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食文化の豆知識219 食文化の現状198(外食の値打ち?)

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食文化の豆知識219 食文化の現状198(外食の値打ち?) 

こう暑い日が続くと、食欲がわかずに、あっさりと口当たりの良い食事が続くという方も多いと思います。そういう私も、そうめん、冷やし中華にはたびたびお世話になっています。のど越しがよく、何より冷たい!あっさりとした味わいは、酷暑の日々には欠かせません。ただ具は、錦糸卵、ハム、トマト、きゅうりなど、たっぷりと、一緒にいただきます。なので、この2種の料理だけは外食したことは、まずありません。ラーメンやうどん・そばと違って、外食時のそうめんなどは、とてもチープ。冷し中華も焼肉屋さんなどでいただく、本場もの以外は、これまた貧相。ということで、家ならではの美味しい食事ということでしょうか。 

外食は大好きなのですが、やはり自宅ではなかなか味わえない料理に魅力を感じます。その代表格が中華料理です。簡単な中華もどき?は時々作りますが、プロの味に最も遠いのが、中華料理ではないでしょうか。それは食材であり、調味料であり、厨房の火力であり、料理の腕が、真似できない域のものが多くあります。それに比べ日本料理は、もちろんプロの味には到底及ばずとも、新鮮な刺身などは予算があれば楽しめます。煮物も素朴に美味しいものも作れます。イタリアン?となると、これもまたパスタなどは、家で作ったほうが、具材豊かに仕上がることもあります。時折利用していたパスタ専門店も値上げラッシュで、足が遠のきました。和風パスタやミートパスタは、食材の力を借りて、仕上がり上々の気分で楽しめます。 

外食は、手間を省ける、という大きな役割があるので、それだけでも利用価値はあると思いますが、やはり自宅ではかなわない料理に価値があります。近所に美味しい中華料理店がないのが残念です。中華料理は、料理人の腕の差が歴然と出るものです。近所に出店してください。 

食生活アドバイザー  間島万梨子 

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その219某月某日「久々のプロ接客」の巻き

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OL N子の勝手リサーチ 219 “久々のプロ接客”の巻き

今年の暑さは尋常ではないよね。なんか、毎年夏になれば、同じこと言っているような気もするけど、やはり今年は異常!体力消耗してしまうわ。で、中華料理を食べて力をつけることに。その店はビジネス街、淀屋橋のビルの地下一階にあって、まさに知る人ぞ知る、って感じの店だったわ。通りすがりで見つけられる店ではないので、お客はたぶん、近所のなじみのビジネスパーソンなのかな。なんでそんな店、知っているのって?ふふん、内緒。

20席ほどのこぢんまりとした店で、カウンター厨房には二人の男性、そしてフロアは一人の中年の女性。この人がすごかった。家族経営かどうかは知らないんだけれど、その女性の目配り・気配りはまさにプロフェッショナルだった。今、はやりの「ご注文はスマホからどうぞ」の連中に、爪の垢でも煎じてのませてやりたい。まずオーダー時に、量のアドバイスをくれる。バランスの取れたオーダーに導いてくれる。頼むより先に、取り皿や水の追加がさっと行われる。それも、こちらの会話などを遮ることなしに。

そこは料理も洗練されておいしかったわ。気取ることなく、それでいて手を抜くことなく、すべてが丁寧で味がしっかりとしていて、飽きることがなかったですわ。値段もリーズナブル!最近、幼稚なバイト接客に接することが多かったので、久々に安心して、おまかせすることができました。また機会があればぜひ、訪問したいけど、なかなか予約が取れないのよ。皆、知っているのね。

   ・・・・ 続く。

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顧客満足の複雑さ 200(違法ではないが不均等)

顧客満足の複雑さ 200「違法ではないが、不均等」 

データというものは、その出し方によって、大きく認識が異なるらしい。らしい、というは、数字の結果を正確に分析することは、かなり難しいからだ。かくいう自分もめっぽう数字には弱いので、えらそうなことは言えない。が、しかし、なんとも姑息な数値を出してきたものだと感心したのが、厚生労働省の説明だ。参院選の投票前に、SNS上で、外国人への生活保護は違法なのに、簡単に多くの人が受給している、といった投稿が出回り、それに対して、厚労省が明確に否定した。 

