某月某日 “都心でなくても、いい店はあるよね” の巻き
ひゃっほう。今年も正月がやってきました。振り袖も着ないし、髪型もいつもの通りだけ
ど、何だか身が引き締まる思いでやんす。これで本物の身も引き締まってくれれば、言う
こと無いんだけど、一度出たお腹はなかなかにしぶとい。我が身とは思えないほど根性あ
る。って、感心している場合ではありません。いつかへこましてやるからね。
でも、ま、年末年始くらい、自分を甘やかしてもいいか、とうことで、食べまくりました。
河豚に焼肉に蟹に寿司! 何?勝手にほざいとれって?スンマセン。罰当たりますかしら。
で、何を言いたいかというと、辛口でへそ曲がりのワタシが、ぜええんぶ、納得して満足
のいく店だったのです。ほんと、料理は勿論のこと、コストパフォーマンスもいいし、
接客も気持ちいい。そのほかで共通するのは、何と皆、一等地の都心から少しはずれた地
にある店ということなの。河豚は黒門に本店を置く有名店の支店だけれど、他の店はその
地で昔から営業しているとか。なるほどと思いましたよ。一等地ではない立地で、十年二
十年と、お客さんに支持されているのは、“極上の何か”を持っているんだよね。
それは何と言っても、経営者の人柄と賢さだと思う。このふたつが両立できてこそ、長く
にぎわいのある店でいられる。勉強になりました。これからは人柄を磨かなくては、賢さ
とのバランスが取れませんわ。え? ワタシのことざんす。
そう言えば、梅田のど真ん中にある喫茶店のミックスサンドはパンがパサパサだったし、
難波の駅前のうどん店は、コシがなくてふにゃふにゃだったぞ。不況下では、立地が成否
を決めると言われるけれど、二等地や三等地でもいい店は歴然とあるのよね。
そんな店を見付けて、お気に入りに加えるのって、すごく楽しい。今年も頑張るぞ!
2011年1月3日 ・・・続く