N子の辛口奉行日記」カテゴリーアーカイブ

給料の殆どを外食に費やす、仕事は2流。でも味覚度自称1流のOL・N子がやさしく店をぶったぎる痛快辛口日誌

【その133】某月某日 ”がんばって長く続いてね “ の巻き

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某月某日  “がんばって長く続いてね・・・・”の巻き

この春、近隣の超大型ショッピングセンターのレストラン街が一新されました。三分の二ほどが変わって、楽しみが増えたのはいいんだけど、早くもこの店大丈夫かいなってのもあって、予断を許しません! せっかく、新規出店したのだから当分は頑張ってほしいと切に願っておりますが、これはやばいのでは?という問題点が続出でございますわ。はい。その点、リニューアル時にも生き残った店群は、なかなかのものだと、改めて再認識した次第。キャベツたっぷりのお好み焼き店、自分で揚げる串揚げ店、バラエティ豊かなカジュアルイタリアン、etc。残った店は、何かしらの特徴があって、しかも総合的に力がある。

そして、新規出店組ネ。全部訪問したわけではないけれど、是非、もう一度行きたいと思う店が見つからないのは、とっても残念。牛タン店は肝心のタンが固い。ランチで1480円だからそこそこいいお値段だよね。ま、次回はもっと張り込んで特上メニューを頼めば、柔らかい美味なるタンが頂けるのかな?

カツオがメインの店は、確かに食べ応えのあるカツオのたたきが出てきましたけど、ランチ時に30分待たされました。ご飯(普通の白ご飯ネ)が、釜飯式で供されるのですら。オーダーを受けて一人分づつ、釜でお焚きになられるので、じっと待つことに。ランチ時だよ!馬鹿馬鹿しい。オーダー時に、釜焚きか、普通の出来あい?ご飯かを選ばせてよ。夕食時なら、お酒と肴を楽しみながら、最後にご飯ってな形でスムーズに流れるだろうけど、ランチ時に客を10分以上、待たせてはいけません。これ、飲食店の五か条御誓文です(うっそ)。

点心が売りの中華店は、これも肝心の点心の皮が固くて重い。本場の点心には及ばず。何故、もっと努力しないんだろう。でもこの店は、麺類も豊富なので次回は五目麺などを頼んでみるつもり。

ことほど左様に、問題点続出。なんてエラそうに言ってごめんなさいまし。でもせっかく出店したのだから、改善を重ねて頑張ってほしいですわ。

                     2017年6月10日・・・続く

 

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【その132】某月某日 ”シンプルで美味しいパンお願いします  “ の巻き

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某月某日  “シンプルで美味しいパンお願いします・・・・”の巻き

何を隠そう、ワタシ、パンが大好きなんです。別に隠さなくてもいいんだけど美味しいパンには目が無いのよね。そういえば、子供の頃から好物だったわ。トーストだって、6枚切り全部、一人で平らげてたし、クリームパンには目が無かったし。風邪で寝込んだあとも、さて、何が食べたい?ってなとき、決まって“バタートースト!”でしたもの。今でもこれは好物ざんす。

で、年月が経ち、顔のシワは増えてもパン好きは変わりません。勿論、傾向は変わったわ。甘いパンはノーサンキューになったし、総菜パンってのも殆ど食べなくなって、もっぱら、シンプルな食事パン一筋になりました。それが!なかなか、これというパンが売ってないのよね。ロールパンは無難なんだけどもうひとつ、工夫が加味された上質の食事パンを探しても、見つからない。ほら、質の良いイタリアンレストランやフレンチレストランで出てくるような、いくら食べても飽きない美味しいパンが売ってない!どこに行けば買えるん?

