投稿者「pc-network」のアーカイブ

OL N子の勝手リサーチ 230 「食べ放題、飲み放題」の巻き

col_n_pic.gif

 

      OL N子の勝手リサーチ 230「食べ放題、飲み放題」

昔からそうだけれど、食事会などで自分が企画する役目を仰せつかった場合、食べ放題はもちろんのこと、飲み放題の店も、まずは選ばないわ。全く選ばなかった、というわけでもないんだけれど、その時の印象があまり良くなかったから、というべきかな。まず食べ放題の場合は、料理種のなかに気に入らないものがある。焼肉などの単独料理食べ放題の場合はすぐにお腹いっぱいになってしまう。出されるスピードが早くて、ゆっくりと楽しめない。好きな料理だけを選べない、時間の制約がある、などなど、もろもろの理由があって、好きなものを予算が許す限り、自由に選んで楽しませてもらっている。

 飲み放題も経験からすれば、ドリンクの1品1品が妙に雑な感じがあるわ。生ビールでさえも、単なる錯覚だとは思うけれど薄い感じがしてしまう。水割りやお湯割りなども、配分が気に入らないときがあるのよね。考えたら当たり前かも。プラス1500円くらいで5杯以上はたぶん飲むわけだから、一杯が300円以下、ってことよね。そりゃ、店としても原価を抑えたくなるよね。飲食店では、ビバレージ(アルコールドリンク)の売り上げが最も儲けに結びつくのは常識なので、その儲けの素をフリーにするんだから、何とかして原価をおさえるのは当然のこと。ま、客側も賢くなって、フリーの影響をあまり受けないドリンクを頼んだりして。蓋の開いていない瓶ビールとか、焼酎ならロック、とかね。店側とすれば嫌な客かも。ことほどさように、店と客との利害競争(大げさな)は熾烈を極めるのです。 

だから、というか、レストランでは、自分の好きなものを適量、自分の飲みたいものを2,3杯、いただくのが一番、リラックスできて楽しめるわ。人それぞれなので、お得感のある食べ放題、飲み放題システムは、今後も無くならないと思うけれど、店側も知恵を巡らせて利益を出しているわけで・・・。 

                                ・・・続く

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |

顧客満足の複雑さ 211「厚生労働省の記憶と今」

      顧客満足の複雑さ 211「厚生労働省の記憶と今」 

少子化に伴い、年金システムへの不満が少なからず散見される。数少なくなった若い年代が多くの老年世代を支えるために、多額の年金を徴収されていることへの不満だ。お金の流れからみるとそうなるかもしれないが、本質はそこには無いように思われる。もともと厚生年金のシステムは設立当初から変わらない。順送り方式、というべきか。今の年金受給世代も、現役時代は先の年代を支えてきたので、損得の問題ではなく、人口ゾーンの結果だ。だが、問題は戦後のベビーブーム世代から集めに集めた巨額な基金を、無駄に使いまくった厚労省そのものだ。きついことを言うようだが、目もくらむような基金を前にして、一体、どれだけのお金が消えていったのか、に関しての責任はだれがどう取ったのか、知らない。当時の関係者は、多分もういない。 

ベビーブーム世代が支えた年代は、戦中戦後を生き抜いた人たちで、少数派だった。当然に多くのお金が貯まりに貯まる。巨額な基金が、役人の手にゆだねられたのだ。彼らは、将来を熟慮することなく、国民の慰労という名目で、会館や宿泊施設を作りに作った。天下り先は余るほどに出来上がったが、役人に商売ができるわけがないのだ。良く悪くも、そういう頭の構図にはなっていないのだから、仕方がない。案の定、多くの施設が、利益をだせないままに民間に売りに出された。

