【その127】某月某日  ”そのうちきっと、閉店します “ の巻き

col_n_pic.gif

某月某日  “そのうちきっと、閉店します・・”の巻き 

いやあ、久々にアカン店に巡り会えましたわ。あなうれし。というのは最近は、それなりに努力と言うか、一生懸命に頑張っている店が多くて、辛口N子の出る幕が少なくなって寂しかったざんすのよ。お客さんの口と目が肥えてるものだから、お店も大変な時代に入って、お客さんに満足してもらうために、内容と価格、それに接客もなかなか、レベルが高い店が多くなったと思う。だからありがとさん、ごちそうさん、またね、で済ませてたのよね、ところが!もう二度と来まへんで、の店にぶちあたりました。少し遠い場所にあるので、来る機会も無いと思うけど・・。 

以前から名前は知っていたけど入るのは初めての店で、庶民的な中華料理。まず店の外のメニューケース内に、料理サンプルが4つしか無いって、売る気が無いのかいな、って思いたくなるよね。店内に入ると、昼ご飯時だというのに3割程度の客入り。照明やインテリアが暗めで、明るい雰囲気には程遠いし。接客は元気の良い女性で、印象は悪くなかったけど、肝心の料理が、ひどいの一言かな。注文した五目ちゃんぽんを一目見て、のけぞりそうになったわ。麺の上には、大振りのキャベツの芯部分だけ。間に少々の人参と二かけの小間切れ豚肉。きくらげとモヤシが少々。はい、キャベツの芯がメインのちゃんぽんね。いくらキャベツが高騰しているからといっても、柔らかい葉肉はどこに行ったの?キャベツの芯が結構、栄養があるのは知ってますよ。だから家でも、捨てずに細く切って、炒め物などにも混ぜて使ってますわ。でもね、大きな芯部分だけを、そのまま料理に使うなんて、あり得ない。そうそう、そこはトイレも汚かったわ。 

ま、その内、クローズすると思う。一応、チェーン店なので、スクラップってことね。だって、昼にあの客入り状態では運営は難しいはず。時々行く、近場のちゃんぽん店のそれは、柔らかいキャベツに豚肉がたっぷり入って満足度が高いので、昼はお客が列を作っているほど。いやあ、今どき、あんな店もあるのよね。勉強になりましたわ。 

                       2016年12月9日・・・続く

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 パーマリンク