【その142】某月某日 ”接客態度はいつも店の顔”・・の巻き

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某月某日  “接客態度はいつも店の顔”の巻き

飲食店は料理や飲み物を提供するところだけれど、それだけでは商売成り立ちません。見合った雰囲気と接客がついてきてこそ、いい店だ、ということになるのよね。お客さんに満足して帰っていただかなければ、まずはリピートは望めないし、リピートがなければ殆どの店は成り立たないわ。駅構内とか駅前立地以外はね。そういえば昔、ビッグな駅の改札口前の店で、ひどい定食を食べたことがあるわ。まずいの一言で済む分かりやすい店なんだけれど、客はそこそこ入ってたわ。皆、一見さんね。こんなひどい料理を出してもつぶれずに営業してるんだと、逆に立地のすごさに感動したことがあるわ。接客がどんなだったかは、あまりの料理のまずさに忘れちまったけれど、多分、接客なんてどうでもいいって感じの店だったと思う。今でもあるみたいよお。

大体、日本の飲食店は丁寧で親切な接客で、そこが外国人観光客にも好評らしい。日常に利用する店も、一生懸命な接客態度のところが殆どで、この国の良さを再認識しちゃう。ただ接客は、お客さんがいるときだけに必要な仕事ではないのよ、といいたいケースもあるのよね。お客さんが入店してからの一連の接客対応は、マニュアル通りにやれば、まずは間違いがないし、笑顔が加わっていれば、言うことなし!でオールOK。でも客待ちのときのフロアースタッフには、対応の差がもろに出てしまう。常に入り口に気を配り、ソフトな客引きで頑張る店もあるかと思えば、店内でスタッフ同士がおしゃべりに興じている店もあって、千差万別だわ。ここに店の実力が出るのだと思う。

スタッフの質は、忙しい時、暇なとき、どちらにも出てしまうってこと、経営者もしっかりと把握しておかなくちゃね。時折訪問していた蕎麦専門店に行かなくなったのは、オーダーを忘れられてそれを指摘したとき、ごまかしたのが理由。後からオーダーした客に先に料理を持ってくるのでスタッフに確認したら、あわてて厨房に再オーダーしているのが丸わかりなのに、もごもごと謝らずにごまかしたの。頭に気て、それから行って無い。で先日、その店の前を通ったら、昼時なのに半分ほどの客入り状態。レジ近辺でスタッフ二人がぺちゃくちゃおしゃべりに励んでたわ。やっぱりね、と思いましたよ。まずまず美味しい蕎麦なのに、忙しい時も暇な時もどちらもだめな接客がつぶしている店の典型ね。

                2018年3月11日・・・続く

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