社会保険庁がまだ機能していた時代を知っている。企業側の人間として、保険庁に通ったが、職員の質の悪さに驚いたことがある。ガムを噛みながら応対されたこともあるし、昼休み中はお仕事をされなかったし、何より、傲慢で居丈高な人たちばかりであった。普通の会社ならとっくにつぶれているだろう。社会保険庁は年金記録問題などの不祥事を受け、2009年に廃止され、日本年金機構が受け継ぎ、年金事務所として同じ業務を全国で受け持っている。年金の無駄使いをだれか責任を取ったのだろうか。そして今、企業と個人からの両取りで安定した基金の厚生年金に、国民年金の一部を負担させようという案もあるらしい。いままで、様々な共済組合の年金も、資金繰りが立ち行かなくなって、厚生年金に乗っかってきた。全く、日本の企業人はおとなしい。たぶん、フランスやイタリアなどでは大規模なデモが起こるだろう。今後の厚労省の若手官僚の矜持と先見性に期待したいところだが、果たして・・・。

          2026年 7月1日 間島

カテゴリー: 顧客満足の複雑さ |

食文化の豆知識229 食文化の現状208( 熱意の差異 )

col_g_pic.gif

   食文化の豆知識229 食文化の現状208(熱意の差異) 

テレビで、若い夫婦が営むイチゴ農園を放映していました。詳しい場所などは覚えていないのですが、とにかくそのイチゴは甘くて大粒で、道の駅などで大人気だとか。毎日の出荷に追われる日常を追っていましたが、自分たちが納得できる糖度の高い上質のイチゴに仕上げるまでの作業は、若さゆえに可能だとは言い切れない、努力と叡智がひしひしと感じとれました。まさに、プロの仕事です。常に考え、常に試行錯誤し、体を使っての、成果なのです。 

ただ残念ながら、日本の果樹園農家がすべて、彼らのように努力しているとは限りません。わが家近辺で売られている柑橘類(みかん)の中には、こんなまずいものを、そこそこの値段でよく売っているものだと、感心?することがあるのです。少しでも売れるからそれで充分なのでしょうか。糖度や見かけなどへの努力もせずに、ただ、生成りのものを市場に出して、売れれば幸い、で終わりなのでしょうか。先の、イチゴ農家の若い夫婦の爪の垢でも煎じて飲んでいただきたい。 

柑橘類でも糖度の高いデコポンや、ジューシーな清見など、質の高いみかんも出てきています。前者は熊本県果実農業協同連合会が商標権を所有しています。種は不知火です。後者は静岡県が発祥ですが、さらに糖度などを高くする努力を重ねた愛媛県が45%とダントツの収穫量を誇ります。最初食べときには、その甘さとジューシーさに驚きました。ただその後、多くのみかん農家が生産し始めると、質が低下してきました。デコポンのように、商標権を取っておけばよかったのに、とも思いますが、諸事情があるのでしょう。ことほどさように、先駆者と追随の差異は、まさに熱意の差異といえます。残念ながら、この世は、売れ筋に乗っかって、売れれば儲けもん、が、まかり通っているようです。それは国と国との間でも同じこと。やはり先駆者の努力は、きちんと守られるべきだと思います。 

                     食生活アドバイザー  間島万梨子 

カテゴリー: 食文化の豆知識 |

N子の勝手リサーチ 229 「わからないことだらけ」の巻き

col_n_pic.gif

      N子の勝手リサーチ 229「わからないことだらけ」 

よく景気がいいとか悪いとか、っていうじゃない?あれは、何を前提としているの?経済はまるっきりわからぬ、わらわでございますが、ほんまにわからんわ。で、今は景気がいいの?悪いの? なんで、株価がすさまじく上がっているの?もう付き合えんって?ま、そう言わずに教えてや。と言いたくなる昨今でございます。 

円安は、やはり景気が悪くなる原因なのよね。だって輸入品が高くなるので、いろいろな生活用品も高くなるんでしょ?でも逆に、輸出品が高く売れたからって、すぐに生活用品が安くなるってわけでもなさそうで。そうなのよね、物価って、高くなるのは、あっという間だけれど、そうは簡単に安くならないわ。今まで、そんな恩恵、受けたことあったっけ?以前のことはすぐに忘れてしまうのよね。そうそう思い出した。海外旅行のときに円高でラッキー!な思いをさせてもらったことが、あるような無いような。はい、その程度ですわ。 