大手スーパーの専門パン屋や独立型店舗にも行って探すんだけど、やはり主流は甘い菓子パンか、ソーセージなどが入った総菜パン。または食パン。そうそう最近は、塩パンってのも流行ってるみたいで、何度か買ったけど、口に合わんのですら。しょっぱい。結局、シンプルなロールパン(安い!)を買う羽目に。すこし値が張ってもいいから、バターの香り漂う、しっとり・もちもち、もしくは外さっくり・中ふわふわの食べ切りサイズの食事パンって、ほんとに売ってないのよね。余分なものが入りすぎ!フルーツがたっぷり入った甘いパンが好きな人は多いと思うけど、中にはごく普通の、でも麦の旨みにあふれたシンプルパンが好きなのもいるので、お願いします。毎朝食べるので、飽きない、それでいて滋味豊かなパンが食べたいデス。

                         2017年5月8日・・・続く

 

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【その131】某月某日  ”入り口は店の顔です “ の巻き

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某月某日  “入り口は店の顔です・・・・”の巻き

飲食店って千差万別で、だから面白いよね。価格帯や業種別、また立地や規模の違いで、同じ飲食店というひとつのジャンルでまとめるのも無理だと思うことも多いわ。一人2万円の高級和食店と、3千円で飲み食いできる居酒屋と同じ雰囲気だったら、2万円組は怒るよね。3千円組は怒らんと思うけど多分居心地が悪い。“本日のお料理にはこちらの純米大吟醸が合うかと存じますが”なんて、冷凍の枝豆かじってるときに言われたら、“焼酎お湯割りにしてんか”って言いたくなるし。また、うどん屋さんとフランス屋さん、もといフレンチレストランが、同じ内装で同じサービスだったら、多分、フランス組は怒る。“へい、前菜いっちょう”とか、“まいど!”とか言われたら、ほなさいなら、って帰ってしまうわ。規模でも随分と違ってくるよね。100席以上の大箱店に行って、“お好きな席へどうぞ“って言われたら、10分はどこにしようか迷いますわ。席に案内してよ。反対に、8席くらいの席だったら、空いてる席へ自分から座ると思う。案内要らないし。

いや、何が言いたいかというと、店には色々な違いがあっていいんだよねってこと。その時の財布の中身や目的、同行者によって、だれもが行く店を選んでるので、いろいろな店がある方が有難いわ。でもね、どんな店でも、これだけは気を付けてほしいポイントがあるのよね。それは入り口。入り口近辺に空のビールケースやらゴミ箱やら段ボールやらが乱雑に出ている店って、結構多い。こわれた冷蔵庫が置いてあったりして、吃驚するわ。

大型ショッピングセンター内の飲食店ではそんなことは無いけど(多分、大家サイドが厳しいんだと思う)、個店やちょっとしたビル中にある飲食店は、ともすれば店頭が物置きみたいになっているケースがあって、とても見苦しいのよね。勿論、店内の雰囲気や装飾はオーナーの趣味で好きにすればいいと思うけど、店頭は店の顔なので、すっきりとしていてほしいわ。飲食店の最低限の約束事だと思う。入り口がきれいに掃き清められて、緑豊かな鉢植えのひとつでもあって、のりのきいた暖簾があれば、どんな価格帯の店でも、オーナーの気概が感じられてうれしくなっちゃうわ。

                          2017年4月8日・・・続く

 

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【その130】某月某日  ”たかがトイレ、されどトイレ “ の巻き

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某月某日  “たかがトイレ、されどトイレ・・”の巻き

昼食時では店の値打ち度への影響は少ないけれど、夕食時ではそのレベル如何が店の評価につながるものってなんだ?女性なら分かるよね。ハイ、トイレです。そもそも昼食時に店のトイレを利用することって、めったにないわ。だって大体が30~40分ほどしかいないので、利用する必要が無い。だからランチによく行く店のトイレが、どんなものか知らないことが結構あるのよね。よって、ランチ時の評価は、料理と値段のみってことが多く、雰囲気や接客は二の次。それが、夕食時となると、コロッと変わります。