生活保護法は適用対象を「国民」としているが、人道上の観点から、厚労省は平成2年に外国人に関しては対象者を永住者らと明示した。そして平成26年の最高裁判決を経て、現在では自治体の裁量で外国人に保護費が支給されている。なので「外国人への生活保護が違法というのは間違い」と明言し、しかも2023年度の生活保護受給世帯主が外国人のケースは、全体の2.9%だったとした。数値をみれば多くはないというニュアンスだ。しかし様々なデータがある。2023年の外国人永住者数は約90万2000人で、日本人口約1億2340万人の0.73%だ。一方、外国人の生活保護受給世帯は、全体の2.9%というのは、日本人の約4倍以上の確率で、外国人が受給している、ということになる。 

ちまちまと細かい数字を持ちだしたくはないが、あまりに姑息な表向きの数字で、国民を納得させようという、役所気質がなんともやるせない。つまり、現在のところ、違法ではないが、日本人の4倍受給という現実がそこにある。支給比率が世帯主比率なので、2人家族なのか、6人家族なのかで随分、全体の人口比率とは乖離があるのは認めるとしても、日本の役所の出す数値は、実に巧妙に選ばれ、そして姑息に満ち満ちている。 

訪日外国人観光客は日本経済に恩恵をもたらしていると思うが、日本百貨店協会の最新情報では、今6月の訪日客による免税売上高は、前年同月比40.6%減の392億円となったという。これで前年比減は4か月連続。訪日客数は増加する中、百貨店の免税売上には連動しなくなった。環境でもビジネスでも、財政上でも、訪日外国人増加は、もろ手を挙げて歓迎すべきなのか、難しい局面を迎えているのかもしれない。 

2025年8月1日 間島

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食文化の豆知識218 食文化の現状197( 厳しい自然はいつも )

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食文化の豆知識218 食文化の現状197(厳しい季節はいつも) 

連日、すさまじい暑さが続いています。春から夏にかけて、せっかく穏やかな

気候に恵まれ、生鮮品も安定供給、安定価格に落ち着いていたのに、ここにき

て雨不足、水不足で米生産の危機が案じられます。トマトやレタスなどの野菜

も、影響を受けそうです。我が家でも、7月初旬の大雨で裏手に水があふれ、

新聞紙を敷くなど応急措置に追われたのが遠い昔のように、今は日照り状態が

続いています。かくも自然は思い通りには動いてくれません。当然といえば当

然のことですが、近年、あたかも人間が自然をコントロールできるような錯覚

に陥ってはいなかったかと。そうなのです。人間にできることは、自然災害被

害を最小限にとどめること。これにつきます。作物でいえば、リスクの拡散、

特定の場所に頼らない、ということです。そして災害でいえば、予防管理と被

害の軽減でしょうか。自然の厳しさは予想をはるかに超えているのです。いつ

もいつも気候が穏やかであるわけがない、という認識に立てば、国も個人も自

ずと、必要な対処が見えてくるような気がしますが、これがなかなかに難しい。

のど元過ぎれば・・は、自分のことを言われているようで、首をすくめるほか

ありません。

 

できることは、しっかりと食べて、夏バテに対応する体力を保つ、ことです。

野菜も旬の枝豆は万能食材。なすび、トマトも優等生。お高い魚は素通りして、

アジやサバを美味しくいただく。牛肉はたまのこととして、豚肉や鶏肉料理の

幅をひろげる。価格の高いものが体に良い、というわけではありません。市場

が生活シーンをリードしているわけでもないのです。消費者が市場のメインで

す。最近の値上げラッシュは、人件費や光熱費の高騰を受けて、という大義名

分が幅を利かせていますが、資本主義の基本は需要があってこそであって、積

み上げ方式で価格を上げてすむ、というわけではありません。店頭に並ぶ多く

の商品や食材は、すべて売れてこそ、なのです。自然の厳しさと同様に、ビジ

ネスの厳しさは、どんな小さい店でも、どんな大きい会社でも、同じことなの

だと思います。

 

食生活アドバイザー  間島万梨子 

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その218某月某日「創業50年以上ってエライ」の巻き

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OL N子の勝手リサーチ 218 “創業50年以上ってエライ!”の巻き

