某月某日 “ 何だか最近、味が濃いのよね・・・” の巻き
人間って味覚が変わるのかしら。っていうか、好みが変わるのかな?ま、人生、結構長く
生きてりゃ、食も変わっていくのは当然で、若い頃あれほど好きだった生クリームたっぷ
りのプリンアラモードやチョコレートパフェなどは、もういただけません。すごいてんこ
盛りデザートをぺろりと平らげていた頃が懐かしい。はい、勿論ございました。ワタシに
も花も恥じらう乙女時代が。とにかくあまい物には目がなかったざんす。
でも今は野菜の煮付けとか、煮魚とか、刺身とか、渋いこと渋いこと。まるでご隠居さん
のような食生活になっちまった感じ。これでは厳しい人生を生き抜いてはいけない、とエ
ネルギー確保に外食にも励んでいるのだけれど、何だか外で食べる料理は味が濃いのよね。
特に大衆的な中華料理店で、びっくりするほど濃い味付けに出くわすことがあって、これ
は単にワタシが薄味に慣れてしまったからかなとも思うんだけれど、異常に濃い場合があ
るのですよ。で、考えてみたら、そうか!ってことになったわけ。
つまりそれら大衆的な店のお得意客は、一生懸命働いている人たちだってこと。汗水たら
して肉体労働やら頭脳労働(これもエネルギーいるからネ)をしている人たちには、塩分
補給が必要だし、濃い味付けで美味しい白ご飯をたっぷり食べていただきたい、ってこと
になるんだと。そう言えば、全体的にファストフードは味が濃いことが多いよね。これも
濃い味好きな若いお客さん向け味付けになってるのかもしれない。牛
丼も甘辛く濃い味で
ないと物足りないと感じるんだと思う。働きの悪い熟年?のワタシが濃く感じるのは当た
り前なのかもと妙に納得はしたけれど、ちょっと待って!と言いたいのよね。やはり余り
濃い味付けは体にも良くないよ。素材の味が分からなくなってしまうし、高血圧や糖尿病
への急行ルートにもなる可能性もあります。脅かすわけではないけれど、この二つは食生
活が鍵を握ってる場合が多いのよね。だから自分の体は自分で守る、の意気込みで、外食
時にもある程度、気を配った方がいいのかも。たまには濃い味の料理もいいけれどね。
2013年5月9日 ・・・続く。