某月某日 “異常事態はいつまで続くの?”の巻き
相変わらず、いったん外に出ればマスクマスクの世界だけれど、特別なお祭りやイベント、ステージなどの中止を除けば、ほぼ日常に戻っているような気もするのよね。観光地は結構、人が集まってるし、旅館・ホテルも観光地のそれは客足もだいぶん戻ってるみたい。訪日観光客専用化していたホテルは、すでに閉店したか、クローズ状態のままで、元に戻るのにはまだまだ時間がかかりそうね。でもやはりすごい変化が出てるのと思うのは、航空会社系小冊子の巻末に、いつも出ていた海外旅行の案内が皆無状態のまま、ということ。一カ月に一回、送られてくる小冊子は、カラフルで美しい外国の景色やら美食の紹介やらで目の保養になってるし、何より海外旅行の案内を見るのが楽しみだったわ。ふんふん、なるほど、こういうスケジュールで回るのね、とか、このツアーはいつか行ってみたいな、などと想像を膨らませて見てたのが、なあんにも無くなっちゃった。海外観光旅行がほぼ世界中で全滅したっていうのは、第二次世界大戦以来のことではないかしら。そのころ生きてたわけではないけれど(ホントよ!)、必要不可欠なビジネス往来を除いて、ほぼ全世界が自国に閉じこもってしまったなんて、いまだに信じられないわ。海外旅行なんて、もう何年も行って無いけど、何だか、寂しくて鬱になりそう。
で、気を取りなおして、近隣をウロウロする毎日ざんす。冬が来る前のしのぎやすい季節なので、外の空気に触れるのもうれしいわ。幸いというか、馴染の飲食店で閉店したところは無いし、客足もまずまずだし、日本では皆、コロナ禍にも慣れてきた、っていう感じ。でも寒さ厳しくなれば、どっと感染者数が増えるかも、ていう恐れはあるのよね。だから、マスクは外せないし、店のシールドも日常化してるし、頻繁に手を消毒するし。結果として、今年は他の病気の感染者数が例年と比べて、極端に少ないらしい。衛生管理に気を付けて、人との接触も少なければ、病気の感染も減るんだね!当たり前のことだけれど、これも寂しいことだと思うわ。グローバル化のもとで、世界中の人々が自由に行き来していたのが、まるで幻だったかのよう。欧米や南米は、まだまだ厳しい状況で、あちらこちらで大都市が封鎖状態になってるし。いつになったらコロナ禍から、全世界が抜け出せるのか、全く予測がつかないわ。分からないことは考えても仕方が無いから、これまでどおり、マスクを手放さず、手洗い励行でいくしかないってことかしら。クシュン。 ・・・・続く。