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食文化の豆知識208 食文化の現状187(実りの秋はいつ)

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食文化の豆知識208 食文化の現状187(実りの秋はいつ?) 

こう暑い日が続くと、買い物に行くのも億劫になりますが、かといって籠城?するわけにもいかず、なるだけささっと買い物を済ませる日々ですが、スーパーに行っても、ちっとも胸が躍りません。どの野菜・果物も総じて値あがりしているうえに、実りの秋をちっとも感じられないからです。ぶどう?相変わらず高値推移ですし、梨も驚く価格。みかんは見るだけ。唯一、リンゴの新種が出始めました!涼しい地ではもう秋の品種が収穫され始めているのかと、うれしくなりました。早速ゲット。甘みも十分です。お値段も手ごろ。うれしい限りです。晴れの日が続くと農作物に影響があるのではと心配していましたが、ほっとする気分です。今は品不足のお米も、新米が順調に収穫されそうで、まずは一安心といったところでしょうか。 

それにしても、何故こんなに野菜・果物が高いのでしょうか。これだけは外国のマルシェがウラヤマシイ。ヨーロッパでも、勿論アジアでもこんもりと盛られた野菜や果物が、大きさは均一ではないけれど、重さ単位で潤沢に売られている。観光で訪問した日本人が、トマトひとつを取って、「これください」と言ったら、店の人からの「あげるから持っていきな」という感じのジェスチャーが。現地ではひとつを買う客なんていないのでしょう。余程貧乏に思われたのかもしれません。ま、日本は丁寧というか、みみっちいというか、値段が高いというか、それらすべてが合わさって、家計を苦しめています。零細農家が多いので、安い価格では立ち行かないのかもしれません。やはり、農業の大規模化は必至です。となるとすぐに零細農家を見捨てるのか、の非難の声が出そうですが、一体、いつになったら、儲かる農業へ、効率の良い規模の確保ができるのでしょう。気温が落ち着いて、実りの秋が豊富に出回り始めるのを期待しています。 

  1.   食生活アドバイザー   間島万梨子 
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顧客満足の複雑さ189(国際大会の特殊性)

      顧客満足の複雑さ189「国際大会の特殊性」 

何かと問題?の多かったパリオリンピックだったが、何よりテロを防いだという、この一点では褒められてよい。開催前の鉄道事故が、パリの対テロ姿勢を強化させたのだろうか。期間中、体調不良や窃盗に見舞われた選手は気の毒だったが、全員無事に帰国できたのは喜ばしいことだ。しかも金メダル20個を獲得して。自国開催大会を除いての最高のメダル数は、フランスでの開催という、決して好環境とはいえない条件下で、よく頑張ったものだと思う。今回のオリンピックでは、フランスの印象低下を嘆く向きもあったようだが、むしろ素のフランス色がはっきりとわかりやすく表れた大会だったといえるだろう。その点では大成功に違いない。パラリンピックもつつがなく終えてほしい。 

国際大会での競技は、勿論、各国が競うわけだが、日ごろ愛国心など歯牙にもかけないメディアも、目の色を変えて熱を入れての報道になるのが、面白い。これは悪いことではない。たまたまスポーツ競技の争いであって、国同士の究極の争いが戦争なのだ。平和の祭典オリンピックも過去度たび、戦争の影響を受けてきた。いまも勿論、局地戦の影響はあるものの無事に終えた背景には、どのような努力が積み重ねられたのかと敬意を表したい。ただ益々増加する多民族化には多少の違和感もある。良い悪いではなく、国の独自性が徐々に薄れていく。日本でも多様化が進んでいるが、欧米のそれは想像を超えている。特に陸上、バスケ、柔道などは、まさに一国における顕著な民族多様性をみるようだ。フランスはその代表格といってもよいだろう。ただし、観客席は従来のフランス人で多くを占められているところが、またこの国の特殊性を表しており、なかなかに興味深いものを見せてもらった感がする。                                 