夕食には、お酒がつきものです!だからして、食事中に一回は必ずトイレを利用します。そこで、うええ、となるか、ほっとするか、素敵!、となるかはトイレ次第。広い店でなくても、まず男女別が望ましい。いっちゃ悪いけど、お酒飲んだ男性が用を済ませたあとのトイレは、正直、使いたくないざんす。はい、いろいろとね。で、男性も気兼ねなしに使える男女別がベストね。それに機能性トイレかどうかもポイントになります。冷たい便座に座って、飛びあがったこともあるわ。それに今どき、和式は問題外。その二つの基本が押えられていれば、まずは合格だけれど、プラスアルファの素晴らしい化粧室に出会うとホントうれしくなっちゃう。トイレじゃないよ。化粧室!

最近、レベルが高いというか、配慮の行き届いた化粧室が多くなって、とても感謝感激。まず入るといい香りが漂う。モチ、機能性トイレで、便座クリーニングもあり、綺麗な洗面台も併設されて、バッグ置きも確保されている。昔、バッグ掛けも置き台も無いトイレがあって、口にくわえたこともあるわ(うっそ)。全体のカラーやインテリアが清楚で衛生的であればベストだし、ちょっと粋な装飾品などがあれば言うことは無いわ。ずっと中に入っていたいと思わせるトイレ、否、化粧室を是非設置してくださいませ。女性には評価高いこと間違いなしよ。時々二次会に訪れる店は、安くて店の雰囲気も悪くないんだけれど、トイレが男女共用で、機能的でも無く、妙な臭いがするのよね。だからそこではなるだけトイレを我慢するんだけど、これがまた辛い!ガマン大会だわ。

                       2017年3月6日・・・続く

 

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【その129】某月某日  ”立地って、やっぱり強いのね “ の巻き

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某月某日  “立地ってやはり強いのね・・”の巻き 

今まで、かなりの数の飲食店で食事をしたけれど、もう一度行きたい!と思う店はそんなに多くないのよね。それでも、食いしんぼ仲間と10年以上も月一で食べ歩きをしているなかで、「また行きたいな記憶」が強く残っている店ってのもあるんだわ。勿論、料理が美味しいのが一番。次に価格。三番目に雰囲気と接客かな。忘れてた。これに立地ってのが、最近特に加わるようになりましたのよ。なんでかって?歩きたくないの!7分以上は歩きたくない。年は取りたくないわ。最寄りの駅からぎりぎり7分前後以内でないと、もう行く気が失せてしまうという、はなはだ怠惰な消費者になってしまいました。微妙なのよ。10分ではなくて7分!8分過ぎると、足がだるくなって、あごがあがる。情けなや。 

でもね!その気になったら、駅から歩いて7分以内に、素敵な店がわんさかあるのよね。駅、といっても色々な駅があるので、選択肢もその分多くなるってわけ。大阪なので、大体が御堂筋線の各駅のことね。難波・心斎橋・本町・淀屋橋、そして梅田。この5駅からそれぞれ歩いて7分以内の店を探すのはとっても簡単。この沿線にはやはり一等の店が軒を連ねているので、超便利。こうなると、他の沿線には足を運ぶ機会がぐんと減りましたわ。他の仲間も一緒に年取っていくので、同意見でまとまり早し。駅からできれば3分以内!て主張するのもいて、かなわんわ。 

なんでこんなこと言いだしたかと言うと、数年前に訪問した店が、料理・価格ともに大満足だったのに、再度の訪問が無いのは、駅からちと遠いのよね。淀屋橋から歩いて15分、肥後橋から9分くらいかな。ちょっと二の足を踏む距離。あの頃は若かった。そして今では、行く店行く店、すべて駅から5分以内。風が吹いても雨が降っても、ま、我慢が出来る距離ね。人間、楽をし始めると、ほんと、チャレンジ精神が吹っ飛ぶってこと。でもワタシだけじゃなく、皆、そうだから、これからはますます、立地の優位性が高まるかな?

