投稿者「pc-network」のアーカイブ

顧客満足の複雑さ160(介護サービスのレベル)

     顧客満足の複雑さ160「介護サービスのレベル」 

 同居する母が老齢になり、様々な介護サービスを受けるようになって久しい。おかげで介護度による保険適用上限額や、サービス内容の種類、自費負担内容に関しての基本的ラインは少々詳しくなったが、その知識が、いざ自分の時にどれだけ役に立つかといえば、疑問符がつく。果たして、現行のサービス体制が、団塊の世代の利用を迎えてもなお持続できるのか、多分誰も明確な答えは出せないと思う。すでに発足から何回ものサービス内容の変更が重ねられ、その都度利用者の負担は増している。将来どうなっていくのか分からない。それほど、介護サービスは綱渡りのシステムの元で運営されている。 

投入されている税金の多さもさることながら、この介護サービスは人的能力レベル如何で異なったものになるということの危うさを含んでいる。数多くの介護事業所があるが、経営者の理念や働く人たちの意識の違いが、その事業所のレベルに影響する。勿論、病院でも人の影響は大きく、それが肌に合うか合わないかで、快適度や信頼度は異なってくるが、医術を施すという点ではどこも一致している。しかし介護サービス事業所は病院ではない。老人ホームにも通じるが、あくまでサービスの提供なのであって、病気を治療する大目的は有する必要は無い。そこのところを勘違いしている事業所も少なからずあるところが、厄介なのだ。 

例をあげれば、食事内容の考え方にしても、利用者の好みに出来るだけ添ったものを提供する努力を見せているところがあるかと思えば、まるで病院食のように栄養と経費だけを重視しているところもある。娯楽提供も、おざなりなところと、利用者に楽しんでもらおうと熱心に励んでいるところがある。衛生管理も手抜きがみえみえのところと、徹底しているところの違いは大きい。雨後の筍のように増えていく介護サービス事業所だが、今後益々、レベル差は大きくなるだろう。当然に、顧客満足度の充実が集客に及ぼす影響は看過できなくなるはずだが、利用者の属性を考えると、利用者の満足の判断力が適切に及ぶのも難しい。となると、外部による定期的なチェックシステムが必要となる。行政が行うのか、依頼された専門会社が行うのか、いずれにしても、介護事業は、巨額の医療保険が投入されているのだ。そのレベル維持に関してのチェック機能が行政に強く求められる。

               2022年4月1日  間島

カテゴリー: 顧客満足の複雑さ |

【その179】某月某日 ”優雅にそばを楽しむ・・・ ”の巻き

col_n_pic.gif

某月某日  “優雅にそばを楽しむ・・・”の巻き

世の中には、うどん派、そば派からなる政党派閥があるよね(ありません)。もとい。うどん好き、そば好き、もしくはどちらも好き、には分かれるみたい。どちらも嫌い、ってな人には、会ったことが無いので、多分少ないんだと思う。ワタシはどちらも好き。それぞれ美味しい。ただ、うどんは、チェーン店が多くて、味もいけるので、利用しやすいけれど、そばは個店が多い感じがするわ。勿論、専門店でなくても、そばのメニューがある和食店は多いので、そばを食べたければ、もっぱらそういう店を利用することになるんだけれど、本当に!美味しいそばを食べたければ、その店でそば粉から手打ちしているそば専門店かな。やはり味が違うと思う。でもなぜか、そば専門店はお値段も専門。つまりかなり高めなのよね。最近、そば専門店をみつけたので、早速行ってみたわ。十割蕎麦で味も良く、店の雰囲気も良く、ファンになっても良かったんだけれど、普段使いは無理かな、という値段設定でした。お昼時なのに、お客は誰もいなかった。おろしそばの盛りが、1400円。ざるそばに大根おろしがついてるやつね。他には、かもなんばが1750円。メニューはそれくらいしかなかったわ。ただのざるそばが、1100円だったかな。かもなんばを頂きましたが、非常に上品な量で、これは若い人には辛いだろうな、と思ったわ。そばにとことん、こだわってる感は、ひしひしと感じるけれど、あまりにこだわり感が強すぎて、お客の事情(財布とか、お腹の空き具合とか)は一切、無視されてる印象だった。おろしそば、も食べてみたいけれど、訪問する前に、うどんの一杯くらい食べてから行った方が、ゆっくりと味そのものを楽しめるかな。冗談ではなく、本当にそう思ったわ。つまり空き腹を抱えていく店ではない、ということでした。はい。ま、そんな店があってもいいと思う。頑張ってね。

             ・・・・続く。

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |

食文化の豆知識184 食文化の現状163(大量のプラゴミはどこから?)

col_g_pic.gif

食文化の豆知識184 食文化の現状163(大量のプラゴミはどこから?) 

