某月某日 “肉を食べるなら、やはり部位を選びたい”の巻き
台風がこれでもかって日本を襲ってくるので、もういい加減、嫌になったわ。嫌なのは当たり前なんで、うんざり、という言葉がぴったりかな。おかげで、大好物の秋の味覚が、被害を被るではありませんか。梨や葡萄、冬ミカンも果樹農園が大変らしい。せっかく一生懸命、手入れをしてきた果樹園などが、台風被害で望ましい収穫に至らなかったら、本当に怒るよ!でも、ワタシなどが台風に怒っても、全く堪えないだろうし。どうすればいいんじゃろ。
気を取り直して、お肉でもがっつりと食べたいと、ランチ時に肉専門店に行ってきたわ。ふうん、グラム数で注文するのね。公明正大というか、分かりやすいけど、最低が200gからってのは、乙女、もとい女性には、ちときついかな。150gからってのが、ありがたいわ。で、200gのリブステーキをオーダ-。熱々の鉄板で供されるから、ここは絶対にレアで頼むことね。ウエルダンなぞ頼んだら、みるみるうちに炭になっちまう。ミディアムレアでも危険。やっぱりレアね。頼んだ、お得ランチのリブステーキは、四分の一は、食べられない部位だったわ。脂身と筋ばかりでね。やっぱ、こういう店では、サーロインかフィレを頼むのが正解。ちと値は張るけど、まともに食べられる。
そうなんです。お肉を食べるときは、ある程度思い切った値段を出さないと、無駄な出費になるってこと。でも、お肉って、なんでこんなに美味しいんだろうって、ライオン様を尊敬したくなるわ。日本人が牛肉を食べだしたのは、そこそこ150年前あたりからで、ライオン様の足元にも及ばない。ま、生肉はノーサンキューだけど、彼らにすれば、血の滴る生肉がたまらないんだろうな。と、あほなことを考えて、次は、絶対にフィレ肉を頼もうと固く、決心したのでした。そう、肉を食べるときは、思い切って、いい部位を頼むこと。でないと、ゴムか草履を食べてる感じになるのよね。皆さま、好き嫌いはあるだろうけど、ワタシは柔らかいのが好きなんだもん。