                          2017年2月5日・・・続く

 

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【その128】某月某日  ”どうして、おざなりなんだろう “ の巻き

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某月某日  “どうして、おざなりなんだろう・・”の巻き 

今年の年末年始は、4日から仕事始めの人が多かったようで、飲食店もスーパーも百貨店も、普段の客入り状態に戻るのが早かったみたい。街は元の静けさを早くも取り戻しまして、混雑がいっちょ嫌いなワタシとしては、バンザイですわ。で、いそいそと、大型ショッピングモール内にオープンした、とんかつ屋さんに行ってきましたの。同じエリアにあった別経営のとんかつ店を蹴落としての出店なので、期待を大きく膨らませてネ。 

結果?ううん、哀しくもクローズした店との違いがあまりわからん、というか、辛口N子といたしましては、この新店にも、色々問題ありだな、という結論に至ったのであります。店内は広くて新しく、スタッフもきびきびして、いい店風な感じ。注文したのはヒレかつ膳。相方はロースかつと牡蠣フライ。メインのヒレかつは大振りで食べ応えあってOKだし、前の皿からちょろまかした牡蠣フライも熱々でジューシーでよかったわ。添え物のキャベツも、フレッシュ感があってGoodだった。で、何が気に入らないんだって?申し上げましょう!その1、まず、たれが辛すぎて、口の中が燃える。ここはもう少しマイルドにするか、辛口・甘口の2種類のたれを選べるようにしてほしい。その2、添え物の漬物が、ゴミ箱からかき集めたんかいなと思えるような、クズ感覚のもので、見るに堪えん。食するにも堪えん。その3、みそ汁がネギだけってのも、わびしい。せめて豆腐でもいれてよ。その4、とんかつ屋なんだから、テーブルに紙ナプキンは置いてほしい。その5、これが大問題。相方のロースかつは油ギトギト?で、かなりまずかったらしい。ワタシは食べてないので分からないけど、もう来ない!と早くも結論づけとりましたわい。こわっ。 

せっかく出店したのに、これでは撤退した店の二の舞になっちゃうかも。飲食店の料理は細部に神経を行き渡らしてほしい。おざなり感覚では、何一つ出してはいけないと思う。サイドメニューがきっちりとしているって、とても大切なんだよん。もち、メインもね。

2017年1月8日・・・続く

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【その127】某月某日  ”そのうちきっと、閉店します “ の巻き

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某月某日  “そのうちきっと、閉店します・・”の巻き 

いやあ、久々にアカン店に巡り会えましたわ。あなうれし。というのは最近は、それなりに努力と言うか、一生懸命に頑張っている店が多くて、辛口N子の出る幕が少なくなって寂しかったざんすのよ。お客さんの口と目が肥えてるものだから、お店も大変な時代に入って、お客さんに満足してもらうために、内容と価格、それに接客もなかなか、レベルが高い店が多くなったと思う。だからありがとさん、ごちそうさん、またね、で済ませてたのよね、ところが!もう二度と来まへんで、の店にぶちあたりました。少し遠い場所にあるので、来る機会も無いと思うけど・・。 

以前から名前は知っていたけど入るのは初めての店で、庶民的な中華料理。まず店の外のメニューケース内に、料理サンプルが4つしか無いって、売る気が無いのかいな、って思いたくなるよね。店内に入ると、昼ご飯時だというのに3割程度の客入り。照明やインテリアが暗めで、明るい雰囲気には程遠いし。接客は元気の良い女性で、印象は悪くなかったけど、肝心の料理が、ひどいの一言かな。注文した五目ちゃんぽんを一目見て、のけぞりそうになったわ。麺の上には、大振りのキャベツの芯部分だけ。間に少々の人参と二かけの小間切れ豚肉。きくらげとモヤシが少々。はい、キャベツの芯がメインのちゃんぽんね。いくらキャベツが高騰しているからといっても、柔らかい葉肉はどこに行ったの?キャベツの芯が結構、栄養があるのは知ってますよ。だから家でも、捨てずに細く切って、炒め物などにも混ぜて使ってますわ。でもね、大きな芯部分だけを、そのまま料理に使うなんて、あり得ない。そうそう、そこはトイレも汚かったわ。 

