OL N子の勝手リサーチ 89
某月某日 “美味しい病院食ってありませんか・・”の巻き
まったく今年の夏は一体何だったんだ!って、吠えたくなるほど暑かったざんす。インド
ネシアから来日した観光客のお姉さんが、“ワタシの国より暑いデ~ス”と、汗を拭き拭き
うなってたのが、印象的でしたわ。やはりネ。まともじゃなかったよネ。いつもは大人し
く謙虚な高知出身の彼女が、“日本一だ!”と、威張ってましたよ。そう、最高温度を達成
したのよね。何でも一番はいいよね。ウラヤマシ。うそです。ウラヤマシクありません。
でまあ、こんだけ暑いと普通は食欲も落ちますわな。それが落ちません。何故だろう。分
かりません。さすがに、のどごしのいいソーメンとか冷やし中華とかに手が出たけれど、
おかげで、夏やせしませんでした。ハイ、秋が恐いです。そんなワタシでさえ、箸が進ま
なかった料理がありました。ずばり、病院内のレストランでした。ちょっと理由があって
ね。病院内のレストランでランチを取る機会があったの。大病院の中にあるレストランで、
メニューブックには、それなりのランチメニューが並んでたので、ハンバーグランチを注
文したわけ。で、待つこと3分。早!どれどれ。何かすっきりした感じね。白い皿に、中
振りのハンバーグが乗ってて、横にブロッコリーひとかけと、里芋!が一個、転がってる
だけのシンプルなランチ。どれも温かくありませんでした。電子レンジでチンする時間が
足りなかったんじゃないでしょうか。味は?ほとんど無かったような気がします。とにか
く、あれほどまずいハンバーグを食べたのは久し振りでした。初めてワタシが手作りした
ハンバーグと、いい勝負でしたわい。
入院食についても、不満の声を聞くことが多いみたい。子宮筋腫で入院した女性の見舞い
に行ったら、“メシがまずい”って吠えてたわ。文句が言えるくらいだから、元気そうで安
心しましたけどね。ま、グルメ御用達のレストランではないので、仕方が無いのかもしれ
ないけれど、消化器系以外の入院患者には、食が何よりの楽しみであることが多いのに、
配慮が足りないところが多いのは確かみたい。中には、とても料理の内容がいいと評判の
病院もあるようだから、要は、予算内でも出来るだけ、見映えよく豪華に美味しく提供し
よう、という意志があるかないか、ってことかしら。格差格差と叫んでいるマスコミなん
か気にしないで、これからは病院食でも、差額ベッド代ならぬ、差額料理代を出せば、と
っても美味しい入院食を選べる時代が来るかも。一部の人には需要があると思います。
美味しい料理を食べると、病気も早く治りそうだしネ。
2013年9月5日 ・・・続く。