【その61】某月某日  ”ゴメンね。元気に食べて呑みます・・” の巻き

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某月某日 “ゴネンね。元気に食べて呑みます” の巻き

 

東日本にすさまじい震災が発生して、ここ関西でも自粛ムードが高まってます。ゴルフ場

もレストランもキャンセルが相次いで、悲鳴を上げてます。あれほどの被害を目のあたり

にすればそりゃ、だれでもシュンとなって落ち込んで、遊ぶのに罪悪感を感じるのも無理

無いところです。でもね、ここで日本人の皆が小さく固まってしまうと、日本の再生は無

いと思うのです。今回の震災で、ある歌手がいいことをおっしゃってました。金のある奴

は金を出せ。力のある奴は力を出せ。頭のいい奴は頭を使え。何も無い奴は元気を出せ。

多分、こんなだった。で、金も力も頭も無いワタシは、元気しかない、ってことで、2月

に決まっていた3月下旬の食事会を予定通り、実施しました。正解だったと思います。

 

レストランのある心斎橋界隈も、心なしか、外国人の姿が減ったような。でも食事会は

だれ一人キャンセルもなく、元気に食べて呑みました。ゴメン。でも皆、日本の未来を

真剣に憂いていましたよ。レストラン側も、この時期に予定通り来てくれたって、とても

うれしそうでした。プチフレンチの店です。

 

あまり大きな声では言えないけれど、その店の料理は予想をはるかに超えて美味でした。

味付けがしっかりとして、フレンチに固執することなく、オリーブオイルも使用し、何よ

り料理をシェアさせてくれる。というより、店側がシェアを勧めてくれるの。

これって、フレンチでは珍しい。以前に訪問したフレンチレストランは、シェアしたいと

言ったら、ここはフレンチレストランですので・・、とエラそうに、抜かしよった。もと

い、申されました。フンだ。

 

で、つくづく思ったわけです。いつの世にも、そしてどこにでも、融通の利かない頭の固

いヤツがいるんだなっということ。はっきり言って、そういう輩をバカと言います。

これからは、柔軟に、しなやかに、そして稟とした心は忘れずに、が大切だと思うのです。

同胞の苦難がほんのすこしずつでも、やわらいでいきますように・・・・。

 

                      2011年3月30日   ・・・続く

 

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