さて、2025年の大阪国際万国博覧会もあと1年に迫った。これも立派な国際大会である。しかもオリンピックは都市主催だが、万博は国主催なのだ。大阪万博は2018年、博覧会国際事務局総会で開催決定した。時の経済産業相は政界の実力者世耕弘成氏、総理大臣は安倍晋三氏だ。そして大阪府知事は松井一郎氏。55年ぶりとなる大阪での博覧会開催決定は大きな喜びをもって迎えられた。が、しかし、コロナの影響やウクライナ戦争等によって世界情勢は大きく変化したのに加え、資材や人件費の高騰が追い打ちをかける。主に財界で構成される万博協会と、実働部隊の大阪府市との調整もなかなかにスムーズにはいかないようだ。政府の力も弱くなった。様々な万博の不備をあおるメディアの批判の矢面に立たされる大阪府市はご苦労なことだと思う。ま、これもなるようになるものだ。全く無責任このうえなくて申し訳ないのだが、あのフランス・パリでも何とかオリンピックを開催できたのだ。大阪府市と財界の力を結集できれば、できないことはない。まずは、万博協会が示した紙チケットの厳しい除外日ルール案が撤回され、大阪府市が主張する自由に入場できる案が採用されれば、やはり万博には行ってみたいと思うのだが、どうなることか。                          2024年9月1日 間島

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食文化の豆知識207 食文化の現状186(お腹には気を付けて)

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食文化の豆知識207 食文化の現状186(お腹には気を付けて) 

記憶する限りにおいて、もっとも暑い夏です。連日36度。昨日は39度!でした。ピークでしょうか。ピークであってほしいです。この夏は近所から子供の声も聞かれません。外で遊ぶと危険ですものね。くわばらくわばら。体力を保ってこの時期を乗り切りたいものです。 

やはりこう暑いと、冷たいものに手が出ます。昼食は冷麺や冷やしそうめんが美味しい。デザートにアイスが欲しくなります。でも、おなかの冷えにはご注意。いくら温度が高くても冷たいものの食べすぎ・飲みすぎは要注意です。それと食中毒にも気を付けねば、と、なかなか大変な時期です。これが真冬なら着こんで暖かくして鍋を囲むと、汗ばむほどにぽかぽかになって、幸せ度がアップするのですが。夏はそうもいきません。食中毒も怖い。食中毒は年間を通じて発生しますが、やはり暑い季節に多発します。

 食中毒を予防するには、当たり前のことが大切です。菌をつけない。菌を増やさない。菌をやつける。この3原則が昔から不変です。菌をつけない、は衛生管理。菌を増やさない、はすぐに食べる、早く冷蔵庫に入れる。菌をやつける、は十分過熱する、ということでしょうか。熱に強い菌もいるのはやっかいですが、それには増やさないこと、すぐに食べる、ことで防止できます。暑いと動くのも億劫になります。無理をせず健康で、秋を迎えたいものですね。 

             食生活アドバイザー   間島万梨子 

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【その207】某月某日「久々の大ハズレ 」の巻き

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   OL N子の勝手リサーチ 207 “久々の大ハズレ”の巻き

このところ、食事会で訪問する飲食店は総じて満足度が高かった店がほとんどで、今回も期待してたけど、とんでもないペケポン店だったわ。いやはや世話役として、申し訳なさで一杯。隠れてしまいたかったわ。一体、どんな店だったのかって?思い出すのもイヤだけど、思い出しましょうかね。選んだ理由はこのくそ暑い時期、主要駅から近くて、席数もほどほどで、まずまず評価が安定している和食だったからなのよね。美味しかった、ってメッセージも結構あったし。ほんま、どんな舌しとんねん!って、言いたいわ。

まず入店時に妙な臭いがしたこと。案内されたのは半個室でそれはいいんだけれど、天井の照明がやけにピンポイントで目にめちゃまぶしい。調整できないみたいだった。目がつぶれますがな。5名各自の集合で、当然5分前後の時差は出るわけで、この時期早く生ビールを飲みたいよね!で、先に着いた3人が注文したところ、オソロシしそうな女性スタッフが“これからがスタートということでいいんですね“と。はあ?一体なんのことで?と思ったわ。そうか、フリードリンクを頼んでたので、今からスタート、ということなのね。でもさ2,3分のことだよ?で、申し上げましたわ。「そんな学校じゃあるまいし、頭の固いことで」冗談は通じなかったみたいね。めげずに無視しましたわ。