スーパーでまとめ買いをすると、その都度、大量のプラスティックゴミが出ます。ほとんどが商品の包装に使われているもので、これらプラスティックは勿論、無料ではないはずです。つまり商品価格にオンされている、と思うのが当然でしょう。日本では量り売りではなく個数売りのため、一定数の商品が包装されて店頭に並ぶことが多くなります。一個いくら、という販売方法もありますが、大体、3個や5個以上の個体がセロハンなどで包まれています。で、自宅では、それらを取り外す作業が必要です。新聞紙などで包んだ方が長持ちするからです。大量のゴミの出現です。大振りの蜜柑を買いましたが、ひとつひとつがクッション機能付きのプラスティックに包まれていました。大量のゴミ出現。ナスビもレタスも人参もトマトもプラ袋から取り出して、またまた大量のゴミ出現。売る方は、商品と一緒にゴミも売っているわけです。分別してゴミに出すのは各消費者の仕事? レジ袋有料化が、茶番に思えてきます。せっかく担当大臣が交代したのに、有料化中止の朗報は聞こえてきません。決まってしまったものは、変更しにくいと言うことでしょうか。何故、レジ袋を有料にしたのか、今もって分かりません。国民に対する啓蒙活動なのか、国際的関心の強いプラスティックゴミによる海域汚染への国としてのポーズなのか、本当に、真意が測りかねます。そのいずれもが的を射ていないからです。そもそも、レジ袋はほとんどがゴミ袋として再利用されていました。わざわざ海に持っていって捨てる確率はゼロに近いでしょう。国際的ポーズにしても、こんなちんけな方策が賞賛されるわけもない。本当に手を打つなら、国内で生産されるプラスティックをすべて環境保存タイプのものに強制的に変えさせてこその思いきりでしょう。とんでもない。スーパーの棚には従来通りのポリ袋が売られています。企業の過剰包装に対する指導も必要でしょう。それは出来ない?反発が恐いですか?

地域のプラスティックゴミの収集は週に一回。かなりの量が出ます。でもこのゴミは生ごみと同じく、焼却されるのです。なのでご近所では、生ごみと一緒に出しているお宅もあります。考えれば無理もないことです。わざわざ分ける必要も無いわけです。とにもかくにも、プラスティックゴミに関しては、より深い考察と善処が望まれます。

食生活アドバイザー 間島万梨子

カテゴリー: 食文化の豆知識 |

顧客満足の複雑さ159(フランス この不可解な国)

  顧客満足の複雑さ159「フランス、この不可解な国」

多分、フランスは、女性にとって憧れの対象として語られることが多い国のひとつだろうと思う。コロナ禍以前は、パリ首都圏には世界から年間5000万人以上もの観光客が押し寄せていた。文化芸術の都として燦然と輝いているようだ。然し世の中には自分のような、ひねくれ者?もいる。時代は随分とさかのぼるが、大学での第二外国語はフランス語志望が圧倒的に多い中で、あえてスペイン語を選んだのは、フランスという国へのシンパシーが無かったからだ。世界史の中で見るフランスは、自国繁栄の礎を築いたルイ王朝(ブルボン王朝)の第16世国王夫妻の首をはね、その後、軍人ナポレオンを皇帝にいただいたものの、そのナポレオンは反仏大同盟軍との戦いのはて、幽閉地のセントヘレナ島で没するという、日本では考えられない歴史を持つ。第二次世界大戦では、パリはいとも簡単にナチスドイツに陥落し、英米連合軍によって解放されるまで、長く支配下におかれた。そのフランスが戦後、戦勝国として核を持ち、国連常任理事国として君臨できるのは、ドゴールという抵抗軍の英雄がいたからだと思うが、何ともうまく立ちまわる国、という印象が抜けきれなかった。今でも基本、その考えは変わらないが、ここにきてそのしたたかさと、芯の強さに、舌を巻くことが多い。 

