【その5】某月某日 ”トイレは化粧室なの、分かってよ” の巻き

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【その5】某月某日   “トイレは化粧室なの、分かってよ” の巻き
 
 今夜は学生時代の友人 K 子と忘年会だ! お互い、色々と忙しく(仕事以外がね)、なかなか会えないのだけれど、やはり、一年の締めとしてじっくりと飲み食べあかしたいじゃない。 どっちも、彼いない暦○○年だしさ。トホホ。
 
ということで、訪れたのは、洒落た中国料理店。今、はやりのヌーベルシノワって感じで、あっさりと美しく、お腹にも優しく、とレデイにはいいことずくめで、うれしいわね。ちょっとボリューム不足気味だけれど、ダイエットを目指す身としては、ちょうどいいかも。内装も中国料理店というより、フレンチレストランみたいで、照明も適当におさえてあって落ち着くわ。
近況を報告しあって、お互い、まだ嫁に行くあてのないことを確認してひと安心。なんだかなあ。もしも K 子に素敵な彼ができても、やっかまないからね。
 
お酒がすすみすぎたかな。顔が赤くなってるみたい。ちょっとトイレへ。
入って驚いた。暗いのなんのって。すごく照明を落としてあって、とても凝った造りなんだけれど、顔の色がよく見えません。バッグ置き場も無い。
仕方がないから、勘で化粧直しをして席に戻った私を見て、” N 子、顔まだらになってるヨ。少し変”って言われちゃった。これがもし、彼との勝負デートだったらどうしてくれるのよ!
 
蛍光灯が妙に白々しく明るすぎるトイレも、興ざめだけれど、やはりトイレは適度な明るさが欲しいよね。肌がきれいに見えれば言うことなし。だって、化粧直しがしやすくて、ルンルンで席に戻れるもん。
 
 
 
【つづく…】

 

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