肝心の料理が、チープこの上ないのにはまいったわ。まず盛り付けがペケ。中身も貧相。味もよくない。枝豆も冷凍丸わかり。こんな料理は珍しいと思いましたぞ。一人6千円だよ。暑い時期、生ビールやハイボールはたっぷりと飲みたいのでフリードリンクを頼みましたけど、6千円って、そんなに安くはないよね。今までの店なら、満足できる料理を出してくれたよ。もう途中から、皆、料理にはあまり手をつけず、ひたすら飲みまくりましたわ。ビールは嘘つかないからね。それと地酒もね。皆、ごめんよ。ほんと私のせいざんす。ぐすっ。優しい女性が“良かったよ。たっぷり飲めて”と言ってくれたけど、ほんとめげました。こんなハズレもあるんだと、妙に感心感激しましたわ。店名?思い出したくもない。はい、今日は恨み節でした。次はがんばるからね!!

 ・・・・続く。

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顧客満足の複雑さ188(国内旅行需要の拡大への努力が必至)

  顧客満足の複雑さ188「国内旅行需要の拡大への努力が必至」

コロナ禍を経て、日本を訪れる外国人観光客数が好調に推移しているようだが、旅行消費額は断然に日本人の国内旅行消費額が上回る。その額、令和5年で21兆9千億円で、インバウンド消費の5兆3千億のざっと4倍以上だ。一人分需要額はインバウンドが勝るだろうが、まさに国内需要こそが、宝の山なのだということを改めて業界も政府・行政も認識してほしい。そして国内需要は、周辺に及ぼす様々なストレス?なく、まだまだ伸びるはずだ。そこが、どの国とは言わないが、外国人観光客が落とすお金が国の収入の大きな柱となっている国との違いで、適切な対策・方法で国内需要は増えて、経済に寄与するだろう。大都市や観光地では、外国人客をターゲットとした高級ホテルの新規開業が加速しているが、果たして望ましい稼働率が確保できるのか、これからの課題となる。キャラクターや派手なジャパネスク様式を導入したコンセプトルームは一時の話題を集めても、ホテル自体の値打ち度を高めはしない。格式あるホテルは、人が要となる。洗練された、それでいてフレンドリーな接客ができる人材確保こそが今後の急務となるのは目に見えている。 

内需拡大に寄与する国内旅行需要を高めるための策は色々ある。まずは現役勤労者への取り組みのためには、休日の見直し・整理と、休暇の取り方の大変換が求められる。需要の拡散化だ。今は国が決めた休日の元で需要が集中するがゆえに、アンバランスな価格体制と不安定なサービス体制が、供給側の質そのものの値打ちを落としている。1年365日、ほぼ安定した価格こそが安定した内需を拡大できるというものだ。それにより宿泊施設そのものの力の底上げになるし、優れた施設がより活性化するだろう。いわゆる、ぼったくり価格が消滅する。一部政治家の強権により一度出来上がってしまった休日体制を転換できるかどうか、はなはだ心もとないが、安易に作りすぎた休日の見直しは急務だと思う。公的休日は元旦三が日のほかは日曜日だけでよく、年間休日数を法的に義務付け、自由に選択してもらうのだ。国はなるだけ国民の生活シーンに介入しないほうがよい。その方がうまくいく。 