機械ものって大体が寿命10年っていうよね。家電をはじめとして、そんなものなのかな。勿論、使い方によっては7年くらいでだめになるのもあるし、20年!持ってるってものもある。でも、この10年サイクルは、ひとえにメーカー側の戦略だと思うわ。多分、作ろうと思えば15~20年以上、もつものも実現できるはず。でもそうなると、儲けが激減するので、買い替え需要で事業が成り立っているわけ。今日はやけにシビアな話題だなって?そうよん、このところ立て続けに機械ものがダウンして、もうグスングスン。

その点、飲食店は閉店率は高いけれど、何十年と頑張っている店もあるのよね。老舗、って称される店で、うまく代が続いてきているのね。大企業なんかは、創業者から離れて継続しているところが多いけれど、老舗飲食店はやはり一子相伝というか、代々子孫に料理の質が受け継がれているところがほとんどで、エライなぁと思うわけ。技の伝承がとても大切なのよね。それがメーカーとの違いかな。ほんと、飲食店、ってのは、手間がかかるし、原価率も高いし、技術力頼りで、好きでなきゃ、もちません。なかには50年どころか、100年以上続いている店もあって、エライ。

で、家電に戻るけれど、10年という期間は、性能からいうと日進月歩なのは認めるわ。つまり便利さでは進化している。メーカーも努力はしているわけね。電機製品は特に技術革新のるつぼだと思う。でもでもね。素朴なものでいいから(いろいろな性能は要らん!)20年以上、いいえ30年持つものも作ってよ。人間より寿命長くしてくだされ。

             ・・・・・続く

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顧客満足の複雑さ 199(ようやく出てきた正論)

顧客満足の複雑さ199「ようやく出てきた正論」 

新聞のオピニオン欄を読んで、強く同感したのは何か月ぶりだろうか。かなり大袈裟ではあるが久々であるのは事実だ。その内容は、産経新聞の6月16日付けのオピニオン欄のもので、見出しは「災害激甚化はフェイクニュース」。内容の概略は「災害が頻発化しており、それは地球温暖化のせいである。よって脱炭素が急務だ、といった報道は完全な嘘である」というもので、その根拠をきちんと理論的に説明したうえで、「毎年何兆円も脱炭素に投じるはやめ、本当の防災対策に必要な予算を投じるべき」と結んでいる。全くもって正論だ。

そもそも地球の豊かさを左右する陸上植物の光合成には水とCO2が不可欠であり、その他生物の生存の基礎を植物が握っているのだから、CO2の恵みを抜きにすべての命は生存できないということだ。良く分かる。本格的ハウス栽培では、内部のCO2濃度を外気の3~4倍にまで上げ、作物の生育を速める。大気に増えるCO2は地球の緑化を進めるということだ。ヒステリックに叫ばれるアマゾンの森の削減は、人間による森の伐採の結果であって、CO2増加の結果ではない。脱炭素を念仏のように唱えることによる環境問題は、巨額の利権をある国や層にもたらした。多くの愚かなメディアもご追従的感覚でしか物事を見分けられない。

日本に限ってみても統計が取られだした1951年から74年間、台風の数は各年で上下するものの、ほとんど変わっていない。年間雨量も至近の10年間は多くなっているが、1950年代も多かった。地球を馬鹿にしてはいけない。地球は人間などに左右されはしない。自然は気まぐれで時として荒れ狂うものの、大きな恵みをそこに生きるものに与え続けている。大雨には治水が、大風や地震には堅牢な建物が、もっとも危険を回避できるのは、世界各地で発生する自然災害の被害状況をみても明らかだ。ならば何兆円もCO2削減に費やす愚は避け、役立つ防災対策に費やすのがまともな考えだろう。かつて“コンクリートから人へ“と、格好をつけた日本の政治家がいたが、その方には是非、川のそばの自然あふれる場所で葉やつるで造った家に住んでいただきたい。

   2025年7月1日  間島

 

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食文化の豆知識217 食文化の現状196( 季節に祈る )

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食文化の豆知識217 食文化の現状196(季節に祈る) 

すでに真夏のような暑さです。体がまだ慣れていないせいか、熱中症で病院に運ばれる人が後をたちません。昔のことを言っても仕方ありませんが、6月はまだ清々しい外気を楽しめ、7月も中旬ころから灼熱の太陽にさらされていたような。夏は過酷ではありましたが、8月も中旬を過ぎれば、どことなく秋の気配を感じられていたような。ところが近年は6月から9月いっぱいまで、夏日が続いています。この変化は気の遠くなるような地球の歴史の中では、まさに点に過ぎない現象なのでしょう。人間は防衛するのみです。

