某月某日 “ゴネンね。元気に食べて呑みます” の巻き
東日本にすさまじい震災が発生して、ここ関西でも自粛ムードが高まってます。ゴルフ場
もレストランもキャンセルが相次いで、悲鳴を上げてます。あれほどの被害を目のあたり
にすればそりゃ、だれでもシュンとなって落ち込んで、遊ぶのに罪悪感を感じるのも無理
無いところです。でもね、ここで日本人の皆が小さく固まってしまうと、日本の再生は無
いと思うのです。今回の震災で、ある歌手がいいことをおっしゃってました。金のある奴
は金を出せ。力のある奴は力を出せ。頭のいい奴は頭を使え。何も無い奴は元気を出せ。
多分、こんなだった。で、金も力も頭も無いワタシは、元気しかない、ってことで、2月
に決まっていた3月下旬の食事会を予定通り、実施しました。正解だったと思います。
レストランのある心斎橋界隈も、心なしか、外国人の姿が減ったような。でも食事会は
だれ一人キャンセルもなく、元気に食べて呑みました。ゴメン。でも皆、日本の未来を
真剣に憂いていましたよ。レストラン側も、この時期に予定通り来てくれたって、とても
うれしそうでした。プチフレンチの店です。
あまり大きな声では言えないけれど、その店の料理は予想をはるかに超えて美味でした。
味付けがしっかりとして、フレンチに固執することなく、オリーブオイルも使用し、何よ
り料理をシェアさせてくれる。というより、店側がシェアを勧めてくれるの。
これって、フレンチでは珍しい。以前に訪問したフレンチレストランは、シェアしたいと
言ったら、ここはフレンチレストランですので・・、とエラそうに、抜かしよった。もと
い、申されました。フンだ。
で、つくづく思ったわけです。いつの世にも、そしてどこにでも、融通の利かない頭の固
いヤツがいるんだなっということ。はっきり言って、そういう輩をバカと言います。
これからは、柔軟に、しなやかに、そして稟とした心は忘れずに、が大切だと思うのです。
同胞の苦難がほんのすこしずつでも、やわらいでいきますように・・・・。
2011年3月30日 ・・・続く