一方で、休日にあまり影響されない高齢者へのニーズに応えることも勿論望まれる。施設そのもの見直しと新しいツアーの開拓だ。少子高齢化が加速する中、益々増えていく高齢者層の需要を喚起できれば安定した消費が見込める。施設内で段差を無くすといった基本的な対応から、より快適で時代に即したデザイン力が求められる。コンパクトで衛生的なベッドゾーンの設置は今後の急務であり、和風の部屋にあってなお、椅子・テーブル式の用意があれば、全世代に通じるリラックス度基準の向上となるだろう。和風文化を保ちつつ体に優しい空間の提供が望まれる。またツアーそのものの発掘もまだまだ発展途上だ。高齢者の体力に合わせた内容は多岐にわたる。家族で参加できるのか、車いす参加が可能なのか、見て回るだけのツアーではなく一点重視型なのか。ただ、ゆとりのあるスケジュールであればそれでよし、では無い。魅力の提供に知恵を巡らせてこそ、内需拡大の未来はある。

                  2024年 8月1日  間島   

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食文化の豆知識206 食文化の現状185(情報も果物も百花繚乱)

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食文化の豆知識206 食文化の現状185(情報も果物も百花繚乱)

 もうすぐ梅雨明けでしょうか。今年の梅雨が雨量的に激しいのかどうかわかりませんが、やはり各地で大雨被害が発生しているようです。長く降り続く豪雨はまさに恐怖です。治水力を超えて土地を緩ませ、土砂災害を引き起こす。やはり地形的にみて、勾配の大きい地所は平地と比べて危険度が増します。何十年も無事にすごしてきたのに、突如土砂崩れに遭ってしまうのが、恐ろしいところです。毎年のように災害が起こっているようなところに、人は住みません。呆然として立ち尽くす人が口を揃えて言われるのが“長いこと住んでいて、こんなことは初めてだ“という驚きの言葉です。やはり大雨が続いているときには、いち早く避難するほかはないのでしょう。言うは易しですが・・。 

SNSなどで、世界の災害画面が出ています。日本のレベルをはるかに超えた大災害に愕然としますが、日本のテレビでは流れない。フェイクなのでしょうか。特に中国などの災害はテレビで報道しません。何故SNSで流されるのでしょう?このシステムというか情報のキャッチ方法、情報元の成否など、わからないことばかりです。多分、日本の情報も、世界では正確に流れることは少ない?のかもしれません。それほど、フェイクや創作画面が多く、その真贋を見極めることは至難の技です。ここは落ち着いて見極めることが望まれます。ただ、ひとつの映像として眺めるだけなら、それなりの存在価値はあるのかもしれませんが。 

さて、いよいよ夏の味覚の登場です。季節早取りが多くなったとはいえ、やはり旬を迎えると価格も求めやすくなります。枝豆も随分と美味しくなりました。おナスやきゅうりも最盛期を迎えています。どちらも辛子漬けにしていただいています。とっても簡単。小口切りにして、醤油、辛子、みりんで混ぜ込むだけ。刺激的な風味が欲しい時は辛子の量を増やせばOK。夏の風物詩です。果物も、にぎやかになりましたが、高い。それだけ手がかかるということなのでしょう。何も高級品だけでなく、求めやすい果物、昔の素朴な果物も作れば需要はあるでしょうに。果物は特に贅沢品になってしまったような気がします。早く,柿さん、出てきてください。

食生活アドバイザー 間島万梨子

 

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【その206】某月某日「小さな気遣いがうれしい 」の巻き

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OL N子の勝手リサーチ 206 “小さな気遣いがうれしい”の巻き

久しぶりに、街のフレンチレストランに行ったんだけど、一口にフレンチといっても、多種多様なのね。そこはカジュアルフレンチと銘打ったビストロで、雰囲気もお値段もカジュアル。週末とあって、20席くらいのこじんまりとした店が満席の大にぎわい。今回は妙齢の女性客が多く、男性の大声馬鹿笑い声が聞こえてこず、よかったわぁ。何か、以前は女性客の嬌声のほうが気になることが多かったような気がするけど、最近は続けて男性の大声にあたることが本当に多い。基本的に、男性の声のほうがデカいのよね。それが大声を出すものだから、ウルサイったらありゃしない。グチになるけど、テレビの馬鹿笑いを真似しちゃいけませんぜ、若い衆。アタマ悪くみえるからオダマリ!知的な男性は抑制のきいた話し方をするもんです。

