昔

も今も同じです。エヘン。たかがチャンポン、されどチャンポンだい。

 

                      2011年8月7日   ・・・続く

 

 

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |

【その62】某月某日  ”久々の辛口全開でございます・・” の巻き

col_n_pic.gif

某月某日 “久々の辛口全開でございます” の巻き

 

このところ、行く店行く店が、とっても良心的で料理が美味しくて接客も良いものだから、

辛口奉行の役割が果たせなんだ。で、大人しくシアワセを享受しておりました。スマン。

いやあ、景気が悪くなると、レストランの質があがるのかね? じゃなくて、妙な店が

つぶれてしまったのでしょう、きっと。経済のことはよく分からんけど、多分、たいした

料理でもないのに値段だけぼったくってた店に、有り難がって来てたような客が、不景気

で来なくなった。残ったのは、客と信頼で結ばれてる良心的な店だった。はい、おしまい。

 

いえいえ、おしまい、ではありませんでした。先日訪問したフレンチレストラン。数年以

上前に、ある情報誌に取り上げられ、祭り上げられてからというもの、連日客が押しかけ、

いっときは一ヶ月先の予約も取りにくい店だったのです。何でも、圧倒的なボリュームだ

とか。値段も手頃らしい。いいじゃないですか。総勢4名、期待に胸をふくらませて訪問

しました。感想は?言いたくもありませんが、言ってしまいます。もう店は店でありませ

んでした。お金を取れる料理では無かったのです。前菜からメイン、デザートに至るまで

ただ、ドーンとでかいものが出ただけで、味に深みもなく美味しくもなく新鮮さもなく

ただ食物を口に入れる作業のみが必要とされる2時間でした。あ、ごめん、パンだけは

どういうわけか、美味しかったです。パンだけネ。結局、最初から最後まで客は我々のみ

で、多分その後も客は入らなかったでしょう。もう9時過ぎだったもの。だれがその時間

に、ボリュームしか能のないフレンチレストランに行きますかいな。

 

この店を取り上げた情報誌は、一時は消費者のオピニオンリーダーの看板を掲げ、勇まし

く吠えてたけれど、今は絶版になっています。罪なことをしたものだと思います。実力

の無い店を持ち上げて祭りあげて。何の責任も持たずに。どっと押し寄せた客は二度と

戻ってこなかったのでしょう。でも、まだ諦めるのは早いかもしれません。もう一度、勉

強しなはれ。そしてほっぺたが落ちそうになる繊細な味わいの料理を作りなはれ。

この店の2週間前に行ったフレンチレストランは、ずっと満席状態でした。価格帯はほぼ

同じ位だけど、まさに月とすっぽん。芳醇な味わいに満ちた料理群に思わず笑みがこぼれ、〆のデザートは天井まで跳ね上がりたいほどの絶品でした。情報誌には載ったことはあり

ません。口の肥えた知人に教えてもらいました。そういうことです。

 

                      2011年6月3日   ・・・続く

 

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |

【その61】某月某日  ”ゴメンね。元気に食べて呑みます・・” の巻き

col_n_pic.gif

某月某日 “ゴネンね。元気に食べて呑みます” の巻き

 

東日本にすさまじい震災が発生して、ここ関西でも自粛ムードが高まってます。ゴルフ場

もレストランもキャンセルが相次いで、悲鳴を上げてます。あれほどの被害を目のあたり

にすればそりゃ、だれでもシュンとなって落ち込んで、遊ぶのに罪悪感を感じるのも無理

無いところです。でもね、ここで日本人の皆が小さく固まってしまうと、日本の再生は無

いと思うのです。今回の震災で、ある歌手がいいことをおっしゃってました。金のある奴

は金を出せ。力のある奴は力を出せ。頭のいい奴は頭を使え。何も無い奴は元気を出せ。

多分、こんなだった。で、金も力も頭も無いワタシは、元気しかない、ってことで、2月

に決まっていた3月下旬の食事会を予定通り、実施しました。正解だったと思います。

 

