某月某日 “時間制って、落ち着かないよね・・・” の巻き
ずっと満席状態でなかなか予約が取れなかった、ブラジル料理・シェラスコの店に行って
きました。バンザイ。肉食べ放題・サラダ類食べ放題らしい。それはまあうれしいけれど、
入店するやいなや“2時間制になっております”と宣言されるのも、何だかねえ。
一人一律4千円は、人によって、安く感じたり、高く感じたりっていう微妙な価格だけれ
ど、時間制限をかけられると、正直いって、食事そのものを娯楽として楽しめないことが、
よおおく分かりました。常に時間に追い立てられてるって感じで、時計ばかり見ることに。
皆の時計に穴があいたよ。どうしてくれる。
肉といっても、串ごと焼かれた大振りの色々な部位の肉をテーブルでカットしてくれる
スタイルで、極上のフィレ肉とかサーロインは当然に無いわけ。ま、適度に柔らかくて不
味くはなかったけれど、食べ放題といっても、そんなに食べられるものではありまへん。
いつも集まるメンバーでの会食は、会話が盛り上がって、いつの間にか3時間は過ぎてる!
というのがごく普通なので、2時間で切られる店は、わらわの選択ミスでした。ゴメンよ
少年少女たち。違った。おじさん、おばさんたち!
客席を見回せば、若い客は少なく、かといって、見るからに高齢者客ってのも少なく、今
風に言えば、落ち着いたアダルト客が大半を占めてたわ。皆、そんなにがつがつとただ食
べたい層でもないのよね。だったらせめて3時間制にするとか(大丈夫、大半は2時間ち
ょっとで出ていくから)、無制限にするとかにした方が、リピート客が増えると思うよ。確
実に我々大人軍団は二度とは行きません。気分的にオシャレじゃないのよね。外国、特に
欧米ではあり得ないと思う。以前、カナダに行った時なんか、3時間半も延々とデイナー
が続いて、寝てしまいましたがな。ホント。そこまでとはいかずとも、時間制限は、客を
子ども扱いしてるか、儲け第一主義に陥ってるか、いずれかに違いありません。そこには
ホスピタリティー精神は無いなあ。
ちなみに、その店では、面倒くさいから、ドリンクもフリーにしてもらったの。プラス1
人2500円でね。これもミスった。何だか呑まなきゃ損な気になって、いつもはビール
と少しのワインくらいなんだけれど、ブラジルのなんたらなんたらってカクテルが甘口で
飲み口がいいものだから最初にグイっとやっちゃって、はい、酔っぱらいました。本当に
食べ放題、飲み放題にはつくづく向かない人間だってことを痛感した次第。
2013年2月6日 ・・・続く。