その店では気分よく食事ができたわ。コース料理で事前調査の料理写真から、大皿料理スタイルと思ってたんだけれど、メリハリが効いた構成だった。まず前菜盛り合わせは、ひとりずつの皿に綺麗に盛られていたし、そのあとの料理も食べやすいように、人数分けした盛り方で、気持ちよかったわ。最近はちょっとしたイタリアンや中華でも人数分の大皿盛りスタイルが結構多く、どうしても世話役が一人、忙しい思いをすることになるのよね。でも今回の店のように、大皿でもきちんとシェアされて盛られていれば、各自でとりわけやすい。ほんと、ちょっとした気遣いだわ。ご夫婦で営んでいるらしく、黙々とカウンター内の厨房で働いているご主人とフロア担当の奥さんのコンビ力がGood。おかげさまで気分よく食事ができましたわ。サンキュー。

 ・・・・続く。

 

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顧客満足の複雑さ187(理解不明のこと多し)       )

      顧客満足の複雑さ187「理解不明のこと多し」

 メディアは、マイナンバーカードが、いたくお嫌いのようだ。言葉を変えれば、憎んでいるようにもみえる。確かに、トラブルが続いているが、国民の70%がすでに申告取得したらしい。メディアが取り上げるのは、不平不満の声ばかりなので、まだ半分も取得率はいってないだろうと思っていたのだが、70%とは驚いた。近いうちに90%には達するにちがいない。当方は3年以上前に取得した。運転免許を持っていないので、顔写真付き身分証明カードとして、重宝している。 

メディアが取り上げるカードへの攻撃材料としては、行政での手続きの不備、情報の漏洩などがあり、次にマイナンバーカードによる保険証機能一本化の医療現場での混乱、それと個人情報などのプライバシーが守れないと危惧する一般人の不安だ。まず行政の不備は、そもそも日本の自治体行政のデジタル処理能力自体が低いことが大きい。各役場に行けばわかる。仕事をしているスタッフは半分程度以下で、まるで職業救済所かのように見えることがある。AI化、デジタル化を促進すれば3分の1程度の人間で回せるだろう。そして医療現場だ。医療現場もデジタル化が進んでいない。大病院などは以前と比べて機械化やオンライン化が進み、受付から診察、清算の行程はかなりスムーズな流れになったが、小中規模の病院の段取りの悪さ、業務の流れの非効率性は改善されてはいない。医療現場は、顧客あってのビジネスという意識より、神のなせる技意識なのだ。その点、街の開業医のほうが使いやすいが、医療の限界がある。今回のマイナンバーカードの保険証一体化も時間はかかるがいずれは定着するだろう。メディアがあおる一般人の不安は理解しがたい。プライバシーというが、日本人なら出生の時点で生年月日、性別を届ける。カードによってほかのどのようなプライバシーがおかされるというのだろうか。多分、銀行口座の情報はいずれインプット要となるだろうが、現存の通帳情報が明らかになるのが嫌ならば、新たな銀行で口座を開設すればよいのだ。同銀行での普通預金口座複数開設は禁止されたが、他銀行や郵便局なら新口座開設は可能だ。個人の財産状況は早晩、国や行政が把握しようとする時代はくるだろうが、そうは簡単なことではない。マイナンバーカードを浸透させたい理由を想像するに、様々な身分偽証の回避ではないかと思うのだが、健康保険証の使いまわしは正確なデータがあるわけでもなく、偽造パスポートの把握は令和5年で5件だったらしい。ならばマイナンバーカードの浸透の真の狙いは何なのだろう。いつか分かるときがくるかもしれない。それをメディアは恐れているのだろうか? 

