某月某日 “一流ホテルなんだから、もっと頑張ってね” の巻き
学生時代の友人が上阪したので、ホテルのレストランで優雅にランチすることに。
23階の中華レストランを予約して万全の構えで、友人を迎え撃ちました。そのレストラ
ンからは見事な眺望が楽しめるのです。そこでゆっくりと積もる話しをしながら、学生時
代に戻ろうという考え。シワもシミも何にもなかったあの頃とは、随分と変化したお互い
の顔を見ながら、年月の過ぎる早さを実感した次第。でも学生時代の友人って、何年振り
かでも、すぐに昔の雰囲気に戻れるってところがこすごい。青春の一時期を共に過ごすこ
とによる結びつきは深いのですね。実際に、あの頃に戻りたいとは思わないけれど、人生
って、色々な道を選んで生きていくのだな、と再確認しました。わたしでも、人生の機微
などをしみじみと味わうこともあるのですら。
そんなことはどうでもいいんだけれど、そこのレストランの料理は、まあ料金の値打ちは
あるかな、ってランクでした。2500円のランチって微妙なクラスで、それほど豪華で
はないけれど、そこそこ充実した内容を期待するよね。その意味ではかろうじて合格点かな。それよりサービスが今ひとつ。まだ食べ終わっていない皿を勝手に下げるし、乱暴に
皿を運ぶものだから派手に床に落としてしまうし、何だかちぐはぐで、落ち着かない接客
なの。一流ホテルなんだから、もっとスマートにフレンドリーに客に接してほしいわ。
笑顔もなかったしね。わたしたちは、久しぶりに喋るのが目的だったけれど、単純にそこ
で食べるのが目的だったら、随分と失望したと思う。
せっかく来店したお客に満足してもらうのが大切。もっと気を入れてのぞんでよね。緊張
感が足らないのだと思います。昔は一流ホテルって、さすがと思わせる接客が見られたの
に、これじゃ街中のファミレスと変わりません。もっとプライドを持ってしっかりとして
ください。
2010年10月3日 ・・・続く