某月某日 “信じられないワインの価格・・・”の巻き
いやあ、久々にがっくりきたというか、残念だったというか。金返せとまではいかなくても、こんなんあり?ってな経験でしたわ。とてもとても寒い日のことでした。雪の女王が・・・・じゃなくて!一般庶民の我々は、都心のど真ん中のホテル内レストランを目指しておりました。1月だからちょっと贅沢な気分を味わいたいと、外資系高級ホテル一階のフレンチレストランでのディナー会食を予約しておりましたの。期待を膨らませてイザ。ええ?地下鉄駅に直結と思ってたけど、連絡通路は無くて、結局ちゃっぷい地上をぐるっと回って、やっと到着。心身ともに冷え込んでのスタートとあいなりました。これ、ワタシだけが迷ったわけではなく、メンバー皆、震えながら入ってきましたわい。
で、ディナーがスタート。かなりの大箱ね。赤を基調にしたインテリアはさすがに、ハイセンスとお見受けしました。でもね、接客が型通りで面白くないし、説明不足だし、のろいし。君たちには、ユーモアってものが無いのかねってな感じ。でもコース価格は6千円前後でボリュームはまずまずだから、良心的な方だと思いました。味は・・可もなく不可もなくて、こんなもんかいなで、許せる範囲ね。問題はワイン!最初はとりあえずビールで、次にワインリストを見せてもらったの。予算は一人1万円だから、少々ワインも楽しめるかなって思ってね。目が泳ぎましたがな。豊富なワインリストのほとんどが超高値で、最も安いのが9800円の1種だったかな。いや、あまりに驚いて目が泳ぎましたがな。しつこいけど。ほんとよ。5万円、8万円、15万円、30万円ってなものが大勢を占めてるのでとても、9800円の希少?ワインは、頼めませんでしたわ。少しはプライドもあるのでね。で、ハイボールをオーダー。これでも1600円だったかな。氷がやけに多かったなあ。一同、勉強になりました。はい、ディナーは終了。
料理と飲料の価格のバランスってものを知らんのかいな。料理が6千円ならワインは5千円~6千円台のものも揃えておくべきだと思うわ。2万円の料理を出す店ならそれ相応のプライスゾーンのワインでも客からのオーダーがあると思うけど、6千円の料理で、だれが3万円のワインを頼むの? 料理が怒るよ。間違った、ワインが怒るよ。そう、料理とドリンクは両輪なのです。そのバランスが悪い店って疲れるうう。世界に流通しているビンテージもの高級ワインの8割が偽物だって記事を読んだことあるけど、大丈夫ですか?私の記憶間違いだったらいいけど・・。
2016年2月6日・・・続く