もっとも、フランスは日本文化への理解度は高い。相撲がアメリカで公演されたとき、彼らにとってあまりの異質な文化に失笑がもれたというのは、有名な話だが、フランスでは好意をもって受け入れられた。元大統領のシラク氏が大の相撲ファンなのは周知の事実だし、浮世絵を始めとする日本文化への憧憬も深く、料理面でも有名なシェフの日本料理への探求心も吃驚するくらい深いものがある。また自国文化を守る力は、日本も大いに見習うべきで、“シャンパン”は仏のシャンパーニュ地方で生産される発泡ワインのみに与えられる称号である、と世界に宣言したのをはじめ、フランス産の価値を守るのに努力を惜しまない。加えて、食料自給率127%を誇っているのは2003年頃からの農業政策の賜物であり、自給率38%の日本の政治・行政には及びもつかない大胆な政策実行力を持つ。そして今、驚くのは、マクロン大統領が、それまでの原発依存度を減らす政策を転換し、最大14基の原発増設計画を発表したことだ。地球温暖化対策の一環として「原発のルネサンス」を実現するという。2028年から開発に着手する。その政策完遂の暁には、食料と電気の2大インフラとも自国でまかなえるばかりか、他国に売ることも出来るだろう。一体、フランスにどれだけの富がもたらされるのか分からない。

1月27日付けで、菅直人氏ら日本の元首相5名が連名で、「脱原発と脱炭素の共存は可能」の主張に基づき、EUの委員長あてに欧州での原発推進の動きに異を唱えたという。フランスの現実主義と比べて、まるで夢見る幼稚園児のように感じる。さてはて、長年のフランスへの忌避感がここにきて大きく転換しそうだ。        2022年3月1日  間島

カテゴリー: 顧客満足の複雑さ |

【その178】某月某日 ”日本の飽食は大丈夫?・・・ ”の巻き

col_n_pic.gif

某月某日  “日本の飽食は大丈夫?・・・”の巻き

民放テレビは、格付けがやたらに好きとみえて、いつもなにがしかのランク付け番組をやってるよね。あまり見ないんだけど、“日本にいる外国人の好きな外食チェーン店”ベスト20だか、30だか、50だか、忘れたけど、とにかくランク付けをやってたの。チェーン店だから、だれでも知っている店が殆どでそれなりに面白かったわ。ワタシもランチなどはチェーン店を利用させてもらう機会が多いしね。べストテンは、丸亀製麺とかマクドナルドとか松屋とか吉野家とかがランクインして、やっぱりな、という感じ。皆、それなりに営業努力して低価格を維持してるよね。エライ!ほんと、この値段でよくやってるな、って感心すること多いわ。自店を選んでもらうのは大変なことだよね。

で、ベストワンはサイゼリアだった。へえ、という印象だったわ。勿論行ったことはあるし、好感の持てる店だけど、1位?という感じ。でもよく考えたら、考えんでも分かるけど、安くて品揃えが多い、のが魅力なのかもね。パスタやグラタン、サラダ、ハンバーグ、なんでもござれ、的メニュー群で、それらがなかなか丁寧に仕上がってる。価格からみてお値打ち感があるのかもね。一口に外国人、といっても出身国はさまざまだろうから、品揃えが多いのは魅力なんだな、と納得した次第。でも日本にいる外国人は、色々なものを食べられていいよね。逆に、日本人が外国に行って外食する場合、少ない経験からだけどなかなか、これ!といった店には当たらない。ま、こんなもんか、って感じで、中華料理だって、日本の方が美味しかった。単に、食べ慣れてるからだけかもしれないけど、世界を股にかけてるご夫婦も言ってましたぞ。日本で食べるフランス料理、中国料理が一番美味しいと。

つくづく日本人の舌は、贅沢だな、って思うわ。世界には365日、同じ料理を食べている人達も結構いると思う。海のそばの人たちは、獲れるものが日々違うだろうから、変化のあるメニューを楽しめるけど、遊牧民族とか狩猟民族はメインはほぼ同じだものね。毎日毎日、羊の焼肉を食しているとか、せいぜいが煮込みにするとか、って違いかも。日本人は、今日はパスタ、明日は焼肉、あさっては中華、ってのが普通だよね。でもいつまでこんな贅沢が続けられるのか、誰か分かってる人いる?きゃっ、なんか怖くなってきましたぞ。

     ・・続く。

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |

顧客満足の複雑さ158(前倒しの連発)