レストランのある心斎橋界隈も、心なしか、外国人の姿が減ったような。でも食事会は

だれ一人キャンセルもなく、元気に食べて呑みました。ゴメン。でも皆、日本の未来を

真剣に憂いていましたよ。レストラン側も、この時期に予定通り来てくれたって、とても

うれしそうでした。プチフレンチの店です。

 

あまり大きな声では言えないけれど、その店の料理は予想をはるかに超えて美味でした。

味付けがしっかりとして、フレンチに固執することなく、オリーブオイルも使用し、何よ

り料理をシェアさせてくれる。というより、店側がシェアを勧めてくれるの。

これって、フレンチでは珍しい。以前に訪問したフレンチレストランは、シェアしたいと

言ったら、ここはフレンチレストランですので・・、とエラそうに、抜かしよった。もと

い、申されました。フンだ。

 

で、つくづく思ったわけです。いつの世にも、そしてどこにでも、融通の利かない頭の固

いヤツがいるんだなっということ。はっきり言って、そういう輩をバカと言います。

これからは、柔軟に、しなやかに、そして稟とした心は忘れずに、が大切だと思うのです。

同胞の苦難がほんのすこしずつでも、やわらいでいきますように・・・・。

 

                      2011年3月30日   ・・・続く

 

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |

【その60】某月某日  ”いい加減に、レディスランチは止めたら・・” の巻き

col_n_pic.gif

某月某日 “いい加減に、レディスランチは止めたら?” の巻き

 

1月があっという間に過ぎ去っても、なかなか正月気分が抜けません。美味しい物を食べ

て、美味しい酒を呑んで、が根付いちゃって。え?一年中いつものことだろうって? 

確かに。ということで、2月になっても、食欲旺盛に頑張ります。

 

会社の近くのレストランがまた代替わりしました。ここは規模が大きすぎるせいか、商売

が難しそうで、何度も店が入れ替わったところなの。今回、撤退した店の和食弁当を気に

入っていたので、とても残念。千円とランチにしては少し値は張るけれど、刺身や煮物、

天ぷらなどが松花堂風にきれいに盛り付けてあって、お値打ちのランチだったのです。

御飯も食べ放題だしね。そうそう、海苔と生卵もどっさりとついてくるの。友人なんか、

いつも卵かけ御飯で楽しんでたわ。あああ、無くなった店は惜しい。

 

でも、根は好奇心旺盛のワタシ。新しい店にも早速行ってみることに。こんにちは。内装

は余り変わってないのね。仕切りがあちらこちらに出来たのね。なるほど、これでだだっ

広い印象をカバーしてるのね。いいアイデアだわ。で、メニューはどれどれ。ランチは5

つの定食から選ぶスタイルで、その中にあったレディスランチをオーダーすることに。

柄に合わないって?そう、今まで余り、この手のネーミングがついた料理は好みではなか

ったんだけれど、魔が差しちゃって。たまにはレデイスなるものもいいかなと。やはり間

違いでした。ケチャップ味のチキンスープに、パサパサのパンが3切れと、おざなりのサ

ラダ、それにプリン!どこがレディスじゃ。これではお子様ランチだろ。800円もした

んだぞ(ちょっと、お下品になってしまいましたわ。久しぶりにアッタマにきたものでご

めんくださいませ)

ちなみに同行した友人が選んだ、鯖の塩焼定食は、ボリューム不足だけど、まあまあの内

容だったらしい。もうレディス何とか、ってメニューは止めて欲しい。頼んだのが悪いん

だけれど、目障りでしょうがないわ。今時の女の子の嗜好を読めてないんじゃないの。

もっとボリュームたっぷりの、充実したランチを提供してよね。

 

                      2011年2月7日   ・・・続く

 

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |

【その59】某月某日  ”都心でなくても、いい店はあるよね・・” の巻き

col_n_pic.gif

某月某日  “都心でなくても、いい店はあるよね” の巻き

 

ひゃっほう。今年も正月がやってきました。振り袖も着ないし、髪型もいつもの通りだけ

ど、何だか身が引き締まる思いでやんす。これで本物の身も引き締まってくれれば、言う

こと無いんだけど、一度出たお腹はなかなかにしぶとい。我が身とは思えないほど根性あ

る。って、感心している場合ではありません。いつかへこましてやるからね。

 

