【その46】某月某日  ”売り物にはならない料理はメニューには入れないで・・” の巻き

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某月某日  “売り物にはならない料理はメニューに入れないで・・・” の巻き

 

ブルッ。木枯らし一号が吹いたとのこと。今まで温かかったから、この寒さは堪えます。

でもいっときだけで、また穏やかな天候に戻るらしい。暑いのはごめんだけど、寒いのも

辛いのう。結局、がまんが足りないんだろうって?その通り。

 

で、昨晩は気心しれた人達と炉端料理店へ。炉端料理とは、そもそもなんぞや。それを

探求するためにイザ。って、ただ美味しいもの食べて、飲みたいだけなんだろうって?

失礼な。その通り。

 

大阪駅から歩いても3分ほどのビル内のお店で、待ち合わせ時間の6時頃は3割程度の

客入りだったけど、8時には満席状態。結構はやってるのね。雰囲気は炉端焼き店という

より、ほとんど居酒屋でした。炉端焼き特有の調理システムではないし、カウンターはあ

るけど、そこで火を使うわけでもないし。料理はまずまずでした。料金も食べて飲んで、

一人5千円ってとこ。でもね。中にひどい料理があるのよね。

 

“和風あんかけそば”は、もしゃもしゃパラパラのかたやきそばもどき。もっとしっかり

した料理を出してください。“イカの一夜干し”は、何とも貧相なイカ(5センチくらい!)

が、でかい皿にちょこんと載ってきました。普通、丸ごとイカの一夜干し、って堂々のお

姿でいらっしゃるわよね。プリンプリンとしてジューシーで。全くひどい1品どした。

 

他の料理は、刺身も新鮮だったし、鮭料理なども美味しかっただけに、この2品にはがっ

くり。メニューにあるおかげで、その店の値打ちを低めてしまう料理があるのです。

それって、危険よ。悪貨は良貨を駆逐する、のたとえ通りです。

                                 ・・・続く

 

 

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