        顧客満足の複雑さ158「前倒しの連発」

最近やけに“前倒し”という言葉が耳に入ってくる。多い時には日に何度も聞く。新聞を開けばそこにも“前倒し”の記載が。何のことは無い。時の総理から頻繁に発せられる言葉だ。3回目のワクチン接種を前倒しする、ということらしい。当初は2回目接種から8カ月後を予定していたが、オミクロン株拡大を受け、6~7カ月後に前倒しすることにした、との意味に使われている。然しながら、医療従事者を別として、ワクチン接種がスピーディーに進んでいるとの情報は入ってこない。高齢者の2回目接種率は、昨年7月の時点で7割を超えていたので、今年1月で多くの人は6カ月を迎えているが、わが町でもワクチン接種案内は一向に届かない。要するにワクチンが無いのだ。昨年6月に2回目を接種し終えた老母の3回目接種は、3月になってからと主治医に告げられた。9か月後!だ。それでも往診患者の特別枠だという。一日100万人以上の接種を国民に約束し、自らアメリカ製薬会社とかけあって、大量のワクチンを日本にもたらした先の総理が懐かしい。“前倒し”の連発が空しく聞こえるほどに、ワクチン接種は遅々として進まない。ちなみに先の総理はアメリカファイザー社の社長を赤坂迎賓館で接待したという。それが直接、ワクチンの日本供給につながった確証はないが、清廉潔白?有言重視の今の総理には無理な技というものだろう。そして感染者数は激増していく。なぜか、メディアには評判が良いようだが。 

さて気を取り直して、日本全国の名旅館や名湯案内を楽しみに観ている昨今だ。航空会社やクレジットカード会社の小冊子に掲載されていた数々の旅行案内がコロナ禍で皆無となり、その代わりに全国の選りすぐりの旅館やレストランが紹介されている。コロナ収束後の需要期待だろうか。この時期ならではの雪景色の露天風呂や、海や湖と一体化したインフィニティタイプの温泉など、観ていて楽しいし、いつか訪問してみたいと思わせる魅力に満ちている。部屋を観るに、和洋室を採用している施設が増え、うれしい限りだ。料理はというと、彩り鮮やかな八寸が目を惹くのは今のトレンドでもあるのか。街でも、客を驚かせる豪華な八寸が人気を集め、コロナ前は予約が取りにくかった人気店があるが、旅館の食事も、少量・多品目という従来の会席スタイルから、いかに個性を出すかに傾注しているところも増えた。こうあらねばならない、のではなく、こんなこともできる、への発想の転換は今後益々、求められるだろう。ネットで見た、今冬1月・北海道にオープンしたリゾートホテルの夕食の目玉は、毛蟹や貝・海老などの海の恵みがこれでもかと入った和風ブイヤベースで、何とも食欲をそそられた。価格はそこそこするものの、さぞかし人気を集めるだろうと予想される。観光促進の“go to トラベル”は、果たしてどのくらい“前倒し”で施行されるだろうか。 

2022年2月1日  間島

カテゴリー: 顧客満足の複雑さ |

食文化の豆知識183 食文化の現状162(国産もののフル利用)

col_g_pic.gif

食文化の豆知識183 食文化の現状161(国産もののフル利用) 

一年で最も寒さ厳しい頃でしょうか。今年は殊に寒いように感じます。北国では雪下ろしのご苦労が案じられます。アメリカでも連日の猛吹雪とか。やはり地球はすごい。良きにしろ悪しきにしろ、人間の手など及ばないエネルギーに満ちています。と、ここでトンガの海底火山爆発のニュースが飛び込んできました。遠く日本にまで津波が押し寄せる。もうお手上げです。 

気を取り直して食べ物のお話。以前にも書いたと思いますが、野菜の季節感にとまどうことが多くなりました。店頭には、もう菜の花や空豆が並び出しました。蕗は冬じゅう出ています。これでタケノコが並ぶと、春の食材勢ぞろいですが、さすがにタケノコはまだのようです。ゆっくりと待ちましょう。今はやはり豊かな冬野菜を楽しみたい。大根も瑞々しく、白菜も大振りで身がしまっています。キャベツも立派です。値段も安定しており、まさに鍋料理にはうれしい布陣がそろっています。日本の野菜・果物は美味しくて立派です。なのに?冷凍野菜の棚を覗いてみるとと、大部分は外国産で占められています。人気のお好み焼きもしかり。ほとんどが外国産野菜使用で、国産使用のものは、2倍近くの価格で売られている。枝豆も国産ものは高い。冷凍野菜は季節に左右されにくく安定供給が可能であるのは理解できますが、国産物が安い時に冷凍しておく、という知恵と方法は全く無視されている?豊かな実りのときの野菜をフル使用して、国産の冷凍ものを量産する努力はなされていない。これも食料自給率を下げる一因かもしれません。消費者の目も厳しくなっています。安いから、というだけで売れるわけでもありません。安心・安全を第一義に捉え、また自給率アップを目指し、国産もののフル利用への努力が求められます。商社や物産会社は目先の利潤しか追求していないと思いたくはありませんが、これからの世界はまさに食料確保競争へ突入するでしょう。国産ものでまかなう努力と農業推進が必要ではないでしょうか。

