某月某日 “地味でも継続が大切・・”の巻き
また、無くなりました。お金が無くなったのかって?ノンノン。元から無いのを“無くなった“とは言いません!近場のレストランが無くなりました。その地は今まで、ラーメン店→イタリアン→とんかつ店→洋食店と、節操の無い変遷を遂げ、洋食店でやっと落ち着いたかなと一同、とてもとても喜んでおりましたのに、このほどクローズした模様。吃驚したわ。というのはその洋食店は全国展開している人気チェーン店で、見るからにシステムがきっちりしているので、今度は続くだろうと思ってたのよね。結局5年ほどの寿命でしたわ。月一は行ってたけど、週一で行ってあげればよかったかな。って、そんなレベルの問題では無かったんでしょうよ!ホント、ガックリきたわ。
ま、根本的に客数不足だったのは分かります。これって全国の郊外共通の宿命かも。人口は着実に減ってきてるし、これからも増える見込みが無いものね。その洋食店のマーケティングの読み力不足だったんだろうな。いつ行っても、そこそこ客は入っていたけど、従業員も多かったし、店規模も大きかったので利益を出すのは難しかった、ということですね。次はどんな店が入るのかな。ずっとテナント募集のままの可能性もあるだろうな。この世界もキビシイ。
で、結局、この辺境?な地にあっては、家族経営で地味にやっているところだけが、生き残っているのよね。お洒落でもないし、それほど美味でもないけど、何十年と営業している店の共通点は、家族経営という一点ですわ。おばあちゃんがレジ担当、お父さんと息子さんが厨房、お母さんとお姉さんがフロアを仕切るというスタイルね。人件費が固定化せずに、その都度、売り上げに準じて融通が利くのは、やはり家族経営ならではなのでしょう。先の洋食店はFCだった可能性が高いと思う。人件費は要るわ、本部へのロイヤリテイは要るわで、苦しい経営だったのね。グスン。こうなると、地味な家族経営でも、継続してくれるのが一番ね。おばあちゃん、頑張って。
2016年9月5日・・・続く