日本人の海外旅行客が減少していたり、生活保護受給者数が増えていたり、やはり日本経済は停滞している?でも、海外からの観光客は爆増で、日本良いとこ、って言ってくれるよね。円安だからお得なのかな?ご飯も美味しいし、人も親切で、治安もいいし、って?そうですか。それはようございましたね!と言いたいざんすわ。確かに、この前、久しぶりに訪問した飲食店は、お客さんで大層にぎわっていたわ。1年ぶりくらいなんだけれど、以前以上に、繁盛しているような。景気悪くないじゃん! 

でもでも、物価は上がり続けているよね?やはり家計的にはきついよね?今後、どうなるの?がんばって、日本は世界でどんどん儲けてくだされ。他国にいい顔ばかりしているんじゃなくて、したたかに、ずるく儲けて、国民にバックして!はい、これ本音ですっ。

                          ・・・続く

 

 

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |

顧客満足の複雑さ 210 「文明と気象環境の関係性」

     顧客満足の複雑さ 210「文明と気象環境の関係性」 

今年の夏も暑くなりそうだ。昨年は6月から10月中旬まで、夏だった!そして、11月には冬支度。となると一年間で、エアコン不要月は、10月の下旬と、4,5月あたりだろうか。日本もお金のかかる国ではある。寒さは厚着でまだ防ぐことができるし、思考そのものへの影響は少ないが、28度以上になると、集中力と思考力が弱るので、エアコンをつけざるを得ない。基本生活はできるのだが、ほんの少し、知能を使う作業は難しくなる。各家庭にエアコンがなかった時代の夏は、まさに国民全体が夏休み状態だったが、一年の中では夏は短く、むしろ寒い季節が長かったように思う。なので日本人は良く働けたのだ。 

誤解を恐れずに言えば、文明が発達している国は、おおよそ北半球に集中している。文明文化ともに、寒さ厳しい国から発祥している割合は大きい。暖かい方が体は良く動き、活動的になるが、脳はどうも寒さを好むようだ。昔から、暖を取るという国は多いが、暑をしのぐ、という国は少ない。なぜなら暑は、自然のままに果実や穀物の恵みをもたらしてくれるし、日陰で裸同然に寝ていても、動物に襲われる以外に、命が奪われる危険性は少ない。暑い国に行くと、外で寝転がっている人を良く見かける。一方、厳しい寒さは防ぐ努力をしないと確実に命が奪われる。作物にしても、寒さ対策の努力を重ねて収穫する。その積み重ねが脳を磨くのもしれない。そして人間は思索的になり、文明を開化させ、文化を花開かせる。文豪は大体が寒い地域の人が多いし、産業革命の発祥地は寒さ厳しいイギリスのマンチェスターだ。 

ただ今後は外気温の差が、国の、ひいては人類の文明差にすぐにつながることは減っていくように思う。富の力が、巨大な温度調節力に結びつき、快適な気温環境を人為的に作り出すことが可能になるからだ。南国アジアから、アフリカから、ノーベル賞受賞者が輩出される日も近いような気がする。ただ、脳の好む気温は変わらない。とするならば、日本の過酷な夏の暑さは、日本文明の発展のためにも防ぐ必要がある。つまり、気温が28度以上になった場合、全国の電気代を無料にして、日本国民を夏の間中、23度前後の快適な室内環境におき、文明・経済の発展に寄与させるのだ。別におかしな話ではない。サウジアラビアやUAEなどでは、多分すでに試みられているはずだ。人間は暑さの中では、思考能力を失うことを、彼らはよくわかっている。果たして日本の政治家に、その気概はあるやなしや? 