           食生活アドバイザー 間島万梨子

カテゴリー: 食文化の豆知識 |

【その177】某月某日 ”1月は真面目に・・・ ”の巻き

col_n_pic.gif

某月某日  “1月は真面目に・・・”の巻き

1月もあっという間に中旬で、あっという間にオミクロン株だらけになってしまって。年末には、これでコロナともおさらばじゃ、と喜んでいたのに、ナンタルチア、サンタルチア(古っ)。オミクロンについて、賢い友人が言ってたわ。“ボーとしてるとすぐ感染する。ボーとしてなくても、もうすぐ感染する。ボーとしているのかしていないのか分からんときは、すでに感染してる“うまい!座ぶとん3枚!って、感心してる場合ではございませんわ。でも街に出ればそれなりの人出で、皆、もうコロナには飽きたような顔してる。飽きてない?スマン。こうなると、24時間、どこでもいつでもマスク着用が必要って感じよね。これって、ずっと先に、コロナが消え去った時、マスクも消え去るのかな。で、まあアナタ、そんな顔してました?あんたこそ、そんな大きな口でしたかいな、ってな会話が飛び交って、“マスクしないと落ち着かない症候群”になってしまってる人が多いと思う。ま、冬はマスクしてると暖かいし。

最近週刊誌で「何を食べれば体に良いか」特集が多いのよね。難しい成分や効能を並べてるけど、よく読んだら、昔から言われてることと、ちっとも変わらないわ。野菜を多く摂取。糖分や加工肉は取り過ぎない。肉と魚は適量を食べる。この三つに集約できる。何も目新しくありません。当たり前のことです。でもこの三つが守れていない人が多いってことの裏返しなのかもね。スナック菓子やジャンクフードで毎日過ごして、野菜・果物は殆ど食べない人も、一定数いると思う。率直に言って、これらの食品は食べやすいし、美味しいものね。分かりますですわ。でもね、体は食品をエネルギーに変えて、動いているのです。やはり、野菜・果物・肉・魚の適量配分がベスト。少しのお酒もGOOD(ウヒっ)。今年は、ワタシも身体と心に良い食生活をめざしますっ!はい、2月にはもう忘れてますっ!            ・・続く。

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |

顧客満足の複雑さ157(日本の強みとは一体?)

   顧客満足の複雑さ157「日本の強みとは一体?」

明けましておめでとうございます。まだまだ、朗らかに新年を喜んではいられない状況下ですが、それでも昨年と比べれば、街は活況を呈しているようにみえます。このままコロナも沈静化へと向かってほしいものです。 

人間、2年間も緊張状態を維持できるものでは無いと痛感する。外国でのロックダウンにしろ、日本での緊急事態宣言にしろ、大体が数週間ながくて2カ月程度で、いったん規制の緩和へと舵がきられ、感染者数の推移を見て再び厳しい制約が設けられる。世界は延々と2年間もそれを繰り返している。そして段々と人も慣れてくる。で、日本も年末年始、繁華街も観光地もそれなりの賑わいを見せていた。自分自身にしても、旅行や外食はコロナ禍にあってもそれなりに楽しんできた。日本のすごいところは、どこでもいつでも、ほぼ100%マスク着用が徹底されていることで、このような国は他には見たことが無い。世界のどこの映像を見ても、高いところで5割程度の着用率といったところだろうか。これをもって、日本が勝っているのか、異様なのか、を判断するのは難しいところだが、感染者数を比較すれば、やはり国民の対応が勝っていることへの異論は出ないだろうと思う。 

