某月某日 “トイレ力は選ぶ基準になるわ”の巻き
大阪ミナミは、相変わらず外国人観光客であふれております。エリアゾーンが比較的狭いので、余計に賑わい感があるのよね。道が碁盤上になっていて、キタのような広場が無いから、人の流れが同じ方向にずっと続くので、まるで遠足か、難民(幸いなことに経験無いけど)の雰囲気よ。ま、いいけどね!特に心斎橋近辺は人の頭しか見えん。
でもこの界隈は、一歩路地に入ればなかなか粋で、外国人もいらっしゃらない店も多くて、しかも駅からメチャ近い(これはすごいポイント。皆、歩くの嫌がる。超わがままで難儀するわ)店が結構あるのよ。どこもレベルの高い和食なものだから、会合でもどこにしようか、迷ってしまう。そういうときにトイレ力が物を言うのです。どうだ!って感じでね。例えばA店とB店の場合ね。歩いて1分程度の至近距離にあって、規模はA店が50席、B店が25席ってとこかな。倍近いけど、A店が20席ほどの宴会スペースを別に持っているだけで、カウンターとテーブル席の雰囲気は良く似ています。ただトイレが全くと言っていいほど違うのよね。B店は男女兼用のトイレが一か所だけ。勿論清潔で洋式なんだけれど、いっぱいこっぱい飲んだ奴ら(お客様ネ)が、入れ替わり立ち代わりトイレに入るので、スキを見てパッと入らねばならない。結構、緊張する。かたやA店は男女別で、しかもそれぞれに二つの個室があるので空いていないときはまず無いわ。その個室も広くてきれいで、洗面スペース付き。リラックスするわあ。パーフェクト!ということで、どちらも美味しい店なんだけど、二度目があるのはA店で決まり。
以前、個性的なイタリア料理を出す店に行ったことがあるけど、そこのトイレは和式でかつ狭く、水の出も悪かった。食べた料理は忘れたけど、トイレのこと忘れん。もち、二度と行かない。ほんと、トイレにはお金とスペースをかけてください。必ず、売り上げに反映しますから。 2018年12月14日・・続く