ま、その内、クローズすると思う。一応、チェーン店なので、スクラップってことね。だって、昼にあの客入り状態では運営は難しいはず。時々行く、近場のちゃんぽん店のそれは、柔らかいキャベツに豚肉がたっぷり入って満足度が高いので、昼はお客が列を作っているほど。いやあ、今どき、あんな店もあるのよね。勉強になりましたわ。 

                       2016年12月9日・・・続く

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【その126】某月某日  ”なんとなく納得・・ “ の巻き

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某月某日  “なんとなく納得・・”の巻き 

やっと天気が落ち着きました。なんせ今までは、昨日は秋、今日は夏、明日は冬と、目まぐるしく変わって、着る服が大変でした。皆さんもそうだったみたいで、夏日に分厚いジャケットを着て大汗かいている人もいれば、冬日に半袖で鳥肌状態になっている人もおりました。そんなのいないだろうって?おりますのよ。ここに一人! ほんと、風邪をひかなかったのは奇跡ですわ。 

これからは正真正銘、秋のさわやかな天気がしばらくは続くようで、まずはめでたしめでたし。冬の厳しさまでを楽しみましょう! でも、近くの大型ショッピングセンターでは、すでに真冬状態のエリアがあって、びっくりぽんよ。レストラン街の三分の一程度の店がクローズしましたのよ。白い囲いで覆われて、寂しいったらありゃしませんわ。ずっと見て歩いたんだけど(ヒマだったもんで)、妙に納得してしまったざんす。クローズした店には全部一回は行ったことがあるけど、ほとんどが二回目が無かったのよね。天ぷら店はつゆが辛すぎてペケポンだったし、そば屋は電子レンジでチンしたのが丸わかりの天ぷらでペケポンだったし、うどん店はチェーン展開の個性の無いメニュー群でペケポンだったし・・。お気に入りのお好み焼店やパスタ店などは残っていて良かった、いかったああ、涙涙涙。そうなのよね。今後はどうなるか分からないけれど、クローズした店は、やっぱりなって思わせる要素があったってこと。そしてそれは、ワタシ以外でも感じている人が多かったってことじゃないかな。 

ただ今回のクローズ大作戦は、逆に次はどんな店が入るのだろうという楽しみもあるのよね。あのままの歯抜け状態が続いたら、天下の大ショッピングセンターの名前が泣くというものですわ。クローズ店に関しては、自分からさっさと撤退したのか、大家(天下の大型小売店ネ)が出ていけと追い出したのか、分かりませんけど、お互いハッピーな状態でなかったことだけは確か。結婚より離婚の方が大変って言うじゃない。ちと違うかな?
オネガイ、美味しくて、安くて、感じの良い店、早く出店して頂戴! 

                                                 by  M・M                         2016年11月9日・・・続く

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【その125】某月某日  ”様々な要素が大切・・ “ の巻き

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某月某日  “様々な要素が大切・・”の巻き 

飲食店って、料理が美味しければそれでよし!ってわけでもないのよね。勿論、料理がまずければアウトだけど、他の要素も大切。料理・雰囲気・サービスの三本柱が揃って、初めて合格というか、また来ようという気になるものだと思うわ。その中でも、料理で客を満足させるのが一番簡単。なんたって飲食店なんだから、どこも自店の料理には自信を持ってるはずで、あとは客の好み次第というわけよね。だから、味付けや素材は、その店独自のスタイルで押し通せばいいと思う。その味が好きなお客さんだけが来てくれればいいんじゃないの。でないと、どの店も同じ料理になってしまうものね。 