さてこの混沌とした経済・安保の状況下において、日本の強みとは一体何だろうと考えてみたが、先の国民の真面目な意識や行動に関連すること以外、あまり思いつかないのに愕然とする。ワクチンはいまだ完成されていないし、切り札の治療薬も市場では現実化していない。先日、自宅のトイレが故障し買い替えするほかは無くなったところ、メーカー曰く、トイレそのものが品不足状態に陥っているのだという。コロナ禍におけるベトナムやタイ工場での製造中断に加え、半導体不足が致命的な理由らしい。幸い、最寄りの大手量販店に在庫品があり、早急に交換してもらえたが、メーカーに任せておけば、今でも多分、不便をかこっていただろう。半導体不足?1980年代には、日本は世界の6割以上の半導体を製造していたのではなかったか。現在の惨状に至るまでの経緯は、多分明確なのだろう。どのような外圧があったにせよ、日本には強くてしたたかで先見の明のある経済人も政治家もいなかった、ということだ。では、”おもてなし”が日本の強みだろうか。確かに、日本の飲食店や旅館・ホテルより勝る上質のホスピタリティは、海外ではなかなか出会えないし、国民は親切な人が多い。訪日観光客にとっての体験目的の上位であり、外貨稼ぎの優等生であるのは間違いがない。しかしながら、日本の経済軸を支えるにはパイが少なすぎる。日本はもっと豊かになって良い。先のマスク着用率に限らず、その真面目さ・誠実さは世界が認めるところだ。その国民を束ねてリードするべき経済人や政治家・ひいてはメディアに求められるべき最も重要な素養は、”国益の重視”だろう。今の数倍、数十倍のてこ入れでも、世界では普通、となる。言葉は悪いが世界は、より狡く、よりしたたかで、よりえげつない。素直で人が良いだけでは国が傾く。リニアモーターカーにしても、東京大阪間を約1時間で結ぶことの意義を、国内に限った感覚でしかとらえられない意見もある。今の新幹線で充分ではないかと。考えてほしい。この技術を喉から手がでるほど欲しい大陸国家がどれほど存在するか。このままでは、日本がリニアカーの先陣を切るのが難しくなってきた。何とか世界でいち早く完成させて、日本の外貨稼ぎを増やしてほしい。加えて、国民生活の軸である食料とエネルギーの自給確保を真剣に目指さなければ、この国の将来は危ういと感じるのは悲観論すぎるだろうか。  2022年1月5日  間島

カテゴリー: 顧客満足の複雑さ |

食文化の豆知識182 食文化の現状161(新年の用意あれこれ)

col_g_pic.gif

食文化の豆知識182 食文化の現状161(新年の用意あれこれ) 

日本では一年間に様々な節供やお祭りごとがありますが、新年はさすがの貫録を見せて、多くの人々を忙し気に走らせています。やはりぶっちぎりの祝い事なのでしょう。家の掃除・年賀状の用意・お年玉の用意・正月料理の段取り・忘年会や新年会etc、1年の締めくくり行事が目白押しですが、さて、どれを省いて、どれを取るか、で悩むところです。はるか昔?は、各家庭での正月準備は大変なものでしたが、今では、便利なものが溢れて随分と楽になりました。掃除は汚れを見ないようにする。料理も出来あいで済ませる。年初から店も開いているので普段と何も変わらずに新年を迎える人も多いことでしょう。それでも各神社仏閣は、初詣客でにぎわいそうです。諸事情から、ここ3年ほど初詣に行ってませんが、年明けのお参りは日本ならではの素晴らしい行事だと思います。 

さて、12月中旬ですでにスーパーマーケットの食品売り場に、正月仕様の野菜・果物・食料品が並びだしたのには驚きました。記憶では、年末の28日頃から一斉に正月向け商品が並んだものですが、今はとにかく商戦が早い。季節感の先取り、というのでしょうか。他店より早く売り上げを確保したいと、どの店も願っている。ま、日持ちする食品やしめ飾りなどは、少しでも安いうちに購入しておこうとする消費者には歓迎されるかもしれません。何もかも、正月価格で跳ね上がりますから。すでに数の子などの酒肴で家のみを楽しんでいる方もいらっしゃるようです。 

2年続きのコロナ禍の中での正月を迎えることとなりますが、光明が見え出しました。このまま、感染者数が押えられて、当たり前の日常が戻ってくることを願いつつ、窓の掃除でも始めましょうか。 

食生活アドバイザー 間島万梨子

カテゴリー: 食文化の豆知識 |