でも、ま、年末年始くらい、自分を甘やかしてもいいか、とうことで、食べまくりました。

河豚に焼肉に蟹に寿司! 何?勝手にほざいとれって?スンマセン。罰当たりますかしら。

で、何を言いたいかというと、辛口でへそ曲がりのワタシが、ぜええんぶ、納得して満足

のいく店だったのです。ほんと、料理は勿論のこと、コストパフォーマンスもいいし、

接客も気持ちいい。そのほかで共通するのは、何と皆、一等地の都心から少しはずれた地

にある店ということなの。河豚は黒門に本店を置く有名店の支店だけれど、他の店はその

地で昔から営業しているとか。なるほどと思いましたよ。一等地ではない立地で、十年二

十年と、お客さんに支持されているのは、“極上の何か”を持っているんだよね。

それは何と言っても、経営者の人柄と賢さだと思う。このふたつが両立できてこそ、長く

にぎわいのある店でいられる。勉強になりました。これからは人柄を磨かなくては、賢さ

とのバランスが取れませんわ。え? ワタシのことざんす。

 

そう言えば、梅田のど真ん中にある喫茶店のミックスサンドはパンがパサパサだったし、

難波の駅前のうどん店は、コシがなくてふにゃふにゃだったぞ。不況下では、立地が成否

を決めると言われるけれど、二等地や三等地でもいい店は歴然とあるのよね。

そんな店を見付けて、お気に入りに加えるのって、すごく楽しい。今年も頑張るぞ!

 

                      2011年1月3日   ・・・続く

 

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |

【その58】某月某日  ”やはり規模って大切・・” の巻き

col_n_pic.gif

某月某日  “やはり、規模って大切” の巻き

 

心配していたことが現実に。別にワタシがこけたとか、指切ったとかの話じゃなくて(そ

んなのは日常茶飯事ざんす)、20席くらいのとても繁昌している飲食店が120席ほども

ある場所に移転したとき、大丈夫かいなと案じてたのが、やはり最近クローズしてしまい

ました。勿体ないなあ。適性規模を読み間違えたのよね。手のかかったリーズナブルな料

理が気にいってたんだけれど、何せ、120席という規模は、並のコンセプトでは集客で

きません。今話題の270円均一の店とか、お値打ちバイキング、とかなら、内容次第で

は客席が埋まるだろうけどね。あああ、またお気に入りの店が消えちまった。その店の

1000円の幕の内風ランチが充実してとてもお値打ちだったのに。ご時勢は厳しい。

 

とか何とか愚痴ってたら、いやはや、すごい店もあるのね。その店から歩いても10分程

度のところにある焼肉店。グルメの友人に教えてもらって、訪問したんだけれど、驚きま

した。人気店だって聞いたから、勿論予約して行きました。20席ほどの規模で、7時に

は満席。それからも次から次へと客が来て、満員で断られて残念そうに帰っていくの。

予約しといてよかった。で、肝心の焼肉ですが、陳腐な言い方でゴメンなさい。とろけそ

うでした。甘くて旨くて、もうたまらん。皆、美味しいところは良く知ってるな、と感心

した次第。女将さんも、親切で優しい。皆、一生懸命食べてたわ。一人5000円~60

00円ってとこかしら。満足できる価格でした。で、ふと思ったの。頼むから100席も

ある店に移転などしないでね。そこはその規模だからいいのです。

 

                     2010年12月3日   ・・・続く

 

 

