【その146】某月某日 ”飲み物価格には気を付けて・・ ”の巻き

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某月某日  “飲み物価格には気を付けて”の巻き

飲食店って、その名の示す通り、飲んで食べるところ。日本ではそれ以外の言い方はないよね。居酒屋、割烹、料理屋、蕎麦屋、お好み焼店などは、それぞれの出す料理や出し方を表わしているだけで、すべてが飲食店という範疇に入ります。英語のレストランとほぼ同義語かな。でも“飲食店”というくくりのほうが、大きいような気がするわ。業界用語では、外食産業というジャンルにあたるけど、一般に使うのは”飲食店“が多いですわ。表現はどうでもいいんだけど、飲むと食べる、のどちらに比重を置いて、どういう価格構成になっているかで、その店の印象や好感度やリピート率が大きく変わってくると思う。そんなのどうでもいいじゃん、って言われそうだけど、価格構成を間違うと、店の趨勢にかかわるってこと。

夜の食事はお酒とセットの時が多く、その店が嫌いになるか、好きになるかの目安は、料理の次に、飲み物の価格が左右することが多いわ。というのは、飲み物価格だけは、店によって大きなばらつきがある、というか、店の勝手放題って気がするの。市場価格が明確な生ビールにしても、店によって価格差はあるので、何杯か飲むと会計にかなりの差が出るよね。飲み助は、そこのところシビアな目で見てるものよ。一番、差があるのはワインかな。確かに仕入れ価格が高いビンテージものだからということで、ベラボーな価格も言訳が立つんだろうけど、ほんま?って思うわ。味の違いが分かる人って多くないし、そもそもなんでそんなに高いの?という価格付けの店が多いこと多いこと。ま、ドリンク類は店の稼ぎどころ、ってのは、飲食店では常識みたいね。でも今までの経験だけど、ドリンク類、特にワイン価格が高い店は、二度と行かなかったわ。閉店に追い込まれた店もあるわよん。お客さんは賢いのです。

で、結局、何を言いたかったかいうと、先日訪問した飲食店は、料理も良かったけど、ワインが2千円台から揃ってて、フルボディのとっても美味しいワインでも2500円だったので、うれしくてうれしくて。はい、これが言いたかったために、ながながと講釈をたれました。あほらし。また行くからね!

                2018年7月15日・・続く

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