【その30】某月某日  ”まあ満足・でも・・・” の巻き

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このところ、すっかり回転寿司と焼き肉好きのオヤジ娘と化してる私。これではグルメN子の面目が立たぬと、行ってきました。旬の素材をふんだんに使うと評判のフレンチレストランへ。名が知れたオーナーシェフが創り出す料理の数々がとても楽しみ。同行者も味にうるさい3人を厳選して、いざ出陣!

といっても、ビジネス街にあるその店は、いたってフレンドリー。白を基調としたすっきりとした店内は、豪華過ぎず、居心地感はグー。フロアの女性もしっかりとして頼りになりそう。舌足らずの可愛さ売り物の女の子ではなく、落ち着いた雰囲気がとてもよろしい。可愛い女の子に反感があるのかって?当たりまえよ!どうも、日本の女性は可愛いのがうれしいのか、しゃべり方が幼稚なのよねえ。でも、やはり可愛いのがいいって?”あのねええ、あたしってフレンチ大~好きなのおお。今日はとおっても楽しみなんでしゅう” 似合わない?

コースは3種類からで、真ん中の6500円のコースをチョイス。前菜1品、魚料理、肉料理、デザートの構成で、名のあるフレンチにしては、良心的な価格よね。勿論、それぞれ何種類から好みで選べるプリフィックススタイルよ。私が選んだ前菜は、穴子と牛蒡の何とか・・って料理で、牛蒡の香りが穴子とうまく混じり合ってとても美味しかったざんす。皆それぞれ、個性的な前菜を楽しみました。魚料理は1品のみ。さてメインの肉料理も、4人が違う類理をオーダー。それぞれちょっと味見したいものね。

肉料理も、美味しかったですよ。自分が選んだ料理だけを食べればね。どういうことかというと、4人の素材が異なるメイン肉料理は、すべて同じソースの味付けなのでした。いわゆるフォンドヴォー。そりゃ、イタリアンと違って、皆でシェアする食べ方はフレンチではマナー違反なのは知ってるけれど、ポークもチキンも仔羊も牛ほほ肉も、すべて同じソースってのは、ちと手抜きじゃございませんか。ポークならフルーツソースの方が合いそうだし、チキンだって牛肉と同じソーズじゃアンバランス感はぬぐえません。

それと、楽しみのワインが高すぎます。予算があまり取れないので、、、と断ったうえで、おまかせした白ワインは9500円のシャルドネ。5000円、6500円、8000円のコース料理価格と比べて、ワインが最低でも6000円からというのは、高い!おかげで1本でガマンしました。3000円台からあれば、ええい4本ほど飲んじゃおうか!てことになったのに。だから、今回のフレンチお食事会は、気持ちよく酔えなかったぶんだけ、ちょっと減点かな。二日酔いは免れたけどネ。

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