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |

【その57】某月某日  ”味にばらつきがあるのはノーサンキューよ・・” の巻き

col_n_pic.gif

某月某日  “味にばらつきがあるのはノーサンキューよ” の巻き 

考えてみれば、数ある飲食店の中で一度でも実際に行ったことのある店って、ごく一部な

のよね。別に考えなくてもそうなんだけれど、美味しくてリーズナブルな店がまだまだあ

ふれていそうで、残念な気持ちになるわ。だって全部の店を踏破するのは物理的かつ経済

的にとても無理ざんす。

そんな当たり前のことを考えていたら、二ヶ月ほど前に、自宅近辺でGoodな店を見付けた

の。存在は知っていたけど何故か行く機会がなかった店で、あるとき、行って見ようか、

という気になって来店。それがなかなかに、おつな店だったのです。ほこほこのにんにく

の丸揚げは旨み十分だし、凝ったメニューが目白押し。価格も一人3000円くらいで十

分に楽しめる。これはラッキー!って感じで、再訪問。やはり店って、行ってみないこと

には分からないものね。厨房の中は見えないけど、まだ若手の料理人が一人で頑張ってい

る風だったわ。レジのときに挨拶してくれたもの。

ところが、三回目の訪問時に注文したにんにくの丸揚げは、揚げすぎのせいか、しわしわ

になっていて、ほくほくとはほど遠い出来上がりでがっかり。豚の角煮は脂身ばかりだし、

〆の雑炊もやけに塩辛い。全然、今までと味が違うじゃないと首をかしげて、そそくさと

精算したら、あれ?いつもの料理人じゃなく見たことのない人が、厨房の中にいました。

曜日で担当が変わるのか、人自体が変わったのか、聞かなかったけれど、少なくとも飲食

店としては、致命的な現象です。行く度に味が変わったら、信用は築けません。安定した

質、がビジネスの根幹です。エヘン。

美味しくなるのは歓迎だけれど、味が落ちたら、もうその店はノーサンキューってことに

なります。その怖さは、チェーン店が一番よく知ってるから、味や質の均質化に努力を払

ってる。ところが、個人店は、人の質や技に頼ることが多いので、料理人が変わると、

上記のようなばらつきが出てくる危険性があるのよね。せっかく、いい店を見付けたと思

ったのにもう行かない。とっても残念。商売は厳しいのでありますよ。

 

                     2010年11月2日   ・・・続く

 

 

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |

【その56】某月某日  ”一流ホテルなんだから、もっと頑張ってね・・” の巻き

col_n_pic.gif

 

 

某月某日  “一流ホテルなんだから、もっと頑張ってね” の巻き

 

学生時代の友人が上阪したので、ホテルのレストランで優雅にランチすることに。

23階の中華レストランを予約して万全の構えで、友人を迎え撃ちました。そのレストラ

ンからは見事な眺望が楽しめるのです。そこでゆっくりと積もる話しをしながら、学生時

代に戻ろうという考え。シワもシミも何にもなかったあの頃とは、随分と変化したお互い

の顔を見ながら、年月の過ぎる早さを実感した次第。でも学生時代の友人って、何年振り

かでも、すぐに昔の雰囲気に戻れるってところがこすごい。青春の一時期を共に過ごすこ

とによる結びつきは深いのですね。実際に、あの頃に戻りたいとは思わないけれど、人生

って、色々な道を選んで生きていくのだな、と再確認しました。わたしでも、人生の機微

などをしみじみと味わうこともあるのですら。

 

そんなことはどうでもいいんだけれど、そこのレストランの料理は、まあ料金の値打ちは

あるかな、ってランクでした。2500円のランチって微妙なクラスで、それほど豪華で

はないけれど、そこそこ充実した内容を期待するよね。その意味ではかろうじて合格点かな。それよりサービスが今ひとつ。まだ食べ終わっていない皿を勝手に下げるし、乱暴に

皿を運ぶものだから派手に床に落としてしまうし、何だかちぐはぐで、落ち着かない接客

なの。一流ホテルなんだから、もっとスマートにフレンドリーに客に接してほしいわ。

笑顔もなかったしね。わたしたちは、久しぶりに喋るのが目的だったけれど、単純にそこ

で食べるのが目的だったら、随分と失望したと思う。

 

せっかく来店したお客に満足してもらうのが大切。もっと気を入れてのぞんでよね。緊張

感が足らないのだと思います。昔は一流ホテルって、さすがと思わせる接客が見られたの

に、これじゃ街中のファミレスと変わりません。もっとプライドを持ってしっかりとして

ください。

                     2010年10月3日   ・・・続く

 

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |

【その55】某月某日  ”近頃のフードコートって頑張ってるのね・・” の巻き

col_n_pic.gif

某月某日  “近頃のフードコートって頑張ってるのね” の巻き

 

不況不況、物が売れない、といっても夏休みはどこに行っても、人、人、人で、どこが不

況って感じでした。映画館もええって驚くほど、観客であふれていたし、近くのショッピ

ングプレイスのフードコートは、いつ行っても空席なしのにぎわい。ま、やっぱり皆、消

費してこそ、街も活気付くってもんで、いいじゃないのと思ってたら、9月に入ると途端

に、寂しくなっちゃいました。お姉さんとすれば、ゆっくりと遊べるのは歓迎だけれどね。

 

フードコートといえば、近頃のそれは進化してるのね。まず美味しい! イメージでは安

かろうまずかろうって感じだったんだけれど、注文した和風チャンポンは二重丸。わたし

的にはチャンポンは好みではないのです。ほら、かまぼことか、毒々しい練り物がいっぱ

い入ってるじゃない。あれが嫌なのよね。でも写真を見るとそんな風ではないのでオーダ

ー。正解でした。野菜てんこ盛りで、豚肉も脂身の少ない大振りのものがたっぷり。、スー

プもあっさり系で旨! 680円と、ちと高めだけど、とても質の良いお値打ちチャンポ

ンでした。店の心意気を感じました。これからも頑張って!

 

他にも、ジャンボオムレツとか、ステーキ弁当などに、人の列ができていました。多分

美味しいのだろうな。次ぎに、是非食べようっと。フレンチやイタリアンもいいけど、

フードコートも、おぬし、やるな、って開眼しました。庶民の味方ざんす。

ああ、こうしてわたしも大衆化していくのね。

 

大丈夫、近頃、両刀使いなの。来週は学生時代の友人が上阪するので、ホテルのレストラ

ンで優雅にランチする予定。うふ。

・・・続く

 

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |

【その54】某月某日  ”選べるってうれしいよね・・” の巻き

col_n_pic.gif

某月某日  “選べるってうれしいよね” の巻き

 

今年の梅雨は律儀よね。しっかりしっかり雨を降らしてます。もうそろそろ燦々と輝く

太陽に主役をあけわたしてくれ。布団干せません。湿度が高い・・・・。

こんなじめっとした時期には、あれです!辛いインドカレー。ホント、いける。

我が国のカレーも勿論美味しいけれど、インドカレーは別の料理です。スパイスの差。

ナンとライスの差。食後の飲み物のチャイ。それにタンドリーチキン。

インドカレーはなかなか自宅では作れないので、当然に専門レストランに行きます。

インド料理レストランって、雰囲気が独特なのよね。とてもエキゾチックで素敵。

 

ということで、今日のランチもインドカレーで元気いっぱい! 何故か、事務所の近辺に

はインド料理レストランが三店舗もあるのです。歩いて一キロ圏内に三店舗って、すごい

でしょ。当然、全店舗制覇しました。で、一店舗を選別させてもらいました。この店しか

行きません。その理由。1,値段がリーズナブル(カレー二種に、ナン、ライス、サラダ

タンドリーチキン一個、飲み物がついて800円)。2,カレー種が豊富(野菜ものが多い

し、チキン、ポーク、海老と多彩)。3,味が良い(当然)。4,ボリュームがある(ナン

は食べ放題。食べられませんけど、気持ちがウレピー)5,サービスがフレンドリー(に

こにこしていて、こちらまでうれしくなる)

 

他二店舗も悪くはないんだけれど、上記の店に比べると、カレーの量が少ないし、サービ

スが今一つ。その店しかないんであれば、それはそれで満足できるんだろうけど、比較す

る対象が増えると、選別されてしまいます。ほんと、レストランも大変だな、と思います。

でも、客にとっては“選べる”ってことは、とても重要でうれしい。この“選べる”自由

がある幸せをひしひしと感じる私でした。(そんな大げさなことかよ)

・・・続く

 

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |