N子の辛口奉行日記」カテゴリーアーカイブ

給料の殆どを外食に費やす、仕事は2流。でも味覚度自称1流のOL・N子がやさしく店をぶったぎる痛快辛口日誌

【その59】某月某日  ”都心でなくても、いい店はあるよね・・” の巻き

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某月某日  “都心でなくても、いい店はあるよね” の巻き

 

ひゃっほう。今年も正月がやってきました。振り袖も着ないし、髪型もいつもの通りだけ

ど、何だか身が引き締まる思いでやんす。これで本物の身も引き締まってくれれば、言う

こと無いんだけど、一度出たお腹はなかなかにしぶとい。我が身とは思えないほど根性あ

る。って、感心している場合ではありません。いつかへこましてやるからね。

 

でも、ま、年末年始くらい、自分を甘やかしてもいいか、とうことで、食べまくりました。

河豚に焼肉に蟹に寿司! 何?勝手にほざいとれって?スンマセン。罰当たりますかしら。

で、何を言いたいかというと、辛口でへそ曲がりのワタシが、ぜええんぶ、納得して満足

のいく店だったのです。ほんと、料理は勿論のこと、コストパフォーマンスもいいし、

接客も気持ちいい。そのほかで共通するのは、何と皆、一等地の都心から少しはずれた地

にある店ということなの。河豚は黒門に本店を置く有名店の支店だけれど、他の店はその

地で昔から営業しているとか。なるほどと思いましたよ。一等地ではない立地で、十年二

十年と、お客さんに支持されているのは、“極上の何か”を持っているんだよね。

それは何と言っても、経営者の人柄と賢さだと思う。このふたつが両立できてこそ、長く

にぎわいのある店でいられる。勉強になりました。これからは人柄を磨かなくては、賢さ

とのバランスが取れませんわ。え? ワタシのことざんす。

 

そう言えば、梅田のど真ん中にある喫茶店のミックスサンドはパンがパサパサだったし、

難波の駅前のうどん店は、コシがなくてふにゃふにゃだったぞ。不況下では、立地が成否

を決めると言われるけれど、二等地や三等地でもいい店は歴然とあるのよね。

そんな店を見付けて、お気に入りに加えるのって、すごく楽しい。今年も頑張るぞ!

 

                      2011年1月3日   ・・・続く

 

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【その58】某月某日  ”やはり規模って大切・・” の巻き

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某月某日  “やはり、規模って大切” の巻き

 

心配していたことが現実に。別にワタシがこけたとか、指切ったとかの話じゃなくて(そ

んなのは日常茶飯事ざんす)、20席くらいのとても繁昌している飲食店が120席ほども

ある場所に移転したとき、大丈夫かいなと案じてたのが、やはり最近クローズしてしまい

ました。勿体ないなあ。適性規模を読み間違えたのよね。手のかかったリーズナブルな料

理が気にいってたんだけれど、何せ、120席という規模は、並のコンセプトでは集客で

きません。今話題の270円均一の店とか、お値打ちバイキング、とかなら、内容次第で

は客席が埋まるだろうけどね。あああ、またお気に入りの店が消えちまった。その店の

1000円の幕の内風ランチが充実してとてもお値打ちだったのに。ご時勢は厳しい。

 

とか何とか愚痴ってたら、いやはや、すごい店もあるのね。その店から歩いても10分程

度のところにある焼肉店。グルメの友人に教えてもらって、訪問したんだけれど、驚きま

した。人気店だって聞いたから、勿論予約して行きました。20席ほどの規模で、7時に

は満席。それからも次から次へと客が来て、満員で断られて残念そうに帰っていくの。

予約しといてよかった。で、肝心の焼肉ですが、陳腐な言い方でゴメンなさい。とろけそ

うでした。甘くて旨くて、もうたまらん。皆、美味しいところは良く知ってるな、と感心

した次第。女将さんも、親切で優しい。皆、一生懸命食べてたわ。一人5000円~60

00円ってとこかしら。満足できる価格でした。で、ふと思ったの。頼むから100席も

ある店に移転などしないでね。そこはその規模だからいいのです。

 

                     2010年12月3日   ・・・続く

 

 

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【その57】某月某日  ”味にばらつきがあるのはノーサンキューよ・・” の巻き

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某月某日  “味にばらつきがあるのはノーサンキューよ” の巻き 

考えてみれば、数ある飲食店の中で一度でも実際に行ったことのある店って、ごく一部な

のよね。別に考えなくてもそうなんだけれど、美味しくてリーズナブルな店がまだまだあ

ふれていそうで、残念な気持ちになるわ。だって全部の店を踏破するのは物理的かつ経済

的にとても無理ざんす。

そんな当たり前のことを考えていたら、二ヶ月ほど前に、自宅近辺でGoodな店を見付けた

の。存在は知っていたけど何故か行く機会がなかった店で、あるとき、行って見ようか、

という気になって来店。それがなかなかに、おつな店だったのです。ほこほこのにんにく

の丸揚げは旨み十分だし、凝ったメニューが目白押し。価格も一人3000円くらいで十

分に楽しめる。これはラッキー!って感じで、再訪問。やはり店って、行ってみないこと

には分からないものね。厨房の中は見えないけど、まだ若手の料理人が一人で頑張ってい

る風だったわ。レジのときに挨拶してくれたもの。

ところが、三回目の訪問時に注文したにんにくの丸揚げは、揚げすぎのせいか、しわしわ

になっていて、ほくほくとはほど遠い出来上がりでがっかり。豚の角煮は脂身ばかりだし、

〆の雑炊もやけに塩辛い。全然、今までと味が違うじゃないと首をかしげて、そそくさと

精算したら、あれ?いつもの料理人じゃなく見たことのない人が、厨房の中にいました。

曜日で担当が変わるのか、人自体が変わったのか、聞かなかったけれど、少なくとも飲食

店としては、致命的な現象です。行く度に味が変わったら、信用は築けません。安定した

質、がビジネスの根幹です。エヘン。

美味しくなるのは歓迎だけれど、味が落ちたら、もうその店はノーサンキューってことに

なります。その怖さは、チェーン店が一番よく知ってるから、味や質の均質化に努力を払

ってる。ところが、個人店は、人の質や技に頼ることが多いので、料理人が変わると、

上記のようなばらつきが出てくる危険性があるのよね。せっかく、いい店を見付けたと思

ったのにもう行かない。とっても残念。商売は厳しいのでありますよ。

 

                     2010年11月2日   ・・・続く

 

 

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【その56】某月某日  ”一流ホテルなんだから、もっと頑張ってね・・” の巻き

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某月某日  “一流ホテルなんだから、もっと頑張ってね” の巻き

 

学生時代の友人が上阪したので、ホテルのレストランで優雅にランチすることに。

23階の中華レストランを予約して万全の構えで、友人を迎え撃ちました。そのレストラ

ンからは見事な眺望が楽しめるのです。そこでゆっくりと積もる話しをしながら、学生時

代に戻ろうという考え。シワもシミも何にもなかったあの頃とは、随分と変化したお互い

の顔を見ながら、年月の過ぎる早さを実感した次第。でも学生時代の友人って、何年振り

かでも、すぐに昔の雰囲気に戻れるってところがこすごい。青春の一時期を共に過ごすこ

とによる結びつきは深いのですね。実際に、あの頃に戻りたいとは思わないけれど、人生

って、色々な道を選んで生きていくのだな、と再確認しました。わたしでも、人生の機微

などをしみじみと味わうこともあるのですら。

 

そんなことはどうでもいいんだけれど、そこのレストランの料理は、まあ料金の値打ちは

あるかな、ってランクでした。2500円のランチって微妙なクラスで、それほど豪華で

はないけれど、そこそこ充実した内容を期待するよね。その意味ではかろうじて合格点かな。それよりサービスが今ひとつ。まだ食べ終わっていない皿を勝手に下げるし、乱暴に

皿を運ぶものだから派手に床に落としてしまうし、何だかちぐはぐで、落ち着かない接客

なの。一流ホテルなんだから、もっとスマートにフレンドリーに客に接してほしいわ。

笑顔もなかったしね。わたしたちは、久しぶりに喋るのが目的だったけれど、単純にそこ

で食べるのが目的だったら、随分と失望したと思う。

 

せっかく来店したお客に満足してもらうのが大切。もっと気を入れてのぞんでよね。緊張

感が足らないのだと思います。昔は一流ホテルって、さすがと思わせる接客が見られたの

に、これじゃ街中のファミレスと変わりません。もっとプライドを持ってしっかりとして

ください。

                     2010年10月3日   ・・・続く

 

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【その55】某月某日  ”近頃のフードコートって頑張ってるのね・・” の巻き

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某月某日  “近頃のフードコートって頑張ってるのね” の巻き

 

不況不況、物が売れない、といっても夏休みはどこに行っても、人、人、人で、どこが不

況って感じでした。映画館もええって驚くほど、観客であふれていたし、近くのショッピ

ングプレイスのフードコートは、いつ行っても空席なしのにぎわい。ま、やっぱり皆、消

費してこそ、街も活気付くってもんで、いいじゃないのと思ってたら、9月に入ると途端

に、寂しくなっちゃいました。お姉さんとすれば、ゆっくりと遊べるのは歓迎だけれどね。

 

フードコートといえば、近頃のそれは進化してるのね。まず美味しい! イメージでは安

かろうまずかろうって感じだったんだけれど、注文した和風チャンポンは二重丸。わたし

的にはチャンポンは好みではないのです。ほら、かまぼことか、毒々しい練り物がいっぱ

い入ってるじゃない。あれが嫌なのよね。でも写真を見るとそんな風ではないのでオーダ

ー。正解でした。野菜てんこ盛りで、豚肉も脂身の少ない大振りのものがたっぷり。、スー

プもあっさり系で旨! 680円と、ちと高めだけど、とても質の良いお値打ちチャンポ

ンでした。店の心意気を感じました。これからも頑張って!

 

他にも、ジャンボオムレツとか、ステーキ弁当などに、人の列ができていました。多分

美味しいのだろうな。次ぎに、是非食べようっと。フレンチやイタリアンもいいけど、

フードコートも、おぬし、やるな、って開眼しました。庶民の味方ざんす。

ああ、こうしてわたしも大衆化していくのね。

 

大丈夫、近頃、両刀使いなの。来週は学生時代の友人が上阪するので、ホテルのレストラ

ンで優雅にランチする予定。うふ。

・・・続く

 

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【その54】某月某日  ”選べるってうれしいよね・・” の巻き

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某月某日  “選べるってうれしいよね” の巻き

 

今年の梅雨は律儀よね。しっかりしっかり雨を降らしてます。もうそろそろ燦々と輝く

太陽に主役をあけわたしてくれ。布団干せません。湿度が高い・・・・。

こんなじめっとした時期には、あれです!辛いインドカレー。ホント、いける。

我が国のカレーも勿論美味しいけれど、インドカレーは別の料理です。スパイスの差。

ナンとライスの差。食後の飲み物のチャイ。それにタンドリーチキン。

インドカレーはなかなか自宅では作れないので、当然に専門レストランに行きます。

インド料理レストランって、雰囲気が独特なのよね。とてもエキゾチックで素敵。

 

ということで、今日のランチもインドカレーで元気いっぱい! 何故か、事務所の近辺に

はインド料理レストランが三店舗もあるのです。歩いて一キロ圏内に三店舗って、すごい

でしょ。当然、全店舗制覇しました。で、一店舗を選別させてもらいました。この店しか

行きません。その理由。1,値段がリーズナブル(カレー二種に、ナン、ライス、サラダ

タンドリーチキン一個、飲み物がついて800円)。2,カレー種が豊富(野菜ものが多い

し、チキン、ポーク、海老と多彩)。3,味が良い(当然)。4,ボリュームがある(ナン

は食べ放題。食べられませんけど、気持ちがウレピー)5,サービスがフレンドリー(に

こにこしていて、こちらまでうれしくなる)

 

他二店舗も悪くはないんだけれど、上記の店に比べると、カレーの量が少ないし、サービ

スが今一つ。その店しかないんであれば、それはそれで満足できるんだろうけど、比較す

る対象が増えると、選別されてしまいます。ほんと、レストランも大変だな、と思います。

でも、客にとっては“選べる”ってことは、とても重要でうれしい。この“選べる”自由

がある幸せをひしひしと感じる私でした。(そんな大げさなことかよ)

・・・続く

 

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【その53】某月某日  ”「昔ながら」って、いいことばかりじゃないのよね・・” の巻き

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某月某日  “「昔ながら」って、いいことばかりじゃないのよね” の巻き

 

新緑が目にまぶしい季節です。ホント植物ってエライよね。枯木だとばかり思っていた木々

が、この時期を忘れずに一斉に芽を吹いて、鮮やかな緑のグラデーションを競い合うんだ

もの。いやはやまいりました。花々も今はとてもきれいに咲き誇っています。

 

さて、花より団子の我が身としては、近所にオープンした焼き肉に行かない訳はないので

あります。フランチャイズの飲食店が撤退したあと、半年ほど貸し店舗になっていたのが、

念願の新店舗オープン!今度は個人店らしい。看板には「昔ながらの焼肉店」。昔ながらの

焼肉って一体どんなん? まずは行ってみることに。店内はウッディーな印象ですっきり

していいじゃありませんか。座ると、七輪がテーブル上に。勿論炭火焼。これが昔ながら

なのね。店内はすでにうっすらと煙がただよってます。でもテーブル上に置かれた七輪っ

て結構、恐いどっせ。焼き手が“焼きにくいんじゃん”と申しておりました。

 

国産和牛とうたっている肝心の肉はというと、肉厚すぎて食べにくい上に、タレにつけ込

んでないので、素の感覚。確かに噛むと肉味はしっかりとするけど、これが昔ながらなら、

今風の方が断然好きです。野菜もタマネギかキャベツの単品しかない。野菜盛り合わせは、

昔は無かったんかい。

 

ハイボールを頼んだら、氷がいっぱいいっぱいいっぱい入っていて、二口で空になってし

もた(泣) これも昔ながら?嘘だろうう。二杯目は氷抜きをオーダー。え?って顔をさ

れたけど、正解でした(喜)

 

精算をお願いすると、値段だけをおっしゃるので、その価格を支払いました。結構、高か

ったです。明細書はありませんでした。領収書は頼めば書いてくれるようです。これも昔

ながらなのですか。確かに、今時、明細書の無い焼き肉店って、あまり見かけません。

結局、せっかく近所に好物の焼き肉店がオープンしたのに、従来行っていた店に戻りそう

です。そこそこ美味しくて、この店より安いんだもの。すべて今風だし。

                            ・・・・・続
く・・・・

 

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【その52】某月某日  ”2時間制って、外国にもあるの? ・・” の巻き

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某月某日  “2時間制って、外国にもあるの?” の巻き

 

春を通り越して、初夏のような陽気です。今年の春は、寒かったり温かかったりで、温度

が一定せずに大変でした。何がって?そりゃ,着る服です。お布団だって調整が大変。

昨日は夏で今日は冬なんだものね。ティーシャツと厚手のセーターが日毎、入れ替わるな

んて、冗談はやめてくれって感じでした。回りには、体調崩した人が多かったみたい。

ワタシも人並みに体調不良でした。どこがって言われても困るけど、体調不良だったの!

 

ようやく、安定したと思ったら、もう夏模様。ビールの季節の到来です。で、早速、最近

オープンした地中海料理の店へ。地中海料理とやらは一体何か、ちっとも分からないけれ

ど、とにかく美味しいビールが呑めるらしい。それで十分よ。一応、たしなみとして電話

予約を入れることに。○日、6時から二人でヨロシク。向こう様の返事はOKだったけれ

ど、2時間制になっていますので、とのお達しが。えええ?そうですか。ま、2時間あり

ゃ、ビールも呑めるし料理も味わえますけどね。でも個人的には、嫌いなシステム。

 

当日、6時の入店時には先客が2組。8時になっても半分ほどの客入りでした。そりゃそ

うだろう。70席もあって、しかも客単価5000円ほど。予約日は平日。なんで2時間

制って言わなくちゃいけないの?ちょっと勘違いしてるんじゃないですか。3時間いる客

がいてもいいじゃないですか。楽しいからいるんでしょ。客単価1500円くらいの店で

2時間以上粘られたら大変だろうけど。そういうときでも店側のテクニックが物を言うの

よ。客に嫌な思いをさせずに、機嫌よくお帰りいただく技くらい、身につけておいてよね。

 

以前にも、2時間制になってますので、って言われた店があるけど、いい気分はしないわ。

何だか、気がそがれる。どちらもそこそこ、お値段もいい店なのに、ちょっと傲慢な印象

を受けました。レストランは時間を売っているのではありません。団体の貸切や食べ放題

バイキングなどは時間制もありだとは思うけど。

 

欧米のレストランでも2時間制ってあるのかしら。何だか日本だけのような気がします。

レストランの意味を取り違えてるんじゃないの。餌を供給しているのではないのよ。

2時間制を客に強いるのは、いかがなものでしょう。巧いテクニックで帰ってもらってく

ださいよ。

・・・続く

 

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【その51】某月某日  ”油断は禁物、お仕事は緊張感を持ってね・・” の巻き

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某月某日  “油断は禁物、お仕事は緊張感を持ってね・・・” の巻き

 

日本中、春真っ盛り。で、行ってきました。有名な花の里へ。そこは以前から興味をそそ

られていたところなの。ほぼ一年中お花で溢れているらしい。特にこの季節は華やかなお

花畑が愉しめそうとの期待を持っていざ。はい、期待通りでした。池の周りに桜や桃、れ

んぎょうにパンジーが咲きそろい、まるで天国のよう。行ったことあるのかって?