 で、やはり暑さに対抗するには、適切なエアコン使用は勿論ですが、栄養を十分に取って、暑さに負けない体力作りをするほかは無さそうで・・。幸い、今は野菜の価格が落ち着いてきました。特に夏野菜は求めやすい価格で十分に供給されています。有り難いことです。日本料理は、煮込み料理が主流の外国とは異なり、野菜単独の料理が多くあり、それはそれで手間がかかるとも言えますが、野菜独自の味や風味を味わえます。キャベツも多くの料理法で楽しめるし、トマトもサラダや煮込みに使えます。どうか、今夏も、異常気象に陥ることなく、暑いままに、少し雨も降って、潤沢に夏野菜が供給されますように。 

ただ平均的現象、というものは幻にすぎず、毎年何らかの「異常」をことさらにメデイアが取り上げ騒いでいる?ように見えますが、そもそも平均とはなんでしょうか?かつて高校時代の生物の教師が「平均的体格などは無い!」と言い切っていたのを思い出しました。だれもがそれぞれの特徴を抱えており、平均とはその中間の現象を表しているにすぎないと。だから「平均」なるものにとらわれてはいけない。自分の特徴を重んじなさいと。自然もその恵みも、異なるのが当然なのでしょう。それを受け取る度量も持っていたいものです。

               食生活アドバイザー  間島万梨子 

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その217某月某日「これって、自業自得?」の巻き

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OL N子の勝手リサーチ 217 “これって自業自得?”の巻き

今や、なんでもかんでも値上げラッシュで、ぼやくまくりも、飽きてきた感があるわ。最初の頃は、なんで?これも?こんなに?と、いちいち値上げに驚いていましたが、今や、あっ、そうどすか。よろしゅうおしたなぁ。ってな感じで、麻痺したというか、怒るのも嫌になったというか。しかしながら!ほぼ半年前に、近所の日本料理店の日替わりランチが、1000円から突如1500円になったときは、のけぞりましたわ。もともと1000円でも若干の割高感はあったのよね。大体が鯛のカルパッチョにミニ天ぷら、そしてミニ茶碗蒸しが日替わりの定番!それって日替わりかよ、と突っ込みたくなってたけど、他の定食ものよりも若干安めなのが、人気だったのよね。ま、中高年にはほどほどの量だし、見た目もこぎれいに仕上がってるので、時々利用してたのよね。いつも結構な込み具合で、70席以上の広い店内が満席状態の時も多かったわ。でも、あまりの値上げ幅に、怒髪天を突いた我は、行かなくなったのです。

で、先日、約半年ぶりに訪問することに。驚きましたわ。金曜日のお昼がガラガラ状態で、ワタシたちを含めて総勢6名のみどしたわ。いつもお座敷席の前には履物が並んでいたのがゼロ。カウンター席に4名とテーブル席に2名。数人いる女性スタッフが手持無沙汰でウロウロしてました。これって、理由は明白よね。中身がおんなじで50%アップってのは狼藉だってことが、店側はわからなかったのか、わかった上での結果なのか、ようわからんけど・・。ま、今はお客側も財布の紐をしめていると思うので、一過性かどうか、まだ判断しにくいけど、このガラすき状態は、無謀な値上げの結果です。わたしたちも、もう行きませんわよ。さてはて、いつまで頑張ることか。バカだな、って思うわ。大体がランチ、ってのはある程度の客数が確保できないと赤字だから、夜がいくら高かろうと、昼は1000円くらいで提供して、客数を稼ぐのですよ。いつまで続くかな。もう知らんけど。

             ・・・・・続く

 

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顧客満足の複雑さ198(何をもって成功とするか )

     顧客満足の複雑さ198「何をもって成功とするか」 

大阪・関西万博に行ってきた。一言でいうなら“一度は行くべし”だ。一度ならず二度、三度と足を運びたいのだが、手間と負担を考えると難しいかもしれない、というのが本音だろうか。平日の曇天日だったので、8万人前後の入場客数だったらしいが、それでも場内は人であふれている感が強かった。東ゲートへの地下鉄の道程は万博へ向かう人の波で、随所には誘導のための案内係りが配置されており、日祝日の混雑ぶりはいかほどかと案じられた。