          2026年 6月1日 間島

カテゴリー: 顧客満足の複雑さ |

食文化の豆知識228 食文化の現状207( 新しいウイルス )

col_g_pic.gif

  食文化の豆知識228 食文化の現状207(新しいウイルス) 

大西洋を航行中のクルーズ船で、ネズミなどのげっ歯類が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し、乗客114名中、6~7人が感染し、これまで3人が死亡しました。アンデス型と称されるウイルスは死亡率40%強という高さですが、専門家によると、「ヒトからヒトへの感染力はかなり弱いので第二のコロナと恐れることはない」そうです。しかしながら、やはり聞きなれない新たなウイルスは、コロナの初期を連想させ、今後の動きに目が離せなくなりそうです。このまま、自然消滅してくれることを祈りたい思いです。ハンタウイルス感染症は、発熱~腎臓や肺疾患を主な症状とし、過去、主な流行地は極東アジアや北欧・東欧で、発症が報告されています。日本では1970年前後に発症例がありましたが、それ以後は報告されていないそうです。 

ただ気になるのは、4月に一部の乗客が下船し、うち一人が帰路で死亡。一人が帰国先のスイスで感染が判明しました。乗客の帰国先となった各国は警戒を強めている、との報道がありました。当然でしょう。皆、コロナがどれだけの規模と距離で世界中を恐怖に陥れたか、まだしっかりと覚えているのです。最初に発症した乗船客は、南米でバードウオッチングをしていたオランダ人男性と聞けば、ネズミ以外にも鳥などの野生動物の排泄物は人間にとって、ウイルスを媒介する危険な存在である、ということです。細菌は抗生物質という、優れた薬が開発されましたが、抗ウイルス剤は、いまのところありません。回復を左右するのは、感染者の体力頼り、ということです。これからも、新しいウイルスや、眠っていたウイルスが活動する可能性は低くありません。こうなると、人間は一体どう防御すればいいのか、正解はあるのでしょうか。 

                 食生活アドバイザー  間島万梨子 

カテゴリー: 食文化の豆知識 |

N子の勝手リサーチ 228 「店選びは難しい」の巻き

col_n_pic.gif

     N子の勝手リサーチ 228「店選びは難しい」 

少人数だけれど、レストラン巡りの幹事、というか、選び人の役割を仰せつかっているの。これが結構、気を遣うのよね。もち、予算と場所が一番の選択要素で、まずそれが合うかどうか、で店を絞り込むわ。そのあとは、料理種とボリュームと店規模かな。やはり飽きないように、和食、中華、イタリアンなどを織り交ぜるのも必要。ソース素は、新聞や雑誌とか、見聞きとか、自分が行ったことある店とか、もちろんネットからも参考にさせてもらっているわ。今まで、大体、予想と大きく異なる店は少なかったけど、中にはなんじゃ?ってな店に、たまにあたることもあって、皆さまに、申し訳ないというか、自分の選択眼の無さを恥じるというか、ワタシなりに落ち込みますわ。はい、意外と気が弱くて。逆に、まずまず予想通りかそれ以上の場合は、ほっとして、泣きたくなるざんす(これはウソ)。 

で、この前、訪問した店は、まだ開業して間もないと見えて、店長以下、張り切っている感があって、好印象ではあったんだけれど、責任者?の人が、“この店をどうして見つけられました?”って、聞いてくるの。にこやかに笑ってごまかしていたら、しつこく聞いてくるのよね。なんか来て悪かったですか?と言いたくなったわ。それも大人げないので、“知人に紹介してもらったので“とかわしましたわ。さすがに、誰から?とまでは聞かなかったけれど、これはマナー違反かな。それほど高級店でもないし、まずまずのレベルの店なんだから、来てくれたお客さんはありがたく、詮索せずに、それなりにもてなすのが、一番よ。 

