【その204】某月某日「タッチパネルはもう飽きた? 」の巻き

col_n_pic.gif

OL N子の勝手リサーチ 204 “タッチパネルはもう飽きた?”の巻き

人間って、慣れるものなんだな、とつくづく思うわ。何のことかって?飲食店のメニューオーダー用のタッチパネルのことよ。出てきたときの“何よこれ!”のビックリぽんから、もう数年以上になるかな。いまだに、打ちこみミスで“はい、まるで違った料理が出てきましたぞえ”ってなこともあるけど、それは自分がドジなだけで、店に文句は言えません。自分を叩いてやりたい状態ね。

今では、導入する店が増えてきて、大型スーパーの飲食店街では5割以上が、タッチパネル方式になってるのよね。ということは、まだ5割の店は採用せずに、スタッフによるオーダー受けシステムのままで営業しているわけで、エライ!と褒めてあげたい。なぜかって言うと、タッチパネル採用はある程度の初期投資は必要だろうけれど、多分、人手不足の昨今、人件費もカバーできて、投資額は2~3年で回収できるのだとしたら、こぞって採用したくなるのもわかるわ。それをあえて採用しない、っていうのも、飲食店での、人と人とのつながりを重視しているから?かもしれない。ほんと、好意的に見たくなるのよね。逆に新鮮さを感じるかも。

あと、タッチパネル方式は、街場の飲食店では導入しずらいだろうなと思うわ。そうそう、数名のグループ客が座れる独立型個室のみで構成された店舗や、定番メニューの店ではタッチパネルは便利ね。そんな店以外では、やはりお客さんも、メニュー選びの時に、スタッフに聞きたいこともあるだろうしね。例えば、本日の造り盛り合わせ、ってな料理名の場合など“今日はどんな魚種が入っているの“って聞きたいわ。”はい、どじょうと金魚とめだかの刺身です“って言われたら“パス!、鯛とヒラメと大トロの盛り合わせはないんかい!”ってなことになるよ。本日のお肉料理、なんてメニューでも、何の肉か聞きたいわ。大体の肉は食べますよ。でも、かば肉などは食べたくないのでスタッフに確認はしたい。あれやこれやで、まだ街場では、特に夕食では、タッチパネル方式はほとんど経験していないけれど、徐々に増えてくるかどうかはわからない。増えないような気もするし、機械化が進むような気もするし。わからんわ!

 ・・・・続く。

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 パーマリンク