
食文化の豆知識232 食文化の現状211(こんにちは秋の味覚)
まだまだ日中は暑く、さわやかな秋風は望めませんが、店頭に早くも秋の味覚が並び始めました。まず平たね柿が、高級なシャインマスカットの横にそっと置かれていました。一個108円。勿論手にとって買い物かごの中に。その先にはつやつやとした栗が網の中に。持ち上げればどっしりと重たい。しかもお買い得のお値段。迷わずこれもかごの中に。リスさん、ごめんなさい、です。
柿は甘く、栗はしっかりとした身で、食べごたえがありました。なんだか、とても得をした気分になりました。あとは早生ミカンの登場を待ちましょう。りんごも秋の新種、シナノスイートが求めやすい価格で店頭に並び始めました。甘味がしっかりとあり、美味しいりんごです。なんでも高い、とぼやいていたのに、急ににこにこ顔に?勝手なものです。生産者さんに感謝です。
果樹園は手がかかります。他の野菜などもそうですが、育てる、ことは大変です。とくに果樹園は、甘く傷無く立派に育てるためには、手間と時間がかかる上に、鳥獣害からも守らねばならない。まして人間が盗む時代です。手間暇かけて育て上げ、ようやく収穫の時期が来た果物が、どっさりと盗まれる事件を耳にしました。なんともやるせない犯罪です。脱力した生産者さんの顔が目に残りました。手厚い救済援助があることを願いつつ、甘くさわやかなりんごをいただきました。ありがとうございます。
食生活アドバイザー 間島万梨子