その後、別用で万博への主要路となる地下鉄を平日に利用した際も、行き交う人の多さに驚いた。万博がらみの利用客だ。万博開催中は昼夜共にずっとこのような状態が続くに違いないが、協会が希望想定する来場者数には1日あたり15万人超が必要で、望ましい来場者数を達成する可能性はどうなのだろう。経験した8万人のざっと2倍ほどの入場者がいる状況は想像しただけでうんざり感がある。希望来場者数は万博として最終利益が出る(残せる)ラインなのだと思うが、そもそも今回の万博は諸般の事情で経費の上乗せを余儀なくされた。よって儲けの可能性がせばめられたのは理解できる。収入と支出の単純計算で利益を出すのは大変だろう。マスコミの極めて意地の悪い論評が目に見えるようだが、今のところ、万博紹介記事であふれており、入場者数も徐々に上向きに推移しているらしい。 

場内の大屋根リングを一周したが、よくこのようなリングを創ったものだと感心する。素人の発想ではとても思いつかない。もしもこのリングが無かったら、しまりのない会場になっていただろう。リングは会場を囲い込み、上部の歩道からは会場と周辺の海を同時に一望できる。一周に2キロほどかかるが、変わりゆく眺望に飽きはこない。ただ、まだ先が長い期間中に改善すべき点は多くある。夜間券のより割安化と時間拡大が望まれる。夜間イベントのさらなる充実も集客に役立つはずだ。そしてもっとも改善すべきは予約システムの簡便化だ。コンビニで購入した入場券のシリアルナンバーで、スマホやパソコンからパビリオンの入場予約を可能にすべきだし、入場ゲートをそれで通過できるQRコードを最初から付加できるはずだ。何故このような厳格な予約システムが取り入れられたのか理解に苦しむ。 

今回の万博は何をもって成功と呼べるのだろう。収入と経費、いわゆる単純なプロフィット&ロス計算では難しいかもしれないが、バランスシート感覚では成功すると思う。それは人の満足感と充足感と記憶が資産として上積みされるからだ。数量で推し量れないものが残っていく。数値でも鉄道、百貨店、宿泊施設等の売り上げ増加に大きく貢献するのは確実だ。そして大阪のお荷物エリアであった夢洲の未来が、後に続くIR(統合型リゾート)やスマートシテイの構築によって開かれたのは確かで、その意味でも前哨戦となる万博は開催した価値があるのだろうと思う。文句を言うのはたやすいが関係各者の労をねぎらいたい。

2025年6月1日 間島

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食文化の豆知識216 食文化の現状195( しっかりした検証を )

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食文化の豆知識216 食文化の現状195(しっかりした検証を) 

米価格暴騰騒動は新しい大臣のもとで、収拾されるでしょうか。5キロ2000円の販売価格を目指すそうで、それが実現したなら有り難いことですが、そもそも何故、ここまで高騰が続いているのか、の検証は明確に行っていただきたいと思います。モノの値段は需要と供給のバランスで決まることが基本ですが、米はその範疇外だったはずです。減反政策や潤沢な備蓄米は、安定供給のための方策ではなかったのでしょうか?それが大きく失敗した?そしてこんなにも長い間、高騰が続いた理由は?すさまじい干ばつや災害に見舞われたわけでもないのに、何故、異常価格が収まらなかったのか、鮮明にしていただきたい。そしてすさまじい高値を市場に持ち込んだ人間・関係各社・組織にペナルティーを科すこともいとわないでいただきたい、と思います。 

さて、季節は早足で私たちを引きずってくれます。風薫る五月、さわやかな五月晴れは、あっという間に湿った蒸し暑い空気に取ってかわられました。また暑い夏の到来がまじかですが、今夏は、光熱費の補助がありそうで、ほっとすると同時に、昨年のように暑いのかという、うんざり感もあって、本当に日本の四季はキビシイものがあります。でも、夏野菜が豊富に出回りはじめたのは、うれしい限りです。みずみずしいきゅうりやトマト、レタスは夏の風物詩です。たっぷりといただいて、きたるべく夏を迎え討ちたいと思います。 

食生活アドバイザー  間島万梨子 

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