これって、銀行で、ちびっとだけ、まとまったお金をおろす際に、“何にお使いで?”と聞かれるのと同じレベルよね。おせっかい、だっちゅうの。“ま、いろいろと”で、ごまかすけれど、“ハワイに別荘を買うんでね“と、言ってやったら、どんな顔するんだろう。”あはは、お客様、それはご無理では“と言うんだろうか。こんど、”アラブの油田を買うのでね“と言ってやろ。ということで、本日は、いらぬお世話、という話でした。 

     ・・・続く

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |

顧客満足の複雑さ 209 「ちっぽけな人道主義」

     顧客満足の複雑さ 209「ちっぽけな人道主義」 

初夏を迎えんという時期に、またぞろクマの被害が報告されている。冬眠前の危険性は知ってはいたが、冬眠明けの今頃も餌を求めて市街地にまで来て活発に動き回るらしい。出没地域に住む方々は、気の抜けない日々とお察し申し上げる。損傷が深いご遺体が見つかった、との記事に接し、ご家族の衝撃はいかんばかりかと言葉もないが、あるニュースバラエティ?(純粋なニュース番組でもなく、お笑い番組でもない)で、コメンテーターなる男性が、「すべて人間側に原因がある」という発言をしていたのには、心底驚いた。つまり、人間がクマの生息地域まで浸食開発したので、餌場のなくなったクマがやむを得ず出てきて、人間を襲ったのだ、という。この人は、“山を開拓し、開墾し、田畑を作り、木を切って生活の糧にして生きてきた人たち“の壮絶な苦労や努力は、クマにとって悪いことだった、と言っているのだ。まるで「クマさん可哀そう」の幼稚園児の発想だ。クマの捕獲に反対する人たちと同列で、頭がお花畑のままに、大人になってしまったのだろう。いま、するべきことは、人間の反省を促すことではなく、クマの被害をこれ以上、出さないために、専門猟師を増やして、市街地を守るしかない。 

そこで思い出した。猫好きの友人が近所の野良猫に餌を与えていた。去勢などの施術をするのでもなく、可愛い、可哀そう、という思いから、数匹の野良猫に毎日、餌を与えていたらしいが、諸事情で家を明け渡すことになった。そのとき、近所の親しい一人に、1年分ほどの餌袋を預け、猫の餌やりを頼んできたらしい。家を出て数か月経った時期に、その人と会ったのだが、「あれだけ頼んだのに、猫たちにきちんと餌をやっていなかったようだ」と怒っていた。その経緯は知らないが、近所のひとたちはさぞかし、野良猫がうろうろして迷惑をこうむっていたのだろう。あとの餌やりをまかされた人も、気の毒としかいうほかはない。これも、あんなに可愛い猫は、皆が好きなはずだ、という思い込みであり、先のクマ被害を「すべて人間側に原因がある」と発言したのと根っこ部分が同じなのだ。人間より動物が大切。人間より自然が大切。川は自然のままに。動物も自然のままに。人間が出す二酸化炭素が地球を汚し、人間が作り出す兵器が争いを加速させる。確かに一部、その通りではあるが、大部分の人間は、静かに、争いもせず、生きている。なので、自然や野生崇拝主義者は、自ら森に乗り込んで、川のほとりで、安全に生活をしてほしい。鹿やクマとも親しくなり、楽しく暮らしてほしい。 

現実は常に厳しい。ユートピアは存在しないがゆえに、ユートピアなのだ。平和を望まない人はいないだろうが、それぞれがほんの少しの悪と大部分を占める善を抱えて、生きている。ちっぽけな人道主義者は、多分、その現実を許さない。 

                          2026年 5月1日 間島

カテゴリー: 顧客満足の複雑さ |

食文化の豆知識227 食文化の現状206( 食は国体を表す )

col_g_pic.gif

食文化の豆知識227 食文化の現状206(食は国を表す) 