余談だが、大谷選手所属のドジャース球団が、日本の日本テレビとフジテレビを、大谷選手の新居の過熱報道で出入り禁止処分にしたと、ネットで大きく載ったが、各新聞やテレビではそのことは一切報道されていない。一体、事実はどうなのか。これも不可解で気味悪い。

2024年 7月1日  間島   

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食文化の豆知識205 食文化の現状184(自給は楽しい)

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食文化の豆知識205 食文化の現状184(自給は楽しい) 

近畿東海も梅雨入りです。毎年のことながら、天気予報とにらめっこ状態が続きます。恵みの雨となってほしいですが、災害級の豪雨に襲われるのも覚悟しなければならないようで、気象庁のみならず、この時期、総国民?一喜一憂状態です。梅雨が無い北海道がウラヤマシイですが、大好きな北海道とて、晴天が続くわけでもなく、5月に訪れたときには荒れ模様で、一部観光が中止になったり、9月の訪問時にも雨天が続き、肝心の高原散歩もできず、がっかりしたことを思いだしました。北海道は余りある魅力を備えていますが、本当に、天候は思い通りにはなりません。

 庭の梅の木に、今年は多くの実がなりました。まさに梅の雨。梅ジャム作りを思い立ちました。ネットで作り方をご教授いただき、酸っぱさもほどほどの、我ながら上出来の梅ジャムが完成しました。しばらくはヨーグルトの友として喜んでいただきます。梅の実からは、かつて二度ほど梅酒を作りましたが、梅ジャムははじめてです。食料自給率には何の貢献もできませんが、やはり自分で作った、完全無添加ジャムはうれしい。 

日本の食料自給率は先進国の中でも際立って低く、何か有事があればどうなるのだろう、という危惧は常にありますが、ある本で、その時には日本全国のゴルフ場をイモ畑にする、という記事を読んで、笑ってしまいました。なるほどなるほど。すぐにそんなことが可能かどうかわかりませんが、発想としては悪くない。米は水田がなければ簡単に作れないけれど、じゃがいもは土に植え付けをして、100日後に収穫できるとか。有事の際には、寿司やおにぎりは我慢して、ポテトフライとじゃがバタ、ポテトサラダをいただければ、国民は飢えずに済む?じゃがいもは大好きですが、そんな日の来ないことを祈ります。 

食生活アドバイザー 間島万梨子

 

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【その205】某月某日「いろいろなお客様がいます 」の巻き

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OL N子の勝手リサーチ 205 “いろいろなお客様がいます”の巻き

この前、久しぶりに若者の街とやらに、足を踏み入れたんだけど、いやはやにぎやかなことと言ったら“皆、元気だねぇ”と褒めてあげたかったわ。最近は静かなビジネス街の飲食店に行く機会が多かったので、パワフルというか、熱気というか、まるでサルの運動会というか、(失礼!差別じゃ)、感心しましたわ。といっても、静かさを期待して訪問したそれなりの客単価のビジネス街飲食店で、バカ笑い大声を何度か経験しているので、それほどの違和感はなかった。日本が年令、男女を問わず、騒がしくなったということかも。外国人観光客が、日本は静か、と驚いているSNSを観るけど、ほんまかいなと思うわけ。外国では、どれほどウルサイんじゃと。皆、耳が遠いのかもしれん。(差別じゃ!)

最近、公の場での発言って大変よね。恣意的に切り取られ、差別じゃ!って非難されることが多いような気がするわ。ま、ワタクシなどが何を言っても、バカだな、で終わるけど、それなりの立場の人の発言は、今や、ダンボ耳からは逃れられないよね。だから、というか、面白いブラックユーモアを公的に聞ける機会はめったになくなったわ。昔を懐かしむわけではないけれど、アクというか、個性というか、人間味というか、そういう魅力は歓迎されなくなったのかな。おしなべて、優等生的受け答え、優等生的発言、体がかゆくなる正しいお言葉、お発言しか聞けなくなって、オモロなくなった。失礼!。

気を取り直して、先の若者の街・飲食店なんだけど、途中、中近東系の人たちのグループが入ってきたのよね。ということは、ハラル食を用意しているってことよね?エライ!最近はイスラム圏からの観光客も増えていると聞くけど、その人たちが安心して入れる飲食店は多くはない、らしい。なので、ハラル食が食べられる店の情報は同胞内で共有されているのよね。牛でも豚でも鶏でも魚でも何でも食べる民族が、逆に少数派になる時代がくるかも。きゃっ、今のうちに何でも食べておこう!

 ・・・・続く。

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