【その129】某月某日  ”立地って、やっぱり強いのね “ の巻き

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某月某日  “立地ってやはり強いのね・・”の巻き 

今まで、かなりの数の飲食店で食事をしたけれど、もう一度行きたい!と思う店はそんなに多くないのよね。それでも、食いしんぼ仲間と10年以上も月一で食べ歩きをしているなかで、「また行きたいな記憶」が強く残っている店ってのもあるんだわ。勿論、料理が美味しいのが一番。次に価格。三番目に雰囲気と接客かな。忘れてた。これに立地ってのが、最近特に加わるようになりましたのよ。なんでかって?歩きたくないの!7分以上は歩きたくない。年は取りたくないわ。最寄りの駅からぎりぎり7分前後以内でないと、もう行く気が失せてしまうという、はなはだ怠惰な消費者になってしまいました。微妙なのよ。10分ではなくて7分!8分過ぎると、足がだるくなって、あごがあがる。情けなや。 

でもね!その気になったら、駅から歩いて7分以内に、素敵な店がわんさかあるのよね。駅、といっても色々な駅があるので、選択肢もその分多くなるってわけ。大阪なので、大体が御堂筋線の各駅のことね。難波・心斎橋・本町・淀屋橋、そして梅田。この5駅からそれぞれ歩いて7分以内の店を探すのはとっても簡単。この沿線にはやはり一等の店が軒を連ねているので、超便利。こうなると、他の沿線には足を運ぶ機会がぐんと減りましたわ。他の仲間も一緒に年取っていくので、同意見でまとまり早し。駅からできれば3分以内!て主張するのもいて、かなわんわ。 

なんでこんなこと言いだしたかと言うと、数年前に訪問した店が、料理・価格ともに大満足だったのに、再度の訪問が無いのは、駅からちと遠いのよね。淀屋橋から歩いて15分、肥後橋から9分くらいかな。ちょっと二の足を踏む距離。あの頃は若かった。そして今では、行く店行く店、すべて駅から5分以内。風が吹いても雨が降っても、ま、我慢が出来る距離ね。人間、楽をし始めると、ほんと、チャレンジ精神が吹っ飛ぶってこと。でもワタシだけじゃなく、皆、そうだから、これからはますます、立地の優位性が高まるかな?

                          2017年2月5日・・・続く

 

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