ところが!です。ここまでは物わかりのいいワタシざんすが!許せん要素がいっぱいこっぱいあるざんすよ。せっかくアカデミックな感じでスタートしたけど、すぐに方向転換ね。まず、清潔感が大事。座ったテーブルが油まみれとか、壁がくすんでいたり、スタッフのユニフォームが薄汚れていたりするともういけません。古い店も古いなりに清掃は行き届いていてほしい。よくテレビなどで、何十年もやってるという庶民的な店が紹介されてるけど、ようあんな汚い店で食べられるもんだと感心することがあるわ。ま、人それぞれで、ワタシが文句つける筋合いではござんせんが、やはり店は経営者の顔が見えるもので、そんな店の料理が上等なわけはないと思う。それとトイレも重要な要素で、そこがかなりピカピカで綺麗であれば、もうかなり印象度アップ。お、やるなって評価高し。 

サービスはまた奥深いもので、やけになれ慣れしいのもちょっと引いちゃうし、渋面で接客されるのも気分悪いし。絶妙な距離感ってのが、高度なテクニックではないでしょうか。自然な笑顔も必須ファクト。言葉使いも大事。注文した料理を運んだ時、頼むから“これでよろしかったでしょうか”なんて言わないでよね。最近は、どこも愛想は良くなったので、ひどい接客態度の店は少ないのは有難いと思うわ。結局、人が飲食店に行くのは、何かを満たしたいからであって、モチ、料理だけが目的でもいいんだけれど、自店に来てくれたお客さんが、気持ちよくお金を払って帰ってくれて初めてその店は、いい飲食店ってことになるんだと思う。

2016年10月9日・・・続く

 

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【その124】某月某日  ”地味でも継続が大切・・ “ の巻き

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某月某日  “地味でも継続が大切・・”の巻き 

また、無くなりました。お金が無くなったのかって?ノンノン。元から無いのを“無くなった“とは言いません!近場のレストランが無くなりました。その地は今まで、ラーメン店→イタリアン→とんかつ店→洋食店と、節操の無い変遷を遂げ、洋食店でやっと落ち着いたかなと一同、とてもとても喜んでおりましたのに、このほどクローズした模様。吃驚したわ。というのはその洋食店は全国展開している人気チェーン店で、見るからにシステムがきっちりしているので、今度は続くだろうと思ってたのよね。結局5年ほどの寿命でしたわ。月一は行ってたけど、週一で行ってあげればよかったかな。って、そんなレベルの問題では無かったんでしょうよ!ホント、ガックリきたわ。 

ま、根本的に客数不足だったのは分かります。これって全国の郊外共通の宿命かも。人口は着実に減ってきてるし、これからも増える見込みが無いものね。その洋食店のマーケティングの読み力不足だったんだろうな。いつ行っても、そこそこ客は入っていたけど、従業員も多かったし、店規模も大きかったので利益を出すのは難しかった、ということですね。次はどんな店が入るのかな。ずっとテナント募集のままの可能性もあるだろうな。この世界もキビシイ。

で、結局、この辺境?な地にあっては、家族経営で地味にやっているところだけが、生き残っているのよね。お洒落でもないし、それほど美味でもないけど、何十年と営業している店の共通点は、家族経営という一点ですわ。おばあちゃんがレジ担当、お父さんと息子さんが厨房、お母さんとお姉さんがフロアを仕切るというスタイルね。人件費が固定化せずに、その都度、売り上げに準じて融通が利くのは、やはり家族経営ならではなのでしょう。先の洋食店はFCだった可能性が高いと思う。人件費は要るわ、本部へのロイヤリテイは要るわで、苦しい経営だったのね。グスン。こうなると、地味な家族経営でも、継続してくれるのが一番ね。おばあちゃん、頑張って。 

2016年9月5日・・・続く

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