日本を訪れる外国人観光客の多くが、日本の食の美味しさやバラエティの豊富さに親しみを感じているようで、素直にうれしく思います。やはり、食は旅の魅力を左右する大きな要素で、お腹の満足度は脳の満足度に直結するようです。そこで、訪問したことのある海外での食事情を思い出しました。3~4日間の短期訪問は主にアジアですが、お国柄の違いというか、食そのものに違いがありました。あくまで個人的感想ですが、最も美味しくいただいたのは台湾でした。高級な料理ではなく、一般的なものが美味しい。はずれが無く、お腹も絶好調でした。一方、香港は食の記憶がほとんどありません。別に格安ツアーでも無く、それなりのレストランが多かったのですが、口に合いませんでした。接客の違いも大きい。台湾の素朴さと比べると、商業ベースに乗った、ところてん式というか、とにかくあわただしく、お客に楽しんでもらいたいという雰囲気は皆無でした。美食を誇る香港なのに、行った店がたまたま悪かったのでしょう。 

欧米系では、ハワイでもカナダでもドイツなどでも、心とお腹の記憶に残った料理はあまりありませんでした。とにかく量が多い。1人前が2~3人でも十分な量で、安上がり?でした。そのおおらかさは、好きになりましたが、日本人の食の細さを痛感しました。ドイツのレストランでのソーセージ盛り合せ料理は、さすが本場の味わいでしたが、数名でももてあます圧倒的な量にびっくりしました。隣席の現地の上品そうなご婦人が一人で、やすやすと完食されたのをみて、二度、びっくりです。目が点になりました。オソロシヤです。そんな健啖家が多い欧米系の観光客が、日本の食を美味しいと喜んでくれるのはうれしいのですが、あるSNSで、一日中、何かを食べている、との投稿をみて笑ってしまいました。多分、日本食は美味しいけれど、量的に物足りない。なので、ずっと何かを食べている?お疲れ様です。ドイツでの風景を思い出して、さもありなん、です。まさに食は国体をあらわすのでしょう。 

食生活アドバイザー  間島万梨子 

カテゴリー: 食文化の豆知識 |

その227某月某日「 手抜き料理丸わかり」の巻き

col_n_pic.gif

      N子の勝手リサーチ 227「手抜き料理丸わかり」 

飲食店ってさ、お料理を出すところだよね?一体、何言ってんのって?最近、これが料理?ってなものを出す店にぶちあたったもので、ちょっと確認したかったの!この場合の飲食店のなかに、個人的にはハンバーガー屋さんなどは入りません。一応、料理人が素材を選んで、鍋やフライパンなどを使って調理という段階を経て、お客に提供する店が飲食店だと思っているわ。価格や雰囲気などで、格付けする中で、一番重要な点は、やはり料理の質、というか、中身だよね。一応、コース料理になっていても、ほとんどが、ただ焼いただけ、ただ見るからに冷凍ものをチンしただけ、ただ切っただけ、で成り立たたせることに、驚いてしまったわ。とても、料理と呼べるものではなかった。勿論、二度と行かないけれど、客入りは良かったことに、二度、驚いてしまった。皆、料理を食べに来ているのではないのでしょう。ワイワイとビールなどを飲みながら談笑することが目的で、元から、美味しいものをゆっくりと味わう、なんて期待もしてない人たちなんだと、確信しましたわ。ま、それでもいいのよね。店と客との、お互いの目的が一致しているのだから、気に入らなければ、来なきゃいいわけで。

 そう、客は店を選ぶけれど、店も客を選んでいるのよね。だから、それなりに、にぎわっている。でも、長くは続かないと思うわ。大体、飲食店で10年、頑張っている確率は3割以下らしい。なので、お客が入らなくなったら、また業種業態を変えて、出直すわけね。でも粗悪な店を何回も出店するより、丁寧で自信を持てる料理を出せる店を、頑張って長く続ける方が得策だと、ワタシは思うのですが、そんな面倒なことはしない、という主義の店もあるのよね。はい、勉強になりました。いい加減な料理を出しても、立地や値段次第で、客は入るものなのですね。

                  ・・・続く

カテゴリー: N子の辛口奉行日記 |