まだです。そして圧巻はチューリップの大花園とベコニア館。ホント、花は神様からの贈

り物だネ。甲乙付けがたいあでやかさで、写真を取っても、完全にこちらが負けてる。

当たり前か・・・トホ。

ここは入園料以外にも、見たり乗ったりしたい場合に別費用が要るのはちと辛いけど、こ

れほどの花園を管理維持するには並大抵の経費ではないだろうと納得した次第。

 

花を前にしてうっとりしていると、何故かお腹が空いてきました。パンフレットを見れば、

おお! 充実したレストラン群。イタリアンもフレンチも中華も和食もビール園も麺類も

あるでよ。皆、美味しそうだけれど、夜は旅館の夕食が待っているので、昼は毛色の変わ

ったビール園で決まり!地ビールを飲みましょうぞ。はあい、こんにちは。広いのねえ。

二百人以上は入りそう。土日やハイシーズンは一杯になるのかしら。でも平日だから1割

ほどの客入りでちょっと寂しそう。

 

笑顔も元気さもない出迎えを受けて、とりあえずはテーブル席へ。ビール園だからやっぱ

ソーセージでしょう。フライドポテトも忘れずにオーダー。料理はなかなかに美味しかっ

たです。でも従業員同士が1カ所に集まって談笑しているのが丸見え。客数の割にスタッ

フ数が多くて、手持ち無沙汰なのは分かるけど、私語は飲食店の原則的禁止行為です。接

客の基本中の基本が守られていないのは残念です。客に向かってこそ、もう少し楽しそう

にしてよね。仕事はサークル活動ではありません。ここは入園料を払えばレストランでも

利用できるクーポンがついているので、レストランだけ目当ての客も期待していいと思う。

そのための充実したレストラン群なんでしょう。でもスタッフの教育のやり直しが必要か

も。何だったら、いい先生を紹介しますよ。

                                  ・・・続く。

 

 

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【その50】某月某日  ”レストランのお酒、もう少し安くしてください・・” の巻き

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某月某日  “レストランのお酒、もう少し安くしてください・・・” の巻き

 

デフレデフレって騒いでるけど、今までが高すぎた、ってケースもあるよね。洋服だって

ほぼ同じような仕様のものが、売っている場所によっては2,3倍もの値段差がついてい

ることもしばしばで、景気の良いときはそれでも売れたかもしれないけれど、財布の紐が

かたくなってるこの頃は、なかなか厳しいと思います。百貨店は大変ね。今はそこそこの

品質のものが、以前と比べて安く手に入るのは、とても助かってます。だって、給料は全

然上がらないんだもの。それがデフレスパイラルだろうって? そうなんだ。

 

飲食店も、値下げ合戦だって騒がれているようだけど、そんなに安くなりました?牛丼や

ハンバーガーが安くなったのですか?それよりも、毎日の必需品が安くなって欲しいわ。

野菜とか肉とかね。光熱費だって、結構高いよね。電気代は、日本のように夏暑く、冬は

しっかりと寒いと高くつきます。省エネ家電というけれど、やはり便利で優秀な電気製品

は使えば使うほど、電気代も劇的にアップ!ちょっと電力会社さん。儲けすぎではないで

すか。水道代は地域差があって、びっくりすることがあります。以前住んでたところは、

二ヶ月で水道代が7500円だったけれど、今のところは一ヶ月9800円!はじめは、

のけぞったけれど、いくら節水しても、それ以下にはならないってことがよく分かりまし

た。要するに、いい水源が近くに無いのですよ。ほんま、今からでも川作れ。冗談はさて

おき、デフレといっても、インフラ料金は高くつくものですね。

 

で、憂さ晴らしに行ってきました。有名和食店がプロデュースした格好いいレストランに。

コースが6300円。バブルの頃だと多分1万円はしたと思うような内容で、これもご時

勢の恩恵かな、と喜んだけれど、お酒類がやたら高いのです。ワインでもと思ったら、フ

ルボトルで5000円。やはり和食だから日本酒か、と気を取り直してドリンクメニュー

を見直したら、ガアーン、全種類、一合が1200円以上する。高い(泣)。原価知ってる

よ。そういえば最初に呑んだ、“取りあえずビール”も、グラス800円以上でした。他店

なら500円くらいで呑めます。

 

結局、名のあるレストランは、人件費や内装費もかかるので、どこかで儲けをはじきだす

必要があるのでしょう。確かに、そのレストランは可愛い女性がいっぱいいて、接客も申

し分はなかったです。でもクラブではないんだから、そこそこのサービスで十分ですよ。

それより酒代、安くしてください。今のままだと、リピートはちょっと無理かな。